自立援助ホーム あらんの家 
    

自立援助ホームとは

 自立援助ホームとは、義務教育を終えた15歳から20歳未満の子どものうち、児童養護施設等を退所したものの帰る場所がない、虐待や貧困等家庭の事情で自立が困難など安心して生活できる場所のない子どもたちが、働きながら自立に向けて共同生活する場です。

 自立援助ホームは、中学卒業や高校中退の後、就労のため児童養護施設を出た子どもたちのほか、児童自立支援施設からの退所者など、安心して生活できる家庭がない青少年が入所します。児童福祉施設は18歳になると原則として退所しなければならないため、高校を卒業しても就職できなかったり、家庭に戻れない青少年の就労と自立も支えます。

 従来より児童虐待・いじめ・学級崩壊・少年犯罪などの子どもに関する問題が社会的関心を呼んでいましたが、近年はこれに加え、日本における子どもの貧困率が他の先進国よりも高い「レベルにあるという子どもの貧困の事実が指摘され、現代社会がいかに子どもたちにとって生きにくい時代であるかが明らかになっています。

 このような中、家庭に問題を抱え安心して生活できない子ども、児童養護施設等を出たものの直ちに社会に適合できない子ども、少年犯罪を犯し引き受ける家庭がないために少年院に送致される子ども、このような子どもたちの自立を支援するため、全国にある自立援助ホームや子どものシェルターが重要な役割を担っています。

 児童養護施設等を退所してすぐには行き場の見つからない若者や、家庭の崩壊や虐待等で居場所のない子どもたちの“第二の家庭”として、暖かい、しかし厳しさも備えた、青少年の自立を支援する施設として、「あらんの家」は古都奈良の町で、元気に産声をあげたのです。



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