リンパドレナージュとは、リンパ液の循環を促す手助けをし、老廃物などの運搬や排泄をスムーズに行う事で、 恒常性の維持や免疫機能の向上、自己治癒力の増強などと言った様々なからだの機能を高める療法です。
その中でも、ボッター式マニュアルリンパドレナージュ（MLD)は、１９３０年代にエミール・ボッター夫妻により開発され、現在にまで伝承されているリンパドレナージュの元祖とされている手技療法です。
１９７４年には、ボッター式マニュアルリンパドレナージュの科学的機序と効果が理解され、ドイツの健康保険でも適応になりました。
この手技療法はオイルやパウダーを使用しませんので、敏感肌の方や精油やキャリアオイル等にアレルギーをお持ちの方でも安心して受けていただけます。
１番の特徴は、他のマッサージや類似行為と違い、非常に繊細な手技により皮膚のみを動かすことで、動脈の血行を促進させずにリンパの流れだけを促進させる点です。
動脈の血行を促進すると、組織への水分濾過を増大させてしまい、浮腫みが起こりやすくなります。
しかし、この手技療法では、特殊な手技で表在リンパ管を主に刺激しリンパ管への吸収と輸送能力のみを 高めます。これにより、効率的に様々な不調に作用し、症状緩和に役立ちます。
多くの身体症状に効果を表す手技療法ですので、詳細は個別にお問い合わせください。
状況によっては、施術できない場合もあります。
・リラックス効果
・免疫増進（感染予防）
・怪我の治癒と鎮痛
・慢性炎症
・脳の浮腫（頭痛、メニエール病など）
・ニキビや吹き出物
・慢性湿疹
・妊娠線予防
・便秘