2ヶ月目(3月10日〜4月9日)

 はじめて、泉北に遊びに行きました。お昼前から夕方まで。
車のなかでは暖かかったせいか、よく寝ていて、ニコニコと機嫌良くしていました。
1号はまだまだ寝てるだけ。桝田さんが遊びに来てくれて、その時だけはしっかりと目を覚ましてした。
 そろそろ腕が重くなってきたので、お風呂にいっしょに入ってみました。ぱぱと一緒に入ったけど、ちょっとびっくりしたみたい。
でもすっごく気持ちよさそうで、これからお風呂にすることにしました。
 お湯に入ってる間はふわふわと気持ちいいのに出ちゃうと寒いのか、ふわふわがなくなるからか、湯船から出ると泣き出してしまいます。
お風呂が好きなのはとってもいいことやけど。
 ずっと退屈でちょっと早かったけど、市でやってる「離乳食調理実習」というのに行ってみました。
 広報で案内を見て、健康課に申込をして。まだまだおっぱい、ミルク以外はお茶しか飲んでなかったけど、そろそろ果汁をのませてみようかな、と。
 駅前のセラビーで、ママ達は調理室、赤ちゃんは下の広い部屋にまとめて寝かされて、実習をしました。
 市役所健康課の保健婦さん達とパートのおばちゃん達が赤ちゃんを見ていて、その間にママ達が説明を受け、実習します。
出席してたのは、大体2ヶ月半から5ヶ月くらいまでの赤ちゃんのお母さん達、25人くらい。5人くらいずつのグループに分かれて、レバーを使ったり、和風だしを使ったり、結構手作りの調理実習でした(当たり前やけど)。

 私はあんがい簡単に考えてたけど、神経質なお母さんはきっちりやるみたいで、道具の消毒とかすごく真剣でちょっと圧倒されてしまった。
 ま、赤ちゃんが大きくなってきたらそういうのも気にならなくなるかもしれないけど、あんまり神経質になってもねぇと思ってしまいました。
 
 3月25日夜、疋田さんの定年送別会で大阪に出るので、実家にはじめて1号を預けて出かけました。だいじょうぶかなってすごく心配だったけど。勝手が違ったのでやっぱり結構泣いてたそうです。
 久しぶりにミルクを飲んだせいか、夜中にたくさん吐いてしまって。次の朝もおっぱいを吐いちゃったのでびっくりしたけど、本人はケロリン。ちょっと飲みすぎただけかしらね。うつぶせにして寝かせるとぐーんと首もあげるようになってきて、すっかり首がすわったよう。ぱぱにたかいたかいをしてもらうときゃっきゃっ喜んでます。


□■離乳食とは(メニュー・ベビーフードについては2人目育児日記(5ヶ月)参照のこと)
赤ちゃんが発達するにつれて、母乳やミルクから幼児食へと移行していくことを離乳といいます。その時期の食事を離乳食といい、母乳やミルクを吸うことから、食べ物を自分で噛み砕いてつぶし飲み込むという「食べる」ことを学ぶ手助けをすることです。

■離乳食の段階
 離乳食には月齢に応じて段階があります。遅くてもあせらずに必ず段階を踏んで進めていくことが大事です。

◇◆準備期 1〜4ヶ月 1日1回 果汁、お茶、野菜スープなど
母乳やミルク以外の味に慣れる時期。スプーンで飲ませる。
授乳の間で、お風呂上りや日光浴の後などは飲みやすい。
◇◆ゴックン期
(初期)
5、6ヶ月 1回食 濃い目のポタージュからペースト状のもの
そのまま飲み込めるドロドロのものを1日1回、できれば午前中に。
最初は1品を1口ずつ。1品を3さじくらい食べられるようになったら2品め。それを3さじくら食べられるようになったら3品めというように少しづつ増やしていく。
つぶしがゆ、野菜(かぼちゃ、じゃがいも、ほうれんそうなど)のペースト。
コメ、野菜が一通り終わったら、豆腐(大豆製品)、魚(白身)、たまご(卵黄のみから)というふうに、1種類ずつ種類を加える。
◇◆モグモグ期
(中期)
7、8ヶ月 2回食 とうふ、茶碗むし程度から卵焼きの固さ
舌でつぶして食べられるものを1日2回(午前の授乳の間、午後の授乳の間または夕方くらいの時間に)程度。
おかゆ、パンがゆ、とうふ、サツマイモ、うどん、レバー、ささみなど。
煮たりつぶしたりして舌でつぶせるやわらかさを基本に。少しづつたくさんの種類を食べさせる。
主食(穀類)、主菜(タマゴ、魚、大豆、肉類)、副菜(野菜・果物類)を組み合わせて数品をバランスよく食べさせる。
◇◆カミカミ期
(後期)
9〜11ヶ月 3回食 バナナ、ミートボール程度の固さ
歯ぐきでつぶせるものを1日3回(朝、昼、晩の食事を同じくらいの時間に)程度。
栄養の半分は離乳食から摂ることができる時期。ケチャップ、マヨネーズ、デミグラスソースなどを使って味にバリエーションをつける。

◇◆パクパク期
(完了期)
12〜18ヶ月 3回食 大人より少し軟らかめのもの
歯ぐきでかめるものを大人と同じように。食事のほとんどを母乳やミルク以外のものから取れるようになると、ほぼ離乳は完了。
また3回の食事だけで栄養を摂りきれないことが多いので、おやつを1日に2度ほど食べさせる。おやつでは、牛乳といっしょに使うもの、食事に使いにくいものを中心に出すのがいい。

■必要なもの
◇こども専用の食器 しきりのついたようなお皿があればいいけど、
実際に使うのは本当に後期くらいになってから。
それまでは倒しても大丈夫なようにプラスチックのものやお盆が
あればいい。
◇スプーン、フォーク 初期の頃食べさせるのには、細長い形の方が口に入りやすい。
自分で持ちたがるようになると、持ちやすい専用のものもある。
◇エプロン できれば袖のついているタイプがいいけど、
夏場は暑がっていやがることもある。
あきらめて後で体中を拭くつもりの方がいいかも。
◇調理器具
(包丁、まな板、鍋)
衛星上、専用のものを用意した方がいい(と言いますが)。
いずれにしても、鍋は専用のつもりで小さいものがあると便利。小さいミルクパンみたいなもので十分。
◇すり鉢
(すりこぎ)
すり鉢と食器がセットになったやつをいただきました。
すりこぎは使わず、スプーンで代用した。
◇茶こし(こし器) 初期の頃のみ使う。

■離乳食の与え方
◇◆授乳の時間に与える。はじめて与えるものは必ず1さじから。午前中が望ましい。
◇◆味付け(塩、しょうゆ、みそ)は8ヶ月くらいまでしなくてもよい。
◇◆砂糖、ハチミツは与えない
(特にハチミツは1歳まで
絶対に与えない。乳児ボツリヌス症という菌(毒素)による病気にかかるおそれがあるため1歳以下のこどもに与えることは厚生省より禁止されている)
◇◆成長に応じて、食事の回数、分量、固さ、食品の種類をすすめる
◇◆手、食器、調理器具は清潔にし、新鮮な材料を調理する
◇◆赤ちゃんの機嫌、食欲、便に注意しながらすすめる
◇◆途中、飽きがきたりだらだらと中だるみの時期があるが、根気よくすすめる。だらだらとする時にはさっとやめてしまうことも肝心。

◇初期
◇◆果汁は1さじ、2さじでもOK
◇◆甘いものばかり与えない
◇◆りんごのすりおろしをしぼるだけでもいい

◇中期
◇◆果物が食べられるようになったら果汁はやめる
◇◆8ヶ月頃から野菜スティックなど、手でつかんで食べられるものも加える

◇後期
◇◆コップで飲ませる練習も少しずつはじめる
◇◆自分で食べたがる時期。手づかみや下手でもスプーンを持たせてあげましょう。
◇◆食事時間は長くても30分程度に終わらせる。

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