6ヶ月目(7月10日〜8月9日)

 1号のつかまり立ちは7月25日。
ベッドに座らせてばたばたと片づけをしていたはずなのでふっと気づくとなんとベッドの柵をつかんで立ってるのです。「えー1号立ってる立ってる」と大騒ぎ。
 本人も自分が何をしたのかよくわかってない様子。なんだかすっとんきょうな顔で立ち尽くしていました。
 はいはいをクリアしてやっとまともに座れるようになったかな、B型ベビーカーの出番だーと思ってた頃だったから本当にびっくりでした。

 7月の末になって、ママは自動車の運転免許を取るために教習所に通いはじめることになりました。それまでは「運転してもらって横に乗ってればいいや」って思ってたんだけど1号ができてやっぱり1人でも運転出来た方がいいと考えを新たにしたのです。
 となるとチャンスは育児休暇中の今しかない。夏休みならお母さんに1号を預けて教習所に通うこともできるかも、と申し込みに行ったのです。
 ついでに託児所も見てこようと。学校は直ちゃんもお母さんも行った教習所。
託児所もあり、便利かもと思ってたのですが託児所に関しては期待外れでした。
 預かってくれるのは1才以上の子供のみ。完全予約制で10人まで。受付けでも話したけど私のように育児休暇を取って教習所に通おうとしている人は1才以下の子供もいるかもしてないのにだめだったら意味がない、と思いました。
 それにそのことを話そうとすると「もっと大きくなってから来たら?」「今無理して取らなくても」なんて言われてしまって、「そうじゃないでしょ」とくやしい思いをしました。

 お母さんに対する認識の薄さと立場の弱さには改めて残念な思いがしました。まだまだ少数派でこれからもっともっとがんばらないとわかってもらえないんだなあと感じました。

 ま、ともかく入学手続きも終えて久しぶりの授業。夏休みということもあり周りは学生ばかり。自分も少しだけ仲間入りしたようでおもしろかったです。
時々いたお母さんやお父さん、年配のおじさんなんかを見ると、「がんばろうねぇ」とエールを送ってあげたい気がしました。

 大学を卒業して以来の授業や試験。実車に乗るのもおもしろかったけど授業も先生の個性や人が出ていて、内容も考えさせられるものばかりでした。
 子供を乗せるときはチャイルドシートが必要と購入を決意したきっかけも教習所での授業の中です。

 この夏はママの教習所通いのため、大きな旅行はなし。1号は毎日おとなしく実家で待っててくれました。
パパの夏休み、お盆には一緒に学校まで来て走ってるのを見てました。1号はまだまだ車が何なのかわかってなくて、きょとんと待ってたようです。


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