2003年9月6日(土)〜7日(日) 
 9月最初の週末。ちょっと強行軍かと思いながらも、この夏三度目のキャンプに出発。今回の行き先は、奈良県吉野郡の洞川温泉。白の平オートキャンプ場です。 すぐ側を川が流れていて、標高800mの高地なんだとか。暑いココから抜け出して、涼んで来れるかなあ。
 今回はチェックインが13:00と少し早めというのに加えて、私達家族だけで行くのでちょっと早い目に出発。目標は9時だったんだけれど、さすがにいつもの週末でそれは難しく結局出発できたのは10時前。R168から大和高田のあたりを抜ける道をパパが探してきたんだけれど、これがまた混んで混んで大変・・・。途中ホームセンターに寄ったりしながらもなんと残り50kmというところですでに2時間経過。いやいや全く奈良の交通事情はなかなか改善されません。

 山道に入り始めた頃、車はやっと減ってきて快適なドライブ。山を登ると確かに空気が涼しいか?いや、あんまり変わらへんかも・・・・。
 到着したのは13:00過ぎ。着いてまず携帯用ちびテントを広げて1号と2号はおにぎりとウィンナー。父と母は、テントを張って、タープを広げ、テーブル・いすを出してセッティング開始。
標高800mの高地って言うけど、暑さは全然変わらんやーん。ちょっと動くだけで汗が吹きだしてくる。パパは早速ビール。でも川に入ると、冷たい水。なんてさわやか!子供達はさっそく川遊び。夕方になってようやく帰ってきた1号と2号とぱぱ。むしかごにはさわがにとみずすましとかわにな。
 ばんごはんはダッチオーブンでチキンの骨付きに、野菜をごろごろとそのまま入れて蒸し焼き。その間に私達は車で5分の洞川温泉センターにお風呂。まだあたりが明るくて、露天風呂が気持ちいいよー。
 帰ってきたらいい感じにできてる。このままほっとくとこげてしまうので、パパには悪いけど先にいただきまーす。

 夜。雨が降ったり止んだりで、目当ての一つ、満天の星空はのぞめなかったけど、涼しくて気持ちよくて川の音が心地よく、眠りについた私達です。

こんな感じでセッティング完了!
サイトのすぐそばにある杉の木にはハンモック・・。気持ちいいーー。
キャンプ場の入り口です。
すぐ側の川に入ってサワガニ探し・・。
水がむちゃくちゃ冷たい!
ちょっと見た目が悪いけど、じゃがいもほくほく、とうもろこしもあまくてジューシー。
チキンにかぶりつく1号と2号でした。
こんな感じ?

 翌朝、昨日食べたチキンを少し残しておいて、コンソメとごはんをいれてリゾット風に。ちょっとにんにくをきかせすぎたので、体がほかほか温まってくる。陽がさしてくると早速川に入りたいふたり。でもせっかくなので、近くを散策。
キャンプ場からすぐのところに、”こうもりのいわや”、”とうろうのいわや”という昔の修験者の修行跡の洞窟があるのです。私は前日にすでに散策済み。水が透き通ってきれいやから行ってみようと誘ったら、ちゃんとのってくれました。

 杉林を抜けて岩場を歩くとすぐそこ。ちょうど来ていた学生らしきグループといっしょに石を投げたりして遊んだ二人。水は本当に透き通っておくのほうは青くなっているほど。落としたスリッパを取りに行ったその学生さん。結構背が高かったけど足がやっとつくくらいやったとか。そう、こういうところは急に深くなるから怖いのです。自然を侮っちゃいけない。

 ぱぱが名水ごろごろ水を汲みに行ってくれてるあいだ、たっぷりあそんでサイトに帰る途中、「オオセンチコガネやーー!」と捕まえた1号。「わーほんと。ホンモノみたの初めて!すごいすごい!」きれいに青く光るこがねむしの一種です。写真を撮る間もなく走って行ったけど、途中で逃げられたのだそう。残念・・・。ホント残念。
 でも図鑑でしか見たことのないムシを見つけて興奮していた1号。楽しい経験できてよかったね。

 サイトのチェックアウトは12時の予定。でも次の予約が入ってないから、ゆっくり遊んで行ってと言ってくれたオーナーさん。炭に火がつかないときもバーナー持ってきてくれたし、名水豆腐のサービスは本当においしかったし、とっても楽しいキャンプでした。

吉野熊野国立公園の一部。
この岩場の左手奥に見えてるのが”とうろうのいわや”
この水の色!深くて透明できれい。
これが”こうもりのいわや”。1号は入りたいーと言ったけど、今回は私が遠慮させていただきました・・。


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