はじめてのスキー in スキージャム勝山

  朝出発の予定のスキー、結局4時に起きて荷物と朝ご飯の準備。6時出発。
 夜に「あしたの朝、はやーくにスキー行くよ」と話しておいたら、なんといつも寝坊の1号が5時半に自分で目を覚ます。大抵早くにおきるのは2号なので、ちょっとびっくり。温かいココアだけ飲んで、真っ暗な朝を出発する。「寝てもいいよ」と言ったのに二人とも目が冴えてしまったらしく「あさのひやからあさひやなあ」「おそらまっくろやなあ」「ちょっとうすくなってきたなあ」「むらさきみたいないろもあるで」と初めての経験を楽しんでくれている様子。よかった。
 そしてドライブは実に6時間。 途中チェーン規制及び片側通行につき、高速道路を降りたのは、もう10時過ぎ。その頃には疲れ果ててぐっすり眠る1号と2号。

 高速を降りてからは、もう別世界。普段雪を見慣れない私達にも「これはちょっと半端じゃないかもしれない」っていうのがわかる。道は二車線が全て一車線に。だって、ざらに1mくらいの高さまで、雪が積もってるのだもの。高速はそれでもまだ60kmを出して走れたけど、もう一般道は40km、30kmが当たり前。
おまけに標識は全て雪で隠れていて、ほぼ見えない状態。地図を片手にそろそろと走ること2時間。やっとスキージャム勝山の手前についたのはもう12時でした。
 それからは有料の山道をひたすら登ることに。と言っても日は差さず、暗い山道をというより雪の坂を登る感覚。うわーーん、怖いよう。

 そしてホテル(の駐車場)に着いた私達を待っていたのは、3mくらいある大きな雪の山の数々。
これ、クルマやん!!明日の自分のクルマの姿かと思うと、笑うに笑えない、でも笑うしかない状況に、無口になる私達・・・。

 クルマから降りても、ホテルの玄関にたどり着くのに、膝まである雪をかき分けないと進まない。とにかくたどり着いてまず食事。そして早速そりすべりに繰り出す二人。私は呆然としつつ、3時まで待ってチェックイン。いやはや、このスキーどうなることか・・・。

 (そして今回、せっかく充電しておいたデジカメバッテリーを持って行くのを忘れた私。一生に一度しかないやろう今回の体験を写真におさめたかったけど、その分しっかり目に焼き付けておくことにしよう。たまにはそういう旅もいいものかも。 一応携帯で撮った写真を少しだけ)

高速道路からの眺め。この頃はまだ気分的には余裕^^

刀根PAにて。
「うわー雪いっぱいー」と喜ぶ二人。

同じく刀根PAにて。
メロンパンおいしいよう

これが高速・・。
道路が真っ白やーん。

とにかくそりすべり。ふかふかの新雪きもちいい!
そして新品のゴーグルがうれしくて部屋の中でもしてる2号。

 夕方うれしそうに帰ってきたパパと1号と2号。汗までかいて本当に楽しんだみたい。よかった。
用意をして、温泉に入る。今日は「ぱぱとはいるー」と言ってくれた二人。うれしいよ。私は久しぶりに一人でゆっくり温泉を楽しむ。といっても一応ニンプなので、熱くなりすぎず、疲れすぎず。
 ばんごはんを食べて、早くも8時すぎにはベッドに入った私達。今日は疲れたね。



 


 翌日は朝からスキースクールの申し込み。
ここのスキースクール、本当は、小学生以下、小学生以上でクラスが分かれてる。のだけれど、二人とも本当に初体験ということでお願いして二人一緒に小学生以下クラスに入れてもらえることになる。ああ、よかった。
 うちの兄弟。1号は2号がいると「自分がしっかりしなくちゃ」という気持ちになるらしい。2号は2号で、1号がいると心強く「1号もいるねんからやってみよう」と思うらしい。二人が一緒にいることがとてもいい影響をお互いに与えることになるから、と、可能な限りいっしょにさせてみる。(最初だけ)で、慣れてきたら二人ともそれぞれの道を進み始める。こういうとき、子供に甘い私は「兄弟がいてよかった」と思う。

 そしてスキースクール。板を履いても腰がひけてる2号に、ゆるーーい坂道なら一人で下まで降りられる(ボーゲンというにもまだほど遠いけど^^;)ようになって自慢気な1号。途中で一度見に行ったときは二人ともとても楽しそうに笑っていた。


コーチに板をはかせてもらう。
うわースキーだ・・・。

ちゃんと滑ってるやん!
がんばれ!!

 午前中のスクールが終わって迎えに行くと「1号すべれるようになったでーー」「2号もちょっとだけすべったー」とうれしそうに走ってくる二人。ホントよかったよかった。最初の体験を何とか楽しいものにしてあげたかったから私はほっと一安心。
 お昼ご飯を食べて、今度はまたそり遊び。帰りのことを考えて2時すぎまで遊んで着替えたらすぐに帰ろうと予定していたけれど、着替えが終わっても帰るに帰れない。というのも雪・雪・雪!!
前の日に見た駐車場の雪の山。それが今日はうちのクルマだった・・・。結局一日降り続いたのだから当たり前なんだけど、実に待つこと2時間。まず雪かきをしてクルマまでたどり着く(だって、クルマに近づきたくてももひざまでの雪が駐車場一面にあるのだもの)。で、雪を下ろして、クルマの通り道を作ってホテルの玄関まで来る間、パパは汗かいて奮闘してくれたとの事。(私達は邪魔になるからとホテルのロビーでひたすら待つ)
いやはや、もう帰れないかと心配しました。ホッ。

 そして帰り道。行きと同じく、とろとろと30kmの速度で雪の中を走る道のり。おまけに夜になりつつあるとあって辺りは真っ暗。怖いよー。5時ってこんなに暗かったっけーー。
 パパに運転をがんばってもらって約5時間半。とってもとっても時間がかかって大変なスキーだったけれど、とにかく二人が楽しんでくれて本当によかった。「またいきたい」「またスキーしたい」と言ってくれた笑顔が何よりのお土産♪

 (最後に今回のスキースキージャム勝山は、関西地方最大のスキーリゾートとあって、かなりの設備。併設されたホテル、温泉、スクールやキッズ用のゲレンデも充実しています。キッズスクールはレンタル付きパックもあり、スタッフもとても感じのよく楽しめました。今年度中にもう一度、ぜひ行きたいなあ。来年は私もすべるぞー!)

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