学童キャンプ2006 in 国立曽爾少年自然の家 

毎年恒例の学童キャンプ。今年も昨年に引き続き国立曽爾少年自然の家を利用することになった。
昨年は会長をしていた我が家の今年の担当はキャンプ係(パパが「普段は忙しくて手伝えないけど、キャンプなら当日いくらでも働くから」と主張して)だったので、私はゆっくりする暇なく、走り回ることになるだろうな、と予想していた。
で、まあ、その通りだったのだけど、でも、とっても楽しい二日間を過ごせたキャンプだった。

まず朝7時半に集合。お弁当を持たせて、荷物も一通り持たせて、一応私と3号も(勝手に後発組、とは言え)集まったので、朝は5時からおきて用意した。前日のうちに、子どもたちの用意は完了してるけど、私は全くできていない。お弁当を作りながら、自分のリュック準備。何より3号の着替え、おむつ、おやつ、飲み物、手を拭くものとかタオルとかビニール袋とか、虫除け、バンドエイドとかちょこちょこといるものを出して。

6時半になってみんなを起こす。朝食は簡単にパンと牛乳。7時過ぎには準備をして、出発。集合場所までは念のためクルマで向かったけれど、荷物はもう一度家に帰って積み込むことに。家の戸締りも最後の確認も。
集合場所では、持ち寄ったクーラーボックスや人数の確認、「〜さん、まだ来てないよ〜」「〜ちゃん、バスどこに座る?」「トランプ持ってきたでー」「UNOやろうぜー」いろいろな声が飛び交う。
「いってらっしゃーーい」の声に送られて8時バス出発。1組遅れるという家族はクルマ組が迎えに行って合流することになる。
クルマ組はバスに乗り切らない荷物を積んで、電話番号を交換し合い、合流地点まで各自向かう。そして一人わがまま言わせてもらった私は、一旦いてに戻り、リュックを積んで二階、一階の窓、電気、ガスを見て回り、出発。みんなが向かう24号線から名阪国道へ入る道とは違う、奈良の山越えをして、針インターを目指す。針インターに着く頃、ちょうど3号が熟睡中だったので、私はそのまま通過〜。で、約2時間半ほどで曽爾少年自然の家に到着。途中、学童のみんなが乗っているバスを追い越したりして。

到着後、まずは荷物を置いて、本館棟まで上がり入所式、そしてお昼ご飯。
私は3号と一緒に留守番係りの人と荷物番。それから、雨に降られた場合の荷物置き場として持っていったタープを立てる。それから、広いサイトをうろうろ歩き回ったり、散歩したり。で、2時過ぎ頃、ハイキングに行ったみんなが帰ってきた。

それから、しばしおしゃべりタイム。そして夕食のカレー作り。
薪を運んできて、セット。鍋や調理器具も運んで、カレーをどう作るか悩む。私はキャンプ係だったけど、一応仕切り係じゃないし、あまり口出ししないほうがいいかな。なんて最初は思ってたけど、いやいや率先して、「あれして」
「次こっちお願い」「〜さん、これやってもらえる?」とすっかり仕切ってしまっていた。とはいうものの、一応3号がいるから、ずっと戦力でもいられず、中途半端に手や口を出して、消えてしまうという、一番迷惑なパターンをしてしまった。反省。
薪に火を熾している間、お米を洗ったり、野菜を切ったり。なんといってもこの施設、食材を全て準備してくれるのがいい。油も福神漬けまで。水加減のところでいなかったために、できあがりがしゃばしゃばのカレーになってしまったのが、残念だけど、初めて参加の1年生の保護者の人たちや普段会わない人たちといろいろしゃべれてとても楽しい時間だった。
夕食は早い5時ごろから。すでに(ビールやワインを)飲んで、できあがっている保護者たちも(私も)。子供たちはキャンプファイヤーの演技、ロックソーラン(っていうの?)の練習に余念がない。私たちは笑ってしゃべって飲んでわいわい。とっても楽しい。しばらくして、本館宿泊組が一旦泊る用意をするためにサイトを後にする。去年は、8人部屋、4人部屋に私と3号二人で寂しく寝たのだけど、今年は4人部屋、8人部屋、8人部屋がびっしり埋まる。なんといっても100人の大所帯になったから。シーツをセットし、二段ベットの割り振り。そして急いでお風呂。と言っても、本当にさらっと汗を流しただけ。さっと上がって、キャンプファイヤーが行われるサイトまで、また降りていく。


 
キャンプファイヤーでは、今までのようにクイズとかだしものはなかったけど、グループに分かれて歌のゲームと子供たちによるロックソーランがとってもよかった。一緒に踊りだすお母さんもいて、なかなか感動。みんな一生懸命、いい子供たちだ。キャンプファイヤーの最中、空を見上げると雲の合間にきらきらと星が見えていた。これからナイトハイク、高原に上がったら星がきれいかなと話していると、だんだんと雲が増えてきた。高原に着いた頃には、霧が立ち込めて残念・・。トイレに本館棟に寄った途端、大粒の雨が降り出した。危機一髪で子供たちは濡れなかったけど、激しい雨足で、サイトまで降りるのはきびしそう、ここでさっとクルマを持ってきたお父さん達が動いてくれた。1台に乗り合わせて、クルマを持ってきてくれ、子供たちをピストン輸送。おかげで、ほとんど濡れることなく、無事サイト到着。本館組はここでお別れ。ゆっくりおやすみ〜。

とは言え、本館組だって、ビールやおやつを持って上がり、夜中までおしゃべり。子供たちを寝かせて一部屋に集まる。学校のこと、先生のこと、学童のこと、ダンナさんのこと(^^;)、楽しかった〜。

二日目の朝、朝食で合流したみんなに話を聞くと、うちのパパ、昨年度会長さん、今年度会長さん、先生は、完全徹夜、それ以外のお母さんやお父さん達も数人が徹夜。かなりシビアな問題をいろいろと議論、していたらしい。
子供たちも4時まで起きていた、とか、相当の夜更かしをした模様。みんなの体調は心配だったけど、議論を戦わせたこと、かなりいい経験だったんじゃないか。
行き違いやきつい言葉の応酬もあったそうだけど、いろんな立場でいろんな思いがあることをきちんと出す事って大事だと思うんだけど、ちょっと深刻な問題になりそうな発言もあり、んんんー、それは困ったね。後でフォローがいるかな。

朝食の後、みんなでサイトの片付け。本館組もシーツやカバーを集め、掃除。それから本館に集合して、二日目の予定は竹細工作り。
天気模様が怪しかったので、「晴れならアスレチック、雨なら竹細工作り」と予定していた二日目メニューを、「雨でも晴れでも竹細工」にしておいたんだよね。ボランティアの講師さんに教えてもらいながら、各自作業開始。時間が結構かかったり本当にできるのかはらはらしたけど、全員何とか終了。
ナタやのこぎりも使ったけど、大きな怪我もしなかった。できたのは一輪挿しと竹とんぼ。片付けが終わって、お昼のおにぎり弁当をその場で食べ、帰りのバスに乗り込む。私はやっぱり3号と二人でクルマに。
途中の針インターに着いた頃、3号は熟睡していたけど、解散場所まで無事帰宅。それから、荷物の片付けに学童に向かって係りのみんなで分担して運び込む。夕方前、雨がぱらつき始めたので解散。
前日までの雨が心配だったキャンプ。結局降られたのは、一日目のナイトハイク最後だけ。いやー、一番の懸念が何とか無事でよかったよ。あとはみんなで打ち上げしようと約束。やったー、また楽しく飲もう〜。

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