分娩室にて(その1) |
分娩室で最初に子宮口の様子を見てもらいました。内診所見は4cm位というところか。それから剃毛をしました。その頃にはだんだんきつくなってきていて、痛みを逃すのに「はふーはふー」と声を出していても、がまんできないくらいまできていました。 血圧をはかり、点滴、着替えをしている間も痛みはどんどん増してくる。2人めの看護婦さんが来た頃には4〜5cmまで開いてきていました。 5時になった頃は陣痛の時間はさらに長く、間隔はさらに短くなってきていて痛みもかなりきつくなりました。いきみたいという感じもだんだんきていて、いよいよです。 5時10分に破水。陣痛の最中にしょろしょろどろどろっていう感じで流れました。今回は破水したっていうのがわかるくらい。出血でもないし、おしっことは明らかに違うのがわかりました。 この頃で子宮口は5〜6cm。破水していきみたいという感じはさらに強くなっていて、「まだだめですか?まだですか?」と何度も聞いていました。 7〜8cmになって「もうちょっとがまんしたらいいからね。もうちょっとがまんよ」と。5時15分になってやっといきみOK。先生も入ってきました。 1回目。もうすっかり忘れてしまってて、先生からは「そんなんやったら100回やっても赤ちゃん出てきーひんで」と言われる始末。2回目も同じ。どんなんやったっけ。どうするんやったっけって思い出す余裕もなくどんどん進んできました。 20分になってもう何回かいきんでも進まない。看護婦さんは「深呼吸して。赤ちゃん苦しいからね。大きく深呼吸して」と何度もいわれ、深呼吸。 25分になって先生が動きはじめました。「赤ちゃんの状態が悪くなってる。吸引するよ」吸引カップを入れるのがまた痛くて、それでもいきみに合わせて一度吸引したら、赤ちゃんが出てくる、ずるんという感触が自分でもわかるようになりました。 5時28分、無事娩出。「あーんあーん」という泣き声とともに、先生が羊水を赤ちゃんの口から吸引してるのが見えました。「はー痛かったぁ。あーでもこれからまだまだ痛いんやったっけ。」とにかく痛い痛いの出産でした。 |
くちゃくちゃ顔だ |