入院生活
□■ご対面!

 保育器に入ることになった赤ちゃん。先生は「念のため」といってましたが、心配。病室に戻ってから、「保育器出られたよ」と看護婦さんが連れてきてくれました。
ちっちゃな手にちっちゃな顔。何もかもまっかっかで、でもかわいくてしょうがなかったです。残念なことにこの時、ぱぱは家に帰ってたので、ビデオにおさめることができず。母と子の貴重な10分間でした。

□■寝たきりの入院初日

 前回の入院と違い、今回は24時間の安静。お茶を飲むにも誰かの助けがいる状態。寝たきりってこんなに大変なことなんだなぁと実感しました。 
 出産当日。うまれたのが早朝だったので、とにかく1日ゆっくりしました。
食欲もぜんぜんなくて食事はほとんど残すくらいでした。食事の間はずっとぱぱがいてくれたので残りは食べてもらいましたが。
3日目までは抗生物質を服んでました。子宮収縮を進めるくすりもあったけど、戻りがよくて「のまんでいいよ」と。それよりも戻りがよすぎて(後腹の痛み)痛み止めをもらってたくらいでした。

 お昼にぱぱが1号を連れてきてくれました。1号はママがベッドで寝てるから不思議な顔をして、それでも「ままー」と走ってきてくれました。この日、夕方4時ころ、お父さんとお母さんが1号を連れてきてくれました。そのとき、ちょうど泉北の義父と義母もお見舞いに。狭い病室がいっきにいっぱいになりました。

□■入院中のこと

 1日目。朝にはおしっこの管をはずしてくれると言ってたのに、看護婦さんが来てくれたのは、食事も終わって9時前。はーやっと自分で動けるー。といっても傷が痛くてほとんど寝たきりやったけど。

 2日目。だいぶ自分で歩けるようになってきたみたいです。それから、この日から授乳が始まる。1号の時である程度わかってたから楽でした。この日はほとんど出ず。0g、2g、4g、10gと誤差に近いくらいしか出てなくて、ずっとミルクを足してました。
夕方、1号が下痢で直ちゃんに保育園にお迎えに行ってもらう。まいったー。お昼に明治さんの調乳指導がありました。夕方には佳美が来てくれました。

 3日目。1号は念のためお休み。この日は夜中の授乳(1時)をがんばってしました。やっと16g。まだまだ乳管が開ききってなくておっぱいが張ってつらい日でした。
 朝食の後から、上半身にじんましんが出始める。汗が気持ち悪くてシャワーに入ったけど、じんましんがひどくなってつらかった。とにかくかゆくてかゆくて。授乳のため、新生児室に行くとひどくなりました。部屋の中が暖かいからね。あまりひどかったので、先生にみてもらう。「薬疹かなぁ。それにしては出るのに時間がかかりすぎてるし、一応薬だしとこ」と注射をしてもらう。夕方は少しましになるけど、眠るとからだがあたたまってじんましんがひどくなります。夜もほとんど眠れなかった。

 4日目。もう1日1号はお休み。直ちゃんのマンションに行って上機嫌だったそうです。朝、診察と抜糸。縫合が多かったので抜糸も時間がかかる。痛かったー。でも(たぶん、きっと)これが最後の痛い思い。と信じてがまんがまん。
 寒い寒い日、夕方から雪になりました。節分だったので、夕食にはお豆がついてくる。1号もお母さん家でたくさん食べたらしいです。(その後、全部吐いてしまう)1号は夜中にも吐いて、ぜんぜん眠れなかったそう。

 5日目。1号はやっぱり嘔吐がひどく保育園をお休み。病院にも来てくれたけど水分をとっても吐いてしまって、泣いて泣いてかわいそうでした。疲れてるせいかなんとなく元気もなくて、心が痛みました。東生駒病院に行ったら「ロタウィルス感染症」だとか。対処法はなく、吐き気、下痢がおさまるのを待つしかないそうです。
 授乳は時間をかけてゆっくりのませるとすこしづつ量が増えてきました。最高量で80g。やったー。

 6日目。朝から検尿。9時に診察をして退院OK。10時の授乳に行くと、「ベビーちゃんのへその緒とれたよー」と看護婦さんがおしえてくれる。よかったね。10時の授乳はもうだいぶなれて、74g飲んでくれました。

 今回は二人目で慣れてるからと思ってたのに、1号のときよりも大変なことの多い入院でした。まず、出産後が前よりつらかったこと。それから、入院中も最初は動けなくて。
 そこから1号が風邪(ロタウィルス感染症)になってダウン。ママはじんましんが出てつらかったし。1号のときは自分のことだけ考えてればよかったけど、子供がもう1人できるってことはなかなか大変です。
 でも1号は「赤ちゃんみるー」「赤ちゃんかわいいねぇ」と喜んでくれています。これから、もっともっと大変に、忙しくなるやろうけど、毎日楽しくがんばろうね。1号お兄ちゃん。

 

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