フィット・ハイブリッドのその後
乗り出した当初、運転状況により“アシスト”だ“チャージ”だと切り替わって「結構面白いな」と思っていたのですが、乗り慣れて来ると いろいろ思うことが出てきました。
結構 EV走行もする
ホンダのIMAシステムは 「あまりEV走行はしない」と聞いていたのですが、結構EV走行もしています。
「あまりEV走行はしない」というのはインサイトの頃の話だったのでしょうか? システムも進化したのか、僕のアクセルの踏み方が関係しているのか結構EV走行もしています。
エンジン再始動のタイミングが、、、
ゆる~く減速していって 「ハイ、加速」という様な時にアクセルを踏んでも加速してくれなくて「アレッ!?」となる時があります。
減速していってる時にすでにエンジンは休止状態で、再加速という時に僕のアクセルの踏み方だとクルマは「まだ、エンジンは再始動しなくていいや」と判断しているんだと思います。
僕は僕で軽くアクセルを踏んでみてクルマが反応を返してくれないから、踏み増しが出来ないという拮抗状態に陥って、「アレッ!? 加速しない」となるのでしょう。
アクセルを最初から ガバーッと踏んじゃう人は感じないことなのかもしれません。
トルクの変動を感じる
道路を一定速度で走っていてアクセルの踏み方も何も変えていないのにトルクの変動を感じることがあります。急に力が増したように感じたり、逆に抜けたように感じたり。
アシストのオン・オフやエンジン走行とEV走行の切り替えなど、制御の仕方の問題だと思います。スイッチで切り替えたような制御はいただけません。もう少し自然に切り替えられなかったのでしょうか?
トルクの出し方が違う
アクセルを踏み増しして加速して行こうという時に、ガソリンエンジン車とトルクの増し方が違うな〜 と思う時があります。
ガソリンエンジン車だとエンジンの回転数と期待されるトルクが一定しているというか、「これ位の力強さが欲しいからこれくらい回転を上げて」とか予測しやすいんですけど、フィット・ハイブリッドだとアクセルを踏んだ後もうエンジンの回転数が変化していないのに後からトルク感が増してくると感じる時があるのです。
もしかしたらこれはモーターの制御によるものかもしれませんね。力強さのためなら最初からそれ位のトルクは出せるけど燃費のためにはトルク(モーターアシストの電流)を絞ったほうがいい。でも、ドライバーがアクセルを緩めないんだからもっと加速したがっているんだろう と後から電流を増やしてトルクを増しているんだと思う。
まぁ、今更、、、
旧型のフィット・ハイブリッドを評価しても仕方がないんですけどね〜
今の興味は現行のフィット・ハイブリッドは別のシステムが搭載されているし、開発も進んで制御の仕方も進化しているだろう。ちょっと乗ってみたいな。
いや、トヨタのシステムはどうなんだ? でも、エンジンとモーターの切り替えがある限りトルクの変動からは逃れられないだろう? う〜ん。
と言うわけで
僕の結論は「移動の手段と割り切るならいいけど、ドライブを楽しむのはいまいちかな〜」と なります。
いや、悪くはないんですよ“Sレンジ”で強めにアクセルを踏んだ時の加速感は1300ccとは思えないし、、、でもドライブを楽しむなら「アクセルを操作していないのにトルクが変動する」のや「アクセルを踏んでいるのにクルマが反応を返してくれない」のは感覚的に合わないんです。
2016/04/29