當麻寺

白鳳時代創建の古刹。中将姫伝説に彩られた「當麻曼荼羅」とボタンの花で名高い。
寺伝によると推古20年(612)に聖徳太子の弟、麻呂子(まろこ)親王が河内に建立した万法蔵院(まんぽうぞういん)が起原。
のちに当麻国見が役行者(えんのぎょうじゃ)が開山した現在の地に移築した。
以来、二上山麓のこんもりとした麻呂子山を背に、堂塔と多くの塔頭寺院を連ね、中将姫(ちゅうじょうひめ)にゆかりの深い
寺としても名高い。