私が歩いている世界

 

能天気な春の日の午後
しだれ紅梅を通り過ぎてから振り返る
空は青ときめつけられないくらいに青い

花の色と空の色
ウソのように美しい組み合わせに
気分はさらに軽くなる

なんだかわからない高揚感
地獄はないと考える
天国主義者の春が来た