季語:暖か(あたたか)


暖けき午後は手ぶらの睡魔くる  あたたけきごごはてぶらのすいまくる


三春の季語。

明るい場所は、すなわち暖かい場所
読書する場所でもある

そんな場所で
日本を旅するような
過ぎた日々を回顧するような
エッセイのような
物語のような
お気に入りの本を読んでいると

ふと現実が遠のいて
どこかに連れ去られ
ほんの数秒で
また元に戻されたりする

ベッドに沈み込むほではなく
通りすがりにちょっと額を押して
去って行ったような

悪魔の「魔」がつく睡魔なのに
引き込まれる時の幸福感はなに?
などと思う

で、読書の続き

睡魔ついでに睡眠について

人間の体内時計の周期は約25時間、
それに対して自然環境の周期は24時間だ。
人間はその差を修正しながら地球上で生きている。

周期を早めるために必要な同調因子は色々あるが
その中でも強力なのが光。
ということで、体内時計の修正には朝日を浴びるのが
最も有効だと言われている。

とはいえ、どちらかというと睡眠相後退症候群の私。
なので、昼間に睡魔を招いたりするのかもしれません…