季語:ボートレース(ぼーとれーす)

 

箸とめてボートレースを追ふ車窓 はしとめてぼーとれーすをおふしゃそう


晩春の季語。

流れゆく景色を眺めながら駅で買ったお弁当を食べるのは、列車旅行の楽しみのひとつ。
そのうえ、たまたま通りかかった地方で開催されるボートレースなどに遭遇したら…
誰も視界を遮らない特等席から観戦できてすごく得した気分。
ただし、レースの結末まではわからない。
そして、止めていた箸を再び動かす。