中天に地球が浮かぶころ湖は静かに絹糸の波を編む地球の光に照らされて永遠へと続く橋をゆけば天から星が落ちてきて絹糸の波間にゆらゆらといえいえあれは湖面に映る星くずたちの影とにかく空に一番近い高みまでいってなつかしい地球を眺めましょう幻の山々と雲の先二度と還れぬあの星をずっとずっと眺めましょう