季語:八月(はちがつ)

 

八月や龍の御石へ水放つ はちがつやりゅうのみいしへみずはなつ


初秋の季語。


猛暑の8月には涼し気な情景を想いたい
たとえば、大社の森影にある龍の御石へ放つ水
想像の中ではスローモーション

清らかに弧を描き
水滴がキラキラと降り
杜の御霊が輝き
龍の鱗が光る