季語:鰯(いわし)

 

鰯の目那由他かがよふ水の星 いわしのめなゆたかがよふみずのほし


三秋の季語。

ふつうの人間は、地球全体を俯瞰することなどできない。
画像とデータで確認するのみ。
そのデータでは、海が占める面積は地球の約70%らしい
地球が青く見えると言うのも頷ける。
そんな膨大な海水の中にはこれまた膨大な生物が棲息している。

魚の大群が銀色に渦巻いている光景は、ダイビング関連の雑誌や水族館などで
一度は目にしたことがあるのではないだろうか。
目まいを起こしそうなくらいキラキラと輝いて、海の豊かさの象徴のようでもある。

海がいつまでも青く豊かでありますように…ふつうの人間がふつうに願う。