天の暗黒から驟雨のように言葉の欠片(かけら)が降ってきて地の漆黒に光の川が現れる小さな独り舟の影が誘われるように促されるように欠片で編まれてゆく物語を追いかける水面に揺れる金の月無数に光る意識の結晶舟は未知の次元を流れてゆく意識野の暗がりを抜け億千万の恒星の渦の中へまぼろしの天の川銀河へと