繭籠り

 

心がチクチクするときは
お昼寝するよに繭籠り

心の中に降る雨は
繭糸のようにキラキラで
紡いでゆくほど白くなる

やがて私を包み込み
いつの間にやら
繭の中

天から落ちる雨糸は
やさしい音をたてながら

屋根を濡らし
町を濡らし
山を濡らし
世界を濡らす

宇宙は今や繭の中
銀河の小舟に一人きり
けれども星がにぎやかだ