ありがとう心でつぶやくとき銀色の涙が落ちる明日も一緒にいるはずだったのに翼を広げて音もなく空に消えたあの日を思い出すときありがとう心でつぶやくとき金色の涙が落ちる自ら闇を創造してその小さな世界に閉じこもる蒼ざめた人間の言葉を信じてくれたときありがとう心でつぶやくとき虹色の涙が落ちるわたくしの代わりに家を失くした人々海にさらわれた人々戦禍にのまれた人々寒さと不安に震えている人々すべての人々が七色の光を放っているように見えたとき