セキレイが鳴きながら散歩道に舞い降りた黒い尾羽を上下させて道案内するかのようにアスファルトを歩く鳥居への道すがらいつの間にか姿を消した笠木にはスズメの列口々に鳴き挨拶する挨拶を返して鳥居をくぐる鎮守の森の奥の方カラスとカラスが鳴き交わす空からの番人のように詣でる人を歓迎するかのように私は空を見上げたあと観音堂にお参りする鳥っこが絶滅しませんように