うらうらと古洗濯機見送ります うらうらとふるせんたくきみおくります 三春の季語。… 麗らか、うらら、うららけし、うららに、麗日新しい洗濯機が来て、古い洗濯機を持って行ってもらうとき何となく寂しい気持ちになった小さなトラックに乗せられてガタゴトと去ってゆくなぜか口ずさむドナドナなんで寂しいのかな生き物でもないのに一緒に暮らした日々と別れるような気持ちになるからなのかその頃の自分とさよなら今日から新しい洗濯機と新しい自分今までありがとよ~うららかな春の日の出来事私は、持ちモノたちも生きている、と思うことにした