季語:夜長(よなが)

 

のど飴の苦み薄れぬ夜長かな のどあめのにがみうすれぬよながかな


三秋の季語

苦味は時に薬でもある
そう思うことにしよう

転んだこと
なくしたもの
傷口の痛み
思い出したくない記憶

苦い出来事もそのうち
薬になるのかもしれない

自分の世界を繕う秋の長い夜