
骨迷路のノイズはもしや雪女 こつめいろののいずはもしやゆきおんな
晩冬の季語。雪女郎
雪国の伝説に登場する雪の精
白い世界(幻想)の住人
雪女郎ともいう
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雪女は雪そのもの
六花の結晶からなる雪は美しいけれど
ときに人を迷わせて
どこかへ隠してしまう
真っ白な雪の静夜に
耳奥に違和感を感じたら
気をつけがほうがいい
美しい雪女に惑わされて
いつの間にか白く冷たい世界の住人になっている
なんてこともあるのかもしれない
雪の精と言えどもあなどるべからず
雪女の化身のような女は
たぶんこの世にも存在していて
魅せられた人は
知らぬ間に違う世界に迷い込みながらも
案外しあわせに暮らしているのかもしれない
直感が必死に発するノイズに毫も気づかずに