人間失格






哀しいうた ばかりうた

君が此処に 居ないから

それは今 私の泪で

だけど何も 潤してはくれなくて





声が れました





夢なきうた ばかりつづ

だって君は 現実だから

夢なんて 捨てちゃえばいい

だけど違った もう戻らない





光を くしました





淋しいうた ばかり読んで

いたいから 泣いてるわけじゃない

夢を消せば 君が此処に来てくれるって

だって残るものは この現実ばしょしかないんだからって ――― ・・・





心が ちました











何故 私はそんなこと

想ってそして 本当に





つぶしちゃった ――― ?

崩しちゃった ――― ?

壊しちゃった ――― ?







もう おしまい ――― ・・・ ?







声が 出ません

前が 見えません

心が





心が ――― ・・・









私はもう 人であること 許されていない ――― ・・・











何故 私はこんなになるまで

黙ってそして 本当は 本当は





――― 願いの歌 口ずさみたかったんだ





冷たい水を

目指すべき星を

つかまる腕を







あわよくば ・・・ あわよくば ほんのひと握りの 『 愛 』 を ――― ・・・







私に ください











分かってる 人間失格 それでも私は





ねぇ 君が こんなに こんなに









大好きなんだ ――― ・・・






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+コメント+


最後は泣き崩れる少女の図。

人間失格だなんて 言い出したらキリがないような気もするけど。

夢と現実 その区別を誰よりしっかりとつけているのは

もしかしたら 私自身なのかもしれませんね。

この詩の改正版 といいますか

改正ではないですね。

これが間違いなんて誰も言ってないんだから(笑)

この詩はモロにネガティブですが

これのポジティブ版? が 【 何処かにきっと居るはずの誰かのために 】 に置いてあります。

タイトルは 『 Alive Again 』

こちらのほうも ぜひ読んでみてくださいね☆