プチ割り小箱の製作

木割り
小物印鑑などの小物入れとしてイメージし、木取りした欅の40mmの材料を、鉈で割って身と蓋にしました。3:1位の比率で割りますが、木目の性質もあり、思ったようには割れてくれません。(今回はまずまずバランスよくいきました)
彫刻
蓋部分には,彫刻を施します。今回は庭に咲いた蘭をモチーフにスケッチしたものを、マリコンボさんが電動彫刻等を駆使して彫り上げました。
凹加工
身の部分は掘り込みの概略部に墨付けをした後。電動ドリルで後で加工しやすいように穴を開けていきます
左が開けた状態、右が開ける前です
ドリルで加工した部分を、鑿を用いて掘り込みをしたところです。後部となる部分は、兆番を取り付けるために最低15mm位は残して加工してあります。
ヒンジを取り付けて蓋の開閉をチェック
完成
塗装、着色をして完成しました。

制作日誌 200301

割り木小箱の製作は、ひとえに木割りの良し悪しによって決まります。
思ったように上手く割れないのが自然の素材を使うおもしろさでもあります。
偶然上手く行く場合もありますし、これは間違いないと思った材料でも上手く行かない場合もあります。それがまたおもしろい!!

Working dialy