フィルムの紙細工

  8字ノットに張られたフィルムがどのようになっているかを考えながら、簡単な紙細工をします。

  Fig.1をご覧ください。
  [1]: 私たちの作った紙細工です。 紙のフィルムを4つの部分に分けて色づけしています。 赤色系、緑色系、黄色系と、横縞の入ったものになっています。
  [2]: [1]をすこし回してみたものです。
  [3]: ぶら下がっているa のところが[1],[2]の横縞のところです。 a を除いたところは、上下左右に無限に広がったところですので、紙細工からは省いています。 このa の部分は、すぐ下の黄色いところにつながっています。


  Fig.2をご覧ください。
  [1]: ノットの紐と紐がどう交差しているのかを見て、フィルムが噛み合っているところに線を引いたものです。 その線を黄色で描いてあるのは、Fig.1の[1],[2]で黄色く染めた部分が噛み合っているところでの断面になっているからです。
  [2]: [1]の a-a' 付近を真横から見たものです。
  [3]: [1]を垂直方向から見たものです。
  Fig.3をご覧ください。
さて、紙細工をはじめます。 ,,のように紙を切ります。 t のところは、実際には紐が画面の前後に離れて立体交差しているところですが、かまわず線に沿って切ります。 bc のところに挟みをいれます。 そして、,gg' のところをa のところに貼りつけます。 つぎに、bc の切れ目をの点線のところへ左右から挟み込みます。
これで出来上がりです。
平坦な紙でつくったものですが、Fig.2と見比べてください。 絡みぐあいがよくわかります。

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