笹の滝は、国道168号線滝川口より東へ約12 km、渓谷美豊かな滝川の上流にあります。
しぶきをあげて流れ落ちる滝そのものの姿もさることながら、滝壷より溢れ出て、白くなめらかな岩肌を洗う流れも又、一見の価値があるでしょう。
この笹の滝は「日本の滝百選」の一つに、またこの滝を上流とする滝川渓谷の水は、県内31カ所の「やまとの水」の一つに選ばれています。

標高1800m。釈迦ヶ岳は大峰山系の山上ヶ岳、弥山から続く雄峰のひとつ。山頂で優美な姿を湛える銅製の釈迦如来像は、大正の強力「オニ雅」こと岡田雅行が一人で担ぎ上げたと伝わります。ブナ林と笹原の登山道では、鹿などの野生の鳥獣と出合えることもしばしば。十津川村からの登山道なら意外と楽に登れます。山頂で大峰山系を一望しながらお弁当を食べるのも爽快です。