>>vol.11 -part.2-
(容量が大きいので2つに分けさせてもらいました。悪しからず)
1997. 5.15(Thu.) | この日はヒマだった。とりあえずロンドンの行きたいところを挙げていこうってことで、ホームズ博物館に行きたくて、その近くにビートルズで有名なアビー ロードスタジオがあるから、広田をつかまえてそこへ行こうってことになって、ホームズ博物館へ向かった。ホームズ博物館もロンドンダンジョンのように 展示してあるんだけど、アトラクションぽくなくて全然つまんなかった。本当にホームズがいたような雰囲気で建物が建ってて、ただ中を見物しただけっ て感じ。地球の歩き方に、そこのトイレは必見の価値ありと書いてあったので、そこでおしっこしてきました(笑)。屋根裏部屋にトイレがあって、トイレの 仕切りの向こうが倉庫みたいになっててすごい広くて、誰かが覗いててもわかんないような感じでした。そこにノートがあって、来た人が名前とか記帳す るようになってて、そこに広田のサインとL'Arc〜en〜Cielのhydeのサインがあります。それから、名刺を貼るところがあったんで、そこに広田の名刺とラ ルクのサインの入ったのが今もあります。今ならあるんです(笑)。誰かが持っていっちゃったらなくなってるけど。ちょっと小雨混じりだったんですけど、そ こからそのままちょっと歩いて、アビーロードスタジオまで歩いていって、その通り道にリージェントパークらしきものを横目でみながら行きました。ロンド ンは、北にリージェントパーク、南にテムズ川、左にハイドパーク、右にロンドンタワーって言われてて、このリージェントパークに行った時点で、俺は全部 征服したなぁと思いました(笑)。それでアビーロードスタジオで、お馴染みの写真を撮って、スタジオの壁に一応ボールペンでL'Arc〜en〜Cielのhyde って書いたんだけど、ペンを用意してなかったんで、これは多分雨とかで一週間くらいで消えるような(笑)…。それからタクシーに乗って、ケンジントンマ ーケットにちょっと寄ったんだけど、また何も買わずに帰りました。夜は中心地の方に行って、百瀬さんが「今日は韓国料理を食べよう!俺についてこい !」って言うんで、韓国料理屋に行ったんですけど、ずっと同じ曲が流れてんの、なんか知らないけど。箸が鉄で出来てて、養成ギプスのような感じでし た。重かった。料理はおいしくて、その後みんなでクラブへgo!最初はパブに行こうっていう話だったんだけど、パブはもう外人がいっぱいで、座るところ もなくて…。だから、この時間だったらクラブは空いてるって言うから、クラブ行ってビール飲んで…。最初1階に座ってたんだけど、2階のほうがいいよっ て言われて、2階に上がって飲んでたら、今度は1階の方が音楽がいいぜ!って言って1人消え、2人消え…。それで俺とtetsuちゃんが残されて、tets uちゃんは寝出しちゃって、俺はひとりでボーッとして「いろんな人がいるなぁ」と思って眺めてた。tetsuちゃんは、1時間ぐらい寝てたのかなぁ。なんかす ごいだるそうな顔で目が覚めて、「帰ろうか」って2人で目を合わせて、降りていったら1階はものすごい人。この中で百瀬さん探すのたいへんだなぁって 感じで、踊ってる人の中をかきわけて探して、そしたら後ろからトントンって百瀬さんに声かけられて…。 (百瀬談:ノリノリになってね(笑)。) ふと見たらkenちゃんもノリノリで(笑)。「帰りますんで」って言って、またtetsuちゃんのところへ人をかきわけて戻って行ったら、今度tetsuちゃんがいなく て。また戻って百瀬さんに「tetsuちゃんがいない(涙)」って言って一緒に探してもらって。そしたらトイレに行ってたって。二人で外に出てタクシーを拾お うとしたら全然なくて、ピカデリーサーカスの中をグルグルグルグル歩いて、他の人もタクシーつかまえようとしてるから取り合いで、それでも何とかつか まえて、タクシーで帰宅。俺はちょっと心の中では歩いて帰ろうかなと思ってたんだけど、それを冗談ぽくtetsuちゃんに言ったらすごくイヤそうだったんで 、これは意地でもタクシーつかまえなきゃならんなと思って(笑 |
1997. 5.16(Fri.) | この日はファンクラブ用写真の撮影。メンバーひとりひとり何か乗り物に乗って撮影しようっていうことで、2階建てバスとタクシーと電車と3つあって、俺 がトップバッターだったから、バスに乗ることにしました。朝、広田がチャーハン作ってた。でも僕はそれを食べずに、撮影に行きました。お昼前くらいから 出かけてタワーブリッジっていう橋がある辺りをさまよって…。向こうってすごくレンガが綺麗で、古かったり、質感がすごく日本と違って。それでレンガの 前で撮りたいって言ったら、いろんなレンガのところに連れていってくれて、その前で撮影しました。最終的に行ったのは、テムズ川のほとり。こっちでい うお台場っぽい、カフェとかがいっぱいあるオシャレな一角があって、そこに連れていってもらって、サンドウィッチ買って食べました。その日の撮影は残 すところバスだけっていうところまできて、最後にカフェでコーラ飲んでたんだけど、お客さんは他に誰もいなくて、カメラマンとマネジャーと3人だけ。お店 に柵があるんだけど、その柵の向こうに黒猫が歩いてて、こっちの方にちょろちょろちょろ〜っと向かって来て、こっちに来るなぁって思ってたら、俺のテ ーブルの目の前に来てニャーとも何とも言わずにそのままそこでごろんってねっころがったの。それでずーっと勝手にゴロゴロいってんの。凄い可愛かっ たです。その後バスの撮影をして、帰ってtetsuちゃんとバトンタッチ。帰ってからやることなくて、ずーっとkenちゃんと部屋でボーッとしてました。そしたら ドカラッシャッシャーンって雷が鳴って、ドーっと雨が降ってきたから、tetsuちゃん公園とかで撮るって言ってたのに大丈夫か心配になって…。でもそんな ずぶ濡れでもなく帰ってきました。次のkenちゃんが撮影行くの嫌がってて、雨が止むのを待ったんだけど、止まないからとりあえず食事に行こうというこ とになり、日本料理屋さんっていうか、定食屋さんみたいなところに行きました。なんとか定食とかいっぱいあるような所。俺は、天ざるを食べました。久 しぶりの和食。食事が終わってから、kenちゃんは旅立っていきました。kenちゃんの撮影は深夜3時までかかったみたい。 |
1997. 5.17(Sat.) | 朝食当番の日。前の日から下ごしらえしてあったんですよ。朝早く起きて、一からやるの面倒くさかったから(笑)。前の日、みんなが撮影している時と かに、買い物行ったりして。チキンライス作ったんだけど、オムライスとチキンライスの中間って感じ。玉子をスクランブルエッグ状態にしておいて、それを まぶして、肉を挽き肉にしてみました。でも、失敗かな(笑)。「腹にいれろ!」って感じの朝食になりました。「食っとけ!」みたいな。朝食の後に大石( 事務所社長)一行が到着。「今頃着いてんだろうなぁ」と思いながらご飯食べてたら、来て…。一行っていうのは、レコード会社の人と、コンサート制作の 人と、目黒の父と、ビデオの父。もうみんな朝から元気いっぱい(笑)。朝の5時に着いてたみたいなんだけど、やることなくって、ホテルもチェックイン出 来ないから、数時間の間に街中を歩き回ってやってきたらしい。みんないい年してんのにGショック買いに行くとかいって、みんなでGショック屋さんに行 った。メンバーの中ではtetsuちゃんが買ってました。俺はGショックにあまり興味なくて、あんまりよさがわかんない。Gショック買った後に大石一行とは 別れました。その近所に、ドクターマーチンの本店みたいなのがあったので、そこにいったんだけど、俺が欲しいのはその店になくて、結局他の店でドク ターマーチンを買いました。夜はすごい高級なインド料理屋に行って、大人達がなんだか訳のわからない会話を繰り広げてた。僕には理解できませんで した。「酒抜きで話せや!おまえらぁ」って感じでしたね(笑)。その後、俺は帰ったんだけど、他の連中はクラブとブークラ(女の子がいる所)に行ってま した。この時先頭の集団とはぐれちゃったんですよ。「なんだよ、あいつら先に行きやがってぇ!!」って思ってたら、そういうことだったんだって後でわか りました。すっかり巻かれました(笑)。凄いスピードでしたもん。巻かれて、途方にくれて…。tetsuちゃんと記念写真撮って帰ろうって言って(笑)、帰り ました。ひどいね(笑)。僕はシャワー浴びて寝ました。 |
1997. 5.18(Sun.) | ストーンヘンジに旅立ちました。ビデオの父たちと11時に待ち合わせして、電車に乗って行きました。2時間おきぐらいにしかない電車で、駅に行ったら 1時間くらい待たなきゃいけなくって、なんとか電車にのって1時間半かけてソウルスベリーっていう駅で降りて、そこからバスに乗るつもりだったんだけ ど、駅の前にバス停がないの。駅から10分か15分歩いたところにあって、結局ストーンヘンジ行きのバスには乗れなくて、またそこで1時間くらい待た なきゃならないっていうんで、そこからタクシーで行きました。景色がすごい良くて、一本道がダーっとあって、天気もよくて、地平線の高原みたいな感じ 。ストーンヘンジっていうのは、昔の人が石で作った何かで、円状になってるもの。それを見たかったんですよ。そこへ行くと、外国人用のいろんな国の 人が見聞きできるように、電話型のウォークマンみたいなのを貸してくれるんだけど、その中の日本の日の丸がついたのを取って、それを聞きながらま ず一周しました。だけど、それ聞きながらだと全然感動できなくて、全然よくなかった。一周したはいいけど、なんかもう明日にでも忘れそうだったから、 それを聞かずにもう一周して。腹で感じるみたいな、そしたらなんかいい感じでしたね。その帰りに、めちゃくちゃでっかい教会がその町にあるからそれを 見て帰ろうってことになって、高さが200メートルぐらいある、古くて凄いでっかい教会に行って、心を洗って、歩いて駅まで行ったんだけど、それもまた すごいよかった。田舎の町とか歩いてると、家とか売ってて、FOR SALE看板が出てるんですよ。その家は、すごい見晴らしがよくて、前が広い公園で、 その向こうにその教会が見えて、ここいいなぁって思ったんだけど、でももう2度と来ないだろうなぁと思いながら歩いて帰りました。夜は、ロンドンで店決 めとくからみんなで晩飯一緒に食べようって決まってたんだけど、その店がどこかわかってなくて、大変だった。ホテルに電話すると伝言が入ってる予定 だったんだけど、それが聞けなくて、一回ホテルまで戻って、タクシーでまた出かけるみたいな。でも、なんとか合流して、チャイナジャズで北京ダック食 べた。おいしいねって言いながら…。その間、kenちゃんと百瀬さんはTHE WHOのライブ行ってました。帰りにまたいやらしい店に寄って(笑)。俺達は、 中華食べ終わって、ハリーさんっていう人に「1杯飲みに行きましょう」って言われて、ロンドンの市街地からちょっと離れたところに飲みに行った。その店 の前に行ったら警官とかいて、なんかケンカがあったみたい。ハリーさんが「大丈夫だから、大丈夫だから」って言うんだけど、全然大丈夫じゃない感じ で、ハリーさんに連れられて、2階の方に行ったらそんな乱闘騒ぎもなく、そこでカクテルとか飲んでたら、ロバートっていう黒人の友達が、「YO!」とか 声を掛けてきて、ずっと喋ってて、そこのオーナーらしいんだけど、すごい若いの。カクテル半分くらい飲んだら、「さあ、帰ろうか!」ということになっちゃっ て、帰りました(笑)。その帰りに初めて白タクに乗るしかなくなっちゃって…。怖かったです。うりの社長とか豪快だから「お前ら、それ乗って帰れ!」っ て言われて、tetsuちゃんと広田と3人で乗せられて…。広田が、全然頼りになんないの(笑)。日本にいるときはバリバリ頼りになりそうだなぁって感じ だったんだけど、全然頼りになんないの(笑)。広田はそのあやしい運転手の隣の助手席に乗って、俺とtetsuちゃん後ろに乗って、ボルボだったと思う んだけど、いかにもあやしい車に乗って…。何言われてもわかんないみたいな(笑)。広田はたまに喋りかけられても「Yes.」しか言わないから途中で会 話が止まっちゃって、「What?」とか言われて(笑)。殺されるんじゃないかなぁとか、ちゃんと帰らしてくれるのかなぁとか心配でした。でも、その時に流 れてたラジオが最高に面白くて、印象的でした。ベストテンみたいなのをやってたんだけど、専属のDJみたいな人が、自分でベストテンに入った曲を歌 いながら紹介するっていう…。「日本でやったら流行るんちゃうかなぁ?」って思いました。プレスリーのモノマネでカーディガンズとか、ベストテンを歌って いくの。画期的でしたね、最高に面白かったです。それで、なんとか無事にたどり着いて、シャワー浴びて寝ました。 |
1997. 5.19(Mon.) | tetsuちゃんと朝食当番で、レコード会社の人がお土産でめんたいこ持ってきてくれたんで、それを食材に、めんたいパスタ作ったんだけど、これはチキン ライスより悪かった。なんか変な感じで、あやしい朝食でしたね。この日は、大英博物館に行きました。まあ最初から1回は行こうかなぁと思っていたん で。広田も行きたがってたから一緒に行った。広田は、「俺こういうの好きですから、のんびり見たいですね」とか言ってたから、のんびりするのかなぁと 思ってたら、向こうに着いたら「早く回りましょうよ」とか言って、結構早くて「スーッて歩いていけばいいじゃないですか」って言っちゃって、話が違うなぁ みたいな。「ミイラ見ればいいんか、お前は…」って感じ(笑)。博物館の館内地図見ながら行ったら、ミイラがあるべきところになくて、貸出中かなんかか なぁと思って、その部屋にも入れなくて、「何しにきたんや!?」とか言いながら歩いてたら、全然別の場所にあった。なんか変なミイラ。頭かち割られて 、埋められた昔の生け贄かなんかのミイラ。ロゼッタストーンには行かなきゃ!と思って行ったら、ロゼッタストーンって書いてあるんだけど、何もないんで すよ(笑)。やっぱりどっかに貸し出したみたいで。ツタンカーメンも見れなくて、結局何もなかった…ミイラだけ(笑)。それであとなんかどうしょうもない時 計とか見たりして…。ダメですね、やっぱり。ミイラはミイラでもういいやって感じでした。花よりだんごですから。そのあとお土産買って、ファーストフード みたいなところに入ったんだけど、アイスコーヒーって向こうにないの。たまにアイスコーヒーって書いてあるんだけど、頼むと、冷たいコーヒーの中にアイ スクリームが入ったのが出てきて、確かにアイスコーヒーっていえばそうなんだけど(笑)。大英博物館からGショックとか売ってた通りが近かったから、 そこまで歩いていって、もう1足マーチンの靴買って帰りました。その日、ニック・ケイブのライブがあったから、それまでに帰らなくちゃならなくて、ニック・ ケイブがライブやるところも歩いていけそうだったから、うだうだ言いながら歩いて行ったんだけど、結構遠かった。ロイヤルアルバートホールというすごい 有名な所らしく、建物がすごいかっこよかったです。すごい綺麗で、日本にもこういうのあればいいのになぁって思いました。ロンドンでは、何処に行って もそう思ったけど。ライブは、席がステージの左端のほうだったんだけど、まあまあ近い感じで見れました。ニック・ケイブってあんまりよく知らなくって、な んか凄い退屈でした。歌詞が凄いらしいんだけど、わかんないから(笑)。帰りの混雑がいやだったから、2回目のアンコール位の時に出ました。その後 食事に行ったら、そこにロバートがいて、また「YO!」とか言って(笑)。ロバートに紹介してもらった店だから、いてもおかしくないんですけど。なんか盛り 上がって話してしまいました。大石一行はその日がラストナイト。随分短い滞在で、その間、一回も会わない人もいました(笑)。初日の食事の時だけで 。なんかもっと一緒にいて、話とかするのかと思ってたんだけど、全然関係なくて、向こうは観光に来てて、偶然会ったみたいな感じでしたね(笑)。それ で、一行ラストナイトは、オシャレなレストランで、モダンブリティッシュっていう料理を食べました。その後はクラブへ。カラオケつきの(笑)。ロンドンでは じめて女っ気があった機会でしたね(笑)。でも、店の女の子があんまりかわいくなくて、百瀬さんがぴりぴりしてて「まあまあまあ、百瀬さん!抑えて、 抑えて…」って僕はずっと言ってました。そこで米米クラブのタイムストップという曲を熱唱してきました(笑)。 |
1997. 5.20(Tue.) | 前の日から、百瀬さんが混ぜご飯を仕込んで、この日の朝食は和風にそばと炊き込みご飯。 (百瀬談:丁度いい器がなかったのでワイングラスでそばを食べたんですよ。) リッチなそばでした(笑)。朝、広田がたまごっちを買いに行くことになり…というのも、大石さんが前日、街をうろうろしてたらオモチャ屋でたまごっちを見 つけて、火曜日に“たまごっち入荷!!”ってお店の人から聞いたらしく、前の晩、広田が大石さんに「朝から並べ!」って言われて…。広田は、「行った 所で給料が上がる訳じゃあるまいし、起きれたら行きますけどね、そんな無理してまで行きませんよ。」って言ってたのに、俺が朝起きたらもういません でした(笑)。「あれ?広田は?」って言ったら、「飛び起きて行ったよ」とか言われて(笑)…。 (百瀬談:「ああ、寝坊したぁ!ああ、やばいぃ!」って言って出かけていきました。) 広田という人間がこれでやっとわかったと思いましたね。たまごっちを3つ買ってきてました。「5こくれ!」って言ったら、「お前なんかに売ってやらんわ! 」って言われて3つしか買えなかったらしくて。買ってきたのはいいけど、ちゃんと大石さんも自分で行ってて、16個も買ってきてた(笑)。多分強引に買 ったんだね。そこで「広田何しに行ったん?」っていう落ちが(笑)。夜はマリリン・マンソンのライブ。日本でマリリン・マンソンのチケット取ってたんだけど 、楽しみにしてたんですけどね。諸事情で行けなくなってしまって…。ところが、ロンドンで僕たちがいる間にマリリン・マンソンのライブがあるっていうじゃ ないですか!!それで待ちに待ったマリリン・マンソンのライブに行ってきました。行ったら、その町が廃れた汚い町で、大阪でいう新今宮降りたみたい な感じで、さびれた町。もうホントにエッグプラントに行くみたいな…。ゴミとかいっぱい落ちてて、なんか汚い町でした。駅を降りるぐらいから、派手なお 兄さまお姉さまたちがいて、その人達についていけばわかるっていう…。行ったら、そのホールを一周するんじゃないかと思うくらい凄い行列で、なかな か進まなくて1時間ぐらい並んでました。みんなロバートスミスみたいな人ばっかり(笑)。マリリン・マンソンって、そういう格好してる割に、結構ハードコ アで、入れ墨入れた人とか、そういう人も沢山いた。会場に入って、ビール買って飲んでたら、ロバートスミス(もどき)が「タバコくれ!」って言ってきて、 もう馬鹿なフリしちゃった(笑)。向こうは思いっきりジェスチャーで、「シガレッツ?」とか言ってるんだけど、気のない感じで「はあ?」って言ったら、イライ ラしたみたいでどっか行っちゃいました。ライブは、凄い人が多くて、よく見えないからずっと爪先立ちで見てたんだけど、客席がスロープになってて、す っごい不安定だった。コンサート始まって、みんな大暴れかなぁと思ってたら、前の方の連中だけで、出来るだけ前に行こうと思ってたんですけど、人が 凄くて行けなかった。でもノリノリ、カッコよかったです。終わってから、中華街に行って北京ダックと福建チャーハンを食べました。 |
1997. 5.21(Wed.) | 東京から来た軍団が、お土産に天下一品のラーメンを持ってきてくれたので、朝っぱらから天下一品のこってりしたラーメンをガッツリ食べて、ブライトン ビーチへ行きました。前々から行こう行こうって百瀬さんに言っても、いつもうわの空で軽くかわされてて、ホントに行く気あるのかなぁって感じで、百瀬さ んいつもいなくて、このまま最後まで行け無いんじゃないかなぁって思って、かなり不安だったんだけど、やっとって感じで行きました。南の方に電車で1 時間。海に行って、「さらば青春の光」っていう映画に出て来る、海に突き出してる遊園地があるんだけど、そこ行ってくつろぎタイム。なんかボーッとし てました。ホットドック買ったり、kenちゃんが、妙に遊園地とかデパートの屋上とかにある子供が遊ぶ乗り物にはまっちゃって(笑)。「この顔最高!!」 とか言いながら、いっぱい写真撮ったり。結構やばいかも。向こうのセンスで作ってあるから。でも気に入ってずーっと写真撮ってました。海岸行ったりし て、のんびりと時間を潰したって感じでした。ロンドンに帰ってきて、コーディネーターの方と最後の夜食会。ビデオの父が「絶対うまいから、ほんまに行 った方がええわ!」って言う店があって、そこまで言われたら行かないわけにはいかないって感じで、行ったんだけど、めちゃくちゃ遠かった。ロンドンの 市街を越えて…。めちゃめちゃオシャレやから!って言われて行ったんだけど、行ってみたら、ひっそりとたたずむお店があって、まあオシャレやけど…っ て感じのところ。料理を頼んで、前菜がでてきたんだけど、なんかあんまりおいしくなくて。でも、これはまだ前菜だしこのあとの料理は違うのかなぁと思 い、次はすっごいうまいのでてくるのか!!と思って期待してたんだけど、騙されました。 (百瀬談:すっごいまずい訳じゃないんだけど、先入観が凄かったから…。調子にのっておまかせにしたもんだから、全てのメニューが来ちゃって、とんでもなく高くつきました。) そこでウサギ食べました。ここで赤ワイン飲んだような気が…。酔っぱらったみたい(笑)。余り覚えてないんだけど。 (百瀬談:そこからhydeは別の生命体となり…。あまり多くは語れません(笑)。) 帰りは車で市内の夜景見ながら、帰りました。カメラマンの人が運転してたんですけど、途中途中で、ここの病院はエレファントマンがいたとか、地下室 にはホルマリン漬けがあるらしいとか聞きながら、夜景を見て帰りました。帰ってから、コンビニ行ってねました。 |
1997. 5.22(Thu.) | 最後の朝は、テレビつけたらマリリン・マンソンのニュースやってて、行列とか映ってて、映ってないかなぁと思って見たけど映ってなかった(笑)。朝ごは んを食べにカフェに入ったら、新聞が置いてあって、見たらそれにもマリリン・マンソンが載ってたから飛行機で読もうと思って、持って帰ってきました。飛 行機にのって、いよいよロンドンさようなら!!帰りはバツグンに寝ました。前の日寝ないようにしてたから、起きたらあと成田まで1時間…。有意義なロ ンドンの旅でした。 |