>>vol.85

2015. 6.15(Mon.) “APOCALYPTICA -SHADOWMAKER UK TOUR-”出演決定
APOCALYPTICAは、"SIXX:A.M.-The Modern Vintage Tour-"のときに、いっしょにツアーを回って仲良くなったバンドです。彼らは、チェロが3人にドラムっていうちょっと変わった編成で、元々はメタリカのカバーをやったりしてて、ヨーロッパですごい人気があるんですよ。イギリスを細かく回ることはなかなかないから、楽しみだなあ。
2015. 6.27(Sat.) “氣志團万博2015”出演決定
"氣志團万博"は、みんなすごくアットホームなんですよ。VAMPSのファンもほかのバンドで盛りあがってて、それを観ながらビールを飲むのが気持ちいい。でもいつも、あり得ないタイミングでオファーがくるんです。今回もすごいスケジュールなんですよね。"L'Arc~en~Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO"のゲネプロを大阪でやって、VAMPSで"氣志團万博"を千葉でやって、また"L'Arc~en~Ciel LIVE 2015 L'ArCASINO"の本番で大阪に戻って……。普通ないですよね(笑)。
2015. 7. 2(Thu.) “JAPAN EXPO PARIS”1日目
トークショーやインタビュー、サイン セッションと大忙しでした。こんなにいろいろやったのは初めてかな。(編集担当「このイベント自体をどういうふうに捉えていますか?」)日本の文化を広める一翼を担えた、ということを光栄に思ってます。
                                                                               
→7月2日~5日 JAPAN EXPO PARIS 2015@Paris-Nord Villepinte Exhibition Center
2015. 7. 3(Fri.) "JAPAN EXPO PARIS"2日目
この日もインタビューとサイン セッションでした。会場内では日本食も販売していて、たこ焼きを買ってきて食べたんですけど、すごい値段が高いんですよ。ひと皿11ユーロ(日本円で約¥1500)。知りあいに聞いたら、機械とか材料を取りよせるのにすごいお金がかかるんですって。だから高いのは仕方のないことらしくて。でも、約¥1500で本物の味が食べられたらいいのかもしれないね。
2015. 7. 4(Sat.) "JAPAN EXPO PARIS"3日目
ライヴ当日。このライヴはひどかったですね。今まででいちばんすごかったです。野外フェスで突然の雨とか、何かが聞こえないとかは結構慣れてたんですけど。本番前にうちのローディーが、モニターの音をだいたいセッティングしてたんだけど、現地のPAスタッフに本番直前でリセットされてしまってて。で、始まったはいいけど、何もわからない状態。ステージ上で「なんとかしろ~!」って怒鳴りまくりでしたね(笑)。リハーサルも機材セッティングが間にあわなくてできなくて。それでもよく演奏できたなあ、たいしたもんだなあと思いました。お客さんには関係のないことなんで、盛りあげようっていう気持ちもあって、最後は客席に降りて歌いました。
2015. 7. 5(Sun.) "JAPAN EXPO PARIS"4日目
"JAPAN EXPO"には(「新世紀エヴァンゲリオン」が代表作のマンガ家)貞本義行先生もいらしてて。楽屋が近かったんでそのうち会えるかなあと思っていたんです。「エヴァンゲリオン」は映画のなかでもいちばん好きなんで、サインもらえへんかなあと思ってたら、向こうから声かけてくれました。サインを交換させてもらって大興奮でした。
2015. 7. 6(Mon.) ロンドンへ移動
ロンドンへは、ユーロスター(イギリスと大陸ヨーロッパを結ぶ国際列車)で移動しました。入国審査が厳しくて、結構待たされて大変でしたね。飛行機で行く予定だったんですけど、ユーロスターに乗りたくて急きょ変更したんです。以前ラルク アン シエルでロンドンからパリに移動したときはスムーズに入国できたから、それを想像して行ったんですよ。でも逆は、まさかそんな厳しいとは思わなかったけど、飛行機よりぜんぜん楽しかった。ワインとかパンとかおいしい食べ物も出てくるし。友達が言っていたんだけど、フランスではパンとバターを誰でも安く買えるように国が援助していて、ぜいたくにパン作りができるんだって。だから安くておいしいらしい。(編集担当「パリとロンドンではHytterに自撮りをたくさん投稿されていたようですが」)"ワインとパリと自撮りと"で入国しました(笑)。
2015. 7. 7(Tue.) オフ日
中華街に福建炒飯を食べにいきました。でも思ってた福建炒飯じゃなかったんですよ。あんかけのかかった白いごはんだったんです。ほかの料理はおいしかったんですけど、ちょっと残念だな~と思って。それ以来、「おいしい福建炒飯を食べてやろう」と闘志を燃やしています。
2015. 7. 9(Thu.) "JAPAN NIGHT London at HEPER JAPAN"レセプション パーティ
ストライキで地下鉄がすべて止まっていて中心地は大渋滞だったんですよ。"JAPAN NIGHT"はロンドンの街中でやったから、移動にすごい時間かかりました。パーティは関係者がいて、「よろしくお願いします。カンパーイ!」みたいな感じでした。(編集担当「この日、VAMPSの"OZZFEST JAPAN 2015"出演が決定しましたね」)僕、それまでメタルフェスはあんま知らなかったんです。いちばん最初に知ったのがオズフェスやと思うんやけど、こんなん出れたらいいなあと思ってたんですね。だから、楽しみだなあ。
2015. 7. 10(Fri.) "JAPAN NIGHT London at HEPER JAPAN"1日目
出演したバンドそれぞれ、ぜんぜん雰囲気が違うからね。日本のバンドのいろいろなテイストが楽しめるっていう感じで良かったんじゃないかな。ほかのバンドも観てましたけど、どれもおもしろいなと思いました。演奏やかけ合いで観客を盛りあげていってるように見えましたね。(編集担当「ほかのバンドを客観的に観て、ロンドンにおけるアプローチの糸口は感じましたか?」)自分自身の反省点を感じたね。バンド自体は想像以上にお客さんを盛りあげてるんだけど、どうやって次の段階にいけばいいんだろうって考えました。それには、ヴォーカリストのスキルアップが必要かなと思ってて。"JAPAN EXPO"と"JAPAN NIGHT"を対比してみると、同じような日本文化を伝える場ではあるけど、ちょっと違うものだなって思いました。"JAPAN EXPO"はアニメとかサブカル寄りなイメージで、"JAPAN NIGHT"は会場がライヴハウスっていうのもあったし、音楽で人を引っぱる感じがしましたね。そういう意味では、似て非なるものだと思います。エンターテインメント感は"JAPAN EXPO"のほうがあったかもしれないですけど……あのときはハプニング続きで冷静じゃなかったんで(笑)。
                                                                                   
→7月10日~11日 JAPAN NIGHT London at HYPER JAPAN@indigo at The O2
2015. 7. 11(Sat.) "JAPAN NIGHT London at HEPER JAPAN"2日目
[Alexandros]さんも凛として時雨さんも、機会がなくてあんましゃべったことがなかったんですよ。夜は全バンド合同の打ち上げの場を設けてもらって、結構話しましたね。LINE友達になりました。
2015. 7. 16(Thu.) "VAMPS LIVE 2015 Latin America"決定
以前チリではライヴをやったことがあったけど、中南米は遠いからなかなか行けなかったんですよ。国と国の価値観がぜんぜん違うから、ブッキングもむずかしい。でも中南米では、「日本から見て地球の反対側やのに、なんで!?」って思うくらい人気があるんです。ファンがいっぱいいるのに行けてないっていうのがすごく残念だったんですけど、今回やっと実現しました。楽しみ。
2015. 7. 21(Tue.) "VAMPS LIVE 2015"アメリカ西海岸でも開催決定
"VAMPS LIVE 2015"をロサンゼルスとサンフランシスコでも開催することが決まりました。せっかくなんでね、北米でもやりたいなあと思って。相当な移動距離で、電車を1本でも間違えるとコンサートができないレベルみたいなんですよ。体力的にはいいんだけど、「移動、大丈夫かなあ」って心配ですね。
2015. 7. 22(Wed.)~29(Wed.) 作詞、作曲作業
kenちゃんが作ってきた曲に対して、「もうちょっとこうしたらどうかな」って、iPhoneに鼻歌で録音して送ってました。かなりアナログな方法で送ったりしてたので、それをkenちゃんが聴いて、大爆笑だったって言ってた。あと作詞してました。
2015. 8. 1(Sat.) 歌練習
この日は次の日がレコーディングだったんで、最終調整がてらスタジオで歌って練習してました。
2015. 8. 2(Sun.) ラルク アン シエル新曲のヴォーカル レコーディング
順調に終わった以外の何物でもなかったね。(編集担当「新曲の仕上がりの印象についてはどうですか?」)ラルク アン シエルっぽくありながらも、新しく進んでるバンドな感じもするし、ちゃんとポップだし、いい曲だと思います。
2015. 8.12(Wed.) 「HALLOWEEN DOLLS」ミュージック クリップ撮影
元々子供場ジョンはいつか作りたいと思ってました。最初、自分はどれくらいのレベルで制作に関わるのかなあと思ってたんですけど、やっぱり衣装とか髪型とか全部が気になるから、人任せにできなくて。で、全部チェックしたんで結局プロデューサーになってしまいました。この曲は、ほかの層にもっとアプローチできる曲だと思ってたし、ハロウィンといえば子供バージョンだなって。僕たちはロッカーだから歪みのギターとかなくせなかったんですけど、子供がやるぶんにはそんなことぜんぜん気にしなくていいから、かわいいアレンジにしてかわいい声で歌ってもらってます。子役たちは小学3年生から5年生くらいの女の子で、かわいかったな~。もう、メロメロでしたよ。ずっとこの仕事したいと思いました(笑)。
2015. 8. 13(Thu.)~16(Sun.) "BEAST PARTY"の準備
"BEAST PARTY"のメニューや、演出などの準備をしてました。
2015. 8.17(Mon.)~19(Wed.) "VAMPS LIVE 2015 BEAST PARTY"リハーサル
1ヵ月以上VAMPSのメンバーと会わないのは久しぶりだったので、夏休み明けの新学期のような気分でした(笑)。アコースティックにアレンジするときにどうするかっていうところがちょっと時間かかったかなあ。ピアノ弾き語りで「夏祭り」を歌おうっていうのはひと月前くらいから決めていました。(編集担当「"BEAST PARTY"のゲストが決まりましたね。今年もkenさんが出演されることになりましたが、いかがでしたか?」)否応なく盛りあがるんでね。普段のライヴではゲストを呼ぶことってあんまりないから、自分たちとしてもすごく楽しみにしてます。
2015. 8.21(Fri.) "VAMPS LIVE 2015 BEAST PARTY"ゲネプロ
1週間前くらいから天候が気になってました。ちょうど台風が来てたんで、やだなあと思ってたんですけど、3日前くらいから天気予報が全部快晴に変わったんですよね。やった!と思いました。会場に着いたらすごい暑くて夏だったんで、完璧だ……、と。今回は天気に関してはストレスがなかったです。ステージを見てもほとんど問題点を感じませんでした。(編集担当「この日、HYDEオフィシャルTwitterとinstagramを開設されたんですね」)TwitterはずっとVAMPSでやってたんですけど、ラルク アン シエルのことに関してVAMPSのアカウントでやるのはちょっと変な話かなと思っていて。個人にしたらちょっと楽かなって思いつつ、やり方は変わってないです。
2015. 8.22(Sat.) "VAMPS LIVE 2015 BEAST PARTY"1日目
これがないと夏が来た気がしない!ちょうどいい暑さだし、ぬるい風でいい感じでした。お客さんに、水をかけるのがいちばんおもしろいですね。アコースティックで演奏した「夏祭り」は、完璧に練習したはずなのに歌詞がとんじゃった……(笑)。1日目のゲストは清春さんだったんですけど、快く引きうけてくれました。今回の"BEAST PARTY"はロックな雰囲気を出したかったのでバッチリでした。いい感じで不良の夏を堪能できたステージになりましたね。
                                                                     
→8月22日~23日 VAMPS LIVE 2015 BEAST PARTY@千葉 幕張公園内 BEACH STAGE
2015. 8.23(Sun.) "VAMPS LIVE 2015 BEAST PARTY"2日目
明るいうちに演奏したい曲、夕暮れに演奏したい曲、夜に演奏したい曲をそれぞれまとめてセットリストを作りました。そうなると、空が演出になるんでね。自然を利用した演出で、かなり気持ちいい。野外ならではの相乗効果があるかなあと思います。演出に使った輿は、本番はプロレスラーが担いでくれたんですけど、ゲネプロではスタッフが担いでて、悲鳴あげてました(笑)。僕も「え~大丈夫~?」って、心配になりましたよ。ほかにも火あり水ありで演出が盛りだくさんだったんですけど、最初に思いっきり水がかかって、足を滑らせて思いっきり転びました。踏むとこがビチョビチョだったんですよ。この日のゲストは、毎年恒例になりつつあるkenちゃんでした。曲はアレンジして、kenちゃんを盛りあげられるように考えました。(編集担当「kenさんとはあらかじめ打ち合わせされてたんですか?」)ギターソロのイメージはおおまかに伝えておいたんです。口ギターで、「わわわわ~ん」って(笑)。「HONEY」の間奏では、そのとおりの感じでやってくれました。このライヴが終わったらなんかちょっと寂しいですね。一気に夏が終わった感じがします。
今号のシメのひと言

"L'ArCASINO"は終わったのでしょうかね?
そして、毎年恒例になりつつある、"HALLO
WEEN PARTY 2015"の開催が発表されまし
た。次は、ハロウィンでお待ちしております。