>>vol.84
2015. 3. 7(Sat.)〜 8(Sun.) | “VAMPADDICT-WINTER
2015-” 毎年恒例になってきてますけど、楽しませることがだんだん上手になってると思う。まあ、遊んでるだけなんですけどね(笑)。(編集担当「VAMPSウォッチング(専用ビブスをつけてゲレンデを滑っている人は、VAMPSと遭遇したら交流 できるイベント)がおもしろいですね」)みんな、「見つけたー!!」ってゾンビみたいな勢いで向かってくるんですよね(笑)。いかにゲレンデでファンを分散させるかがむずかしい。スノボがうまくなかったら、すぐに絡まれて終 わってますよ。(編集担当「さり気なく腕前を自慢してますね」)僕レベルじゃないと、この企画は無理なんじゃないかな(笑)。GLAYのみんながたまたま同じスキー場に遊びにきていて、いっしょに飲んだりしました。 →3月7日・8日 VAMPADDICT-WINTER 2015-@苗場プリンスホテル4号館 プリザーディウム |
2015. 3.14(Sat.) | VAMPS LIVE 2015“BLOODSUCKERS”セビオアリーナ仙台 (編集担当「久しぶりの仙台はいかがでしたか?」)……盛りあがった!ただ、めちゃくちゃ寒かったです。普段、楽屋の入口は開けっぱなしが多いけど、この日は「閉めて!閉めて!」って言ってました。寒かったけど、ライヴ は熱かったぜ。 →3月14日 VAMPS LIVE 2015“BLOODSUCKERS”@セビオアリーナ仙台 |
2015. 3.20(Fri.)〜21(Sat.) | 画家の金子國義先生のお通夜、告別式 いまだに胸に穴があいたような気分です。誰も死なないでほしいですね。ちょっといい話があってね。17日に先生が亡くなったんですけど、18日は先生の息子さんの誕生日だったんですよ。そしたら、その日に先生か らケーキが届いたんです。ドラマみたいな話。 |
2015. 3.24(Tue.) | OBLIVION DUSTのライヴを観にLIQUIDROOMへ ちょっと時間が空いたので久しぶりに観にいきました。ファンクラブ ライヴとのことでアットホームな感じでした。メンバーの素が見られて楽しかった。 |
2015. 4. 4(Sat.) | “JAPAN NIGHT Jakarta”出演 対バンしたスカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)と[Alexandros]も、すごく盛りあがってました。受けいれ態勢が出来てた感じ。やっぱりライヴが上手なバンドはどこでやっても盛りあがるんですよね。スカパラの曲 には言葉がないから、結構いろんなところでやっても盛りあがるんだって。なるほどな〜。 →4月4日 JAPAN NIGHT in Jakarta@The Kasablanka(Kota Kasablanka Mall,Jakarta) |
2015. 4. 6(Mon.) | サンフランシスコ到着。全米ツアーへ (編集担当「ツアーの幕開けに向けて、どういう心境でしたか?」)日本ではちやほやされてるから、どれくらいのアウェイ感なんだろうかっていう心配はあったかもしれないですね。実際にツアーが始まっても、それはずーっと感 じていました。アウェイななか、いかにお客さんを引きこむかっていうのが課題でした。自分自身、前半は演奏とか結構空回りしてましたね。 |
2015. 4. 8(Wed.) | “SIXX:A.M.-The
Modern Vintage Tour-”初日、サンフランシスコ SIXX:A.M.のリハを観るのが初めてだから、どういう雰囲気でやってんのやろなあと、じっくり観てました。あいさつするタイミングをどうしようかと思ってたら、結局リハの合間にバレて、ステージの上と下であいさつしま した。ちょっとね、夢のなかみたいなんですよ。楽屋の前をNikki Sixxが歩いてるという。K.A.Zくんなんか、トイレを探してたらNikkiが案内してくれたらしいです。 →4月8日 SIXX:A.M.-The Modern Vintage Tour-@The Regency Ballroom(サンフランシスコ) |
2015. 4.10(Fri.) | “SIXX:A.M.-The
Modern Vintage Tour-”ラスベガス 西海岸はね、日本からのファンも結構来てくれてました。ありがたいけど、同時に、この子たちが自慢できるようなバンドでいないとダメだなと思う。いい演奏をしないといけないなと。 →4月10日 SIXX:A.M.-The Modern Vintage Tour-@The Joint(ラス・ヴェガス) |
2015. 4.13(Mon.) | “SIXX:A.M.-The
Modern Vintage Tour-”デンバー アメリカのファンと街で偶然会っても、日本みたいなミーハーな状況にはならないから、普通にその辺のバーで飲んでます。ライヴを観てくれたお客さんが結構声をかけてくれるんですね。「おまえらさっき最高だったぜ 。おごらせてくれよ」って。この前なんか、SIXX:A.M.のライヴの最後のほうでギターのASHBAがステージから下りて客席をずーっと歩いて演奏してたのに、ノーケアなんですよ。日本だと「キャー!」ってなってしまうじゃ ないですか。たぶんそれに近い感じで、アメリカ人は普通の人として接してくる感じはありますね。 →4月13日 SIXX:A.M.-The Modern Vintage Tour-@Ogden Theater(デンバー) |
2015. 4.17(Fri.) | “SIXX:A.M.-The
Modern Vintage Tour-”ダラス ライヴが終わったら土砂降りだったんです。そんななかラーメン屋さんに向かってたら、道をすっごい間違えて。戻っていったらほんまライヴハウスの隣くらいでした(笑)。そこにもやっぱりライヴのお客さんがいて、「良 かったよ」って言ってくれました。そのときも、ワインか何か「あちらのお客さんに」という感じでおごってくれました。(編集担当「ライヴの手ごたえとしてはいかがでしたか?」)少しずつ攻略法がわかり始めたところじゃないです か。曲順とか、最初は試行錯誤でやってたんだけど、中盤にはだんだん固まってきました。今時のロックじゃないんですよね。SIXX:A.M.も。だからオーソドックスな展開のほうがいいかなと。比較的単純な曲とか、メロ ディアスで、それでいてロックな曲で攻撃していったほうがいいなと思ったんです。今回のツアーで反応が良かったのは「REVOLUTION U」かな。いちばん盛りあがったのは「LIVE WIRE」ですけど。あれが自分たちの 曲だったらいいのにな(笑)。 →4月17日 SIXX:A.M.-The Modern Vintage Tour-@Bomb Factory(ダラス) |
2015. 4.23(Thu.)〜24(Fri.) | オフ日 観光は夕飯の前にワニ園に行ったくらいですかね。ちっちゃいワニを触ったり、デカワニに乗ったりして戯れました。ワニ肉の唐揚げが案外おいしかったです。 |
2015. 4.25(Sat.) | “Fort Rock Festival”出演 待望のフェスです。前のバンドがすごく盛りあがってると緊張しますね。アウェイな状況でも、自分たちの音楽は絶対に通じると思って、自分を奮いたたせながらやってました。僕らが始まる頃に一度お客さんが減るん ですけど、演奏を始めるとまた増えてくるんですよ。やっぱり良い演奏をしていると興味を持ってくれるんじゃないかなっていう気がします。 →4月25日 Fort Rock Festival@JETBLUE PARK |
2015. 4.26(Sun.) | “Welcome To
Rockville Festival”出演 VAMPSが出演したステージではイヤモニが使えなくて、急きょイヤモニなしでライヴしました。打ち込みものも多いし、イヤモニがあるの前提で構成されてるから、メンバーも大変だったんじゃないかな。その分、臨場感 があってオープンでしたね。ただ、気持ちいいと興奮しがちなんで、そういう状況になるとあまり良くないんです。常に冷静さを心がけてます。僕ら、音楽的にはアメリカに負けてないと思うんですけど、やっぱりパワー感 が日本人は弱いんですよね。発声の仕方が日本人と外国人で違う。そこからやり直さないと彼らに勝てないなと思いました。 →4月26日 Welcome To Rockville Festival@Metropolitan Park |
2015. 4.27(Mon.) | ワシントンへ移動 夜は韓国料理を食べにいきました。スンドゥブが大好きでよく食べるんですよ。ヘルシーだし。ワシントンは素敵な街で、緑がきれいなうえに、湖もありました。ちょうど桜が咲いてましたよ。 |
2015. 4.29(Wed.) | “SIXX:A.M.-The
Modern Vintage Tour-”最終日 SIXX:A.M.にオリジナルの浴衣をプレゼントしました。前にベースとかもらってるし、何か返さないとなと思って。浴衣に、SIXX:A.M.を漢字にして「死苦蘇英炎」って入れました。最初は縁起のいい漢字にしてたんだけど、 あたり障りがなさすぎるかなと。Nikkiの「ヘロイン・ダイアリーズ」を読んでたら、“違う。これは「死の苦しみから蘇った英雄の炎」だ”と思って。説明したら、すごく喜んでくれました。 →4月29日 SIXX:A.M.-The Modern Vintage Tour-@The Fillmore(シルバー・スプリング) |
2015. 4.30(Thu.) | ニューヨークへ移動 フロリダでストーンクラブっていう蟹の爪だけ食べる料理を食べたんだけど、それがすごくおいしかったんです。それなのに、K.A.Zくんがほかで食べたクローフィッシュっていうザリガニのケイジャン料理のほうが、ストー ンクラブよりもぜんぜんうまいって言うもんだから、悔しくて。じゃあ食べにいこうぜって言ってたんですけど結局行けず、散々その話を聞いただけで終わってしまったんです。そしたらニューヨークにもそれを出してるお店 があって、やっと食べられました。おいしかったですよ。(編集担当「どちらのほうがおいしいかの対決自体はどちらが勝ったんですか?」)僕的にはどっこいどっこいですね。ただ、クローフィッシュは手がベタベタになるから手袋を しなきゃいけなくて、ちょっと面倒くさいなとは思いました。しかも、手袋してる間はお酒が飲めないじゃないですか。そのくせ食べる量が結構あるから、だんだんシラフになっていく(笑)。 |
2015. 5. 1(Fri.) | “HEADLINE SHOW-VAMPS
LIVE 2015 NY” ヘッドライナーだったので、今までと打ってかわって、お客さんのほとんどが僕らのファンなわけじゃないですか。何をやっても喜んでくれるけど、甘んじちゃいけないなと思いました。過酷なところに行ったほうが成長す るなと。でも、たまにはこういう日がないとね。ご褒美みたいなもんですよ。(編集担当「全米ツアーの感想はいかがでしょう?」)気持ち的にはもう2〜3周できますね。フェスも何回か出ることによって、徐々に盛りあがっていく のがわかるんですよ。もうちょっとやったらもっと良いところまでいけるのになって思うから、1ヵ月で帰るのはもったいないですね。 →5月1日 HEADLINE SHOW-VAMPS LIVE 2015 NY@Best Buy Theater |
2015. 5. 8(Fri.) | “VAMPS LIVE 2015
HONG KONG” 香港でミュージック クリップを撮った「GET AWAY」と「THE JOLLY ROGER」をメインにしてやりました。アメリカではこの2曲はやらなかったので、メニューがガラッと変わってます。香港のライヴはおおいに盛りあがりま した。 →5月8日 VAMPS LIVE 2015 HONG KONG@AsiaWorld-Expo Hall10 |
2015. 5.15(Fri.) | “ROCK ON THE RANGE
2015”出演 ライヴ中にモッシュ ピットが出来ました。メタルフェスだからっていうのもあるけど、“アメリカ!”っていう感じがしましたね。クラウド サーフで、ずーっと後ろのほうから人が来るんですけど、みんなそれぞれスパイダー マンとかヒーローの恰好をしていて。すごくエンターテインメントなんですよね。自分たちの日本のライヴを観てると、頭上を飛んでくる人たちのことなんかみんなほとんど見てないんじゃないかって思うんですけど。アメ リカは後ろから来たらすぐに手を差しのべて、前に行かせようって協力的な感じ。かといって客席がギューギューなんじゃなくて、みんなビール片手に観ていたりしていいなと思いました。久しぶりにマリリン マンソンを 観ましたよ。その場だけで自傷的な行為をしているように見えるんだけど、実は計算して、ちゃんとショーとしてやってるんじゃないかな。じゃないと、こんなうまいことできないだろうなと思いました。 →5月15日 ROCK ON THE RANGE 2015@Crew Stadium |
2015. 5.23(Sat.) | “JAPAN NIGHT Taipei”出演 (編集担当「“JAPAN NIGHT”というイベントについてはどうお考えですか?」)日本のエンターテインメントをいろいろ海外に出していくなかで、音楽はまだ手つかず状態なんです。きっと、アニメと同時にもっと出していくべきだった と思うんですよね。そしたらもっと日本の文化が広がってたんじゃないかな。別に僕らは、普段から日本を背負ってやってるわけじゃないけど、このイベントによって、海外の人たちが僕たちに、日本のバンドに少しでも 興味を持ってくれたら今後広がる可能性はあるでしょうね。 →5月23日 JAPAN NIGHT in Taipei@台大綜合體育館1F 多功能球場 |
2015. 5.27(Wed.) | ラルク アン シエル撮影日 やっぱり髪を編みこむとラルク アン シエルっぽくなりますね(笑)。ファンは必ずしもこの髪型がラルク アン シエルであってほしくはないんだろうけど、ほかの活動では違う髪型にしてるんだから、ラルク アン シエ ルでは飽きるまでこうしてたほうがいいんじゃないのかなって思います。 |
2015. 5.30(Sat.) | VAMPS LIVE 2015“BLOODSUCKERS”-FINAL-
supported by uP!!!1日目 アリーナ ツアーの前にアメリカ ツアーを挟んでおいて良かったなと思います。ツアーの集大成として演奏するには、アメリカでの経験がなかったら、今の僕らからするとマイナス10%くらいのVAMPSを観せてたことに なる。(編集担当「ライヴ中に大きめの地震がありましたね」)この日、kenちゃんが観にきてくれててね。トイレに行ってるときに地震があったらしくて。kenちゃんが、「これ、めまいかな?」って言ったら、マネージャーが「私もめ まいがします」って返して、「じゃあ地震だな」っていうやりとりがあったそうです(笑)。 →5月30日 VAMPS LIVE 2015“BLOODSUCKERS”-FINAL- supported by uP!!!@さいたまスーパーアリーナ |
2015. 5.31(Sun.) | VAMPS LIVE 2015“BLOODSUCKERS”-FINAL-
supported by uP!!!2日目 いちばん最新で、いちばん良いライヴだったと思います。見事に『BLOODSUCKERS』が出来上がりました。アルバムはやっぱりライヴで完成するものなので。ファンが作ると言ってもおかしくないですからね。今回特殊 なステージを作ったから、結構試行錯誤しました。アリーナ席の距離感は、ZEPPとそんなに変わらないんです。でも、スタンド席から観たときの景色がぜんぜん違う。アリーナらしいエンターテインメントで、LEDなどの 演出面が効果的に出るのを狙いました。 →5月31日 VAMPS LIVE 2015“BLOODSUCKERS”-FINAL- supported by uP!!!@さいたまスーパーアリーナ |
今号のシメのひと言 ラルク アン シエルのライヴも決まりましたし、 まだまだ今年はお楽しみいただけるんじゃない かと思います。楽しんでください。 |