423.「絶頂マクベス」

主なキャスト:七味まゆ味・深谷由梨香・葉丸あすか・内田亜希子・岡田あがさ・荻野友里・小野ゆり子・きたまり・葛木英・斎藤淳子・佃井皆美・新良エツ子・渡邊安理
脚色・演出:中屋敷法仁 原作:W.シェイクスピア 舞台監督:棚瀬巧
公演記録:2012.4.27〜30@AI・HALL(兵庫)
んー…ゴーチ・ブラザーズのぺいじを開くたびに柿喰う客さんの次回公演告知が表示されるもんで気にはなっておったんですけれども伊丹だしなー…、べみょうに遠いよなー…(ま、行ったことは何回かあるけど。苦笑)とか日程的にどうかなー??(は?)とか思いつつ。でもまぁ「行きたいっ!」と思った時が行き時っ!(え)っつーので劇団申し込みフォームからぽちっと、なっ!もう一般発売もとぉー…っくのむかーしに始まっており結構ぎりっぎりの申し込みだったもんで当日引換っつっても席もそーんなにはよくないんでしょ??と思っておったらばー…B列 23番って…!ぜんっぜんっ!ふっつーによさげな席が来てびつくりよー!!!(驚)…でも。まだ開場したとこだっつーのに「本日分のパンフ販売は終了しました」(え)っつーので通販受付になっちゃってて送料500円分余計に取られたけどなっ!(爆)「…そこまでしているか??(え?)」って感じなんだけれどもパンフコレクターなんだから仕方がない。(えー…)行った公演のちらしと半券とパンフは必須アイテムなのだからしてっ!(え)ほんっとにお初の劇団さんだし誰が誰だかも分かんないし(えー)大体どういうていすとの仕上がりになっておるのかも知らない(演出家さんも知らないし。爆)もんだからどうなることやら…って感じだったんだけど思った以上に面白かったおっ!!!(きらーん)ちょぉーっとばかしミュージカルていすとっつかお歌とかダンスシーンがあったりするのはちょっと苦手(え?)だったりしたんだけれどもそれ差っ引いてもやぱーり面白いことには違いがなくっ!!!…つかこんだけ気になっておった理由は主役・マクベス(深谷由梨香さんの役どころ)の衣裳が執事服(!)だったからなんだわーvv(執事好きー乙www←)告知表示でもちらしでもばっこばっこ執事姿を晒しておられたんですけれど執事服だと思って見てなくて…。(え)舞台上でもそこまで気にしてなかった(おい)んだけどアフタートークショーとやらで演出家さんが「執事」だとおっさってたので納得っ!…みたいな??(は?)この主役の深谷さんですっけ??が見た目が加藤夏希嬢っぽくて声質のいめいじもそーんな感じでちょっと低音ボイスっつーのかな??そういう感じだと思ってたんですけれどちょっといめいじしてたよりは若干高い…かなぁ、と。(え)…なもんで最初出て来て喋り始めた時ちょぉーっとばかし残念(は?)な感じはしたんだけれどもそれはまぁあたしの勝手ないめいじなのであってそこはね、初めてだからしょうがないよね…、と。(苦笑)でもまぁ主役を張られるだけあって他の女優さんたちとは一線を画しておるっつかまぁ実力的には深谷さんがちょっと高い位置にいて他多数って感じでしょうかねい??(え)なーんかもう上手いんだよーvv…ま、執事姿の上乗せぽいんつがあったとしても。(爆)どうやったって主役だから台詞量も多いし出てる時間も長いし大変だと思うんだけどそれがあんまり大変そうに見えないっつかさ。(当たり前)たぶんお歌歌ったりダンスシーンみたいなのが割り振られてないっつーのも観れるぽいんととして高かったのかもしれないけど。(は?)でもまぁ斬新ですよねwwwマクベスは執事だしマクベス夫人(内田亜希子さんの役どころ)は並べてメイドだし。(え)だって最初マクベス夫人だって認識出来なかったものっ!!!(爆)いきなり出て来てメイドでそ??「…誰??」とか思うじゃない??マクベスんとこで使われてるメイドなのかなぁ??とかさ。(苦笑)したらば奥さんだって言うじゃなーいっ!!!(驚)なーんかもう良くも悪くも「騙されましたっ!(は?)」ってパターン??(え)こういうのもアリかー…っていちいち感心しちゃうっ!!!3人の魔女(七味まゆ味さん・新良エツ子さん・きたまりさんの役どころ)に至っては「キャバレー」(観劇日記No.199参照)ちっくっつかもうダンサブルっ!!!派手だしエロス(!)だし露出度満点っ!…みたいな??(は?)演出プランとは違うかもしれないけどそこにポールでもあったならポールダンスも披露してくれそうなぐらいにvv(え?)こりはもう女優シリーズの特典みたいなもんですよねwww(は?)…や、だってあの爆胸はどう頑張ったって男の人には作れないものなぁ…。ま、お相撲さんだったら胸ある人もいるけれども…。(違)…あ。でも魔女の大御所??…ヘカテ(岡田あがささんの役どころ)…でしたっけか??あの役って…原作にありましたっけ??(え?)…や、マクベスは演出違いで結構何回も観てるはずだしたーぶーん原作通りに作られてると思うんだけどいまいち今まで観た中で印象に残ってなかったっつか…。(苦笑)出てた…とは思うよ??(は?)でもまぁあたしの場合は観たいとこしか観てないとこあるから、ね。(えー…)お気に入り様以外出てても忘れてる場合もあるし…。(死)しかもヘカテからの質問??(は?)であたしの斜め前ぐらいの男の人が問い詰められてたりなんかしてちゃんと答えてはなかったと思うけどあたしの席もなかなかに美味しい席??とか思ったり思わなかったり。(え)でも今回マクベスの役っつーのが必要以上に品行方正っつか真面目ー…!な印象だったりで今まで観て来たマクベスとぜんっぜんっ!違っておったりなんかして新鮮でしたねいvvどっちかっつーと今までのマクベスってこう成り上がり者??(は?)魔女の予言を真に受けて半分は超強気の奥さんに焚き付けられてその気になっちゃって押し切られるやうな形で人殺しを続けなくちゃいけない状況に追い込まれちゃう可哀想な人ではあるけれども最終的には奥さんよりも上回る野心家みたく描かれてることが多かったりすると思うんだけどー…。今回のマクベスは最初っから最後まで怯えてるっつかどことなーく分不相応っつかこんなことやってること自体不本意っ!ってなとこが残っておるっつか。確かにマクベスは今までも自分が殺した人たちの亡霊が夢の中にまで現れてそれに怯えるっつか後悔の念に苛まれて精神的に追い込まれてしまいそうになるんだけどそれでも本気で狂ってしまった奥さんよりかは強いっつかまぁ一種開き直りっつか意外としぶとく最後まで王の座にしがみ付こうとするじゃないですか??最初は奥さんに押し切られるやうな形で手を染めた殺人だったとしても奥さんが狂ってからはその奥さんも幽閉して人の目から隠して(…ま、それは自分のやったことをぺらぺら喋られたら困るっつーのもあるからなんだけど。苦笑)自分だけは何食わぬ顔して…って感じだったんだけどそれが今回はマクベスの弱さみたいなのにより焦点が当たってるっつーのかな??そこが演出の違いっちゃぁ違いなのかもしれないけど。まぁでも「マクベス」って今まで観て来た中でも途中まではなーんとなく煮え切らないっつか奥さんの方が計画の参謀だし奥さんに尻叩かれてやぁーっとこ重い腰を上げるっつかどっちかっつーと乗り気じゃないとこに渋々…って感じだし設定がどうなのかは分からないけどマクベスってば随分と恐妻家なのかそれとも姉さん女房なのかっ??!!ってとこだもんね…。(苦笑)王様とバンクォーと2人も殺してからももっと具体的なことを魔女から聞き出そうとしに行ったりまでしてるし占いを信じちゃうぢょしかっ??!!(え)みたいなとこもあるもんねー…。(黙)どっちかっつーと去勢張ってるだけで打たれ弱いっつかあんまり頑丈には出来てなさそうだし今回のマクベスぐらいがちょうどいいのかもしれないね。(は?)

奥さんの方もそうなのかな??と思ったらば奥さんの狂いっぷりみたいなのはもうちょっと図太さが残っておるっつか…。(え?)夢遊病??っぽくなりながら「洗っても洗っても血が落ちない…!」って嘆くシーンなんかも今まで観て来た「マクベス」だったらこう…嘆き節っつかこの人も突き詰めれば女だったんだなー…みたいな??(は?)心折れそうになってくとこに焦点が当たるんだけど今回はまだまだ充分がぁがぁ寝ながらちょいちょい差し挟まれる寝言で殺人告白しちゃってますーvvな扱いだったもんね。(苦笑)最終的に奥さんが死んじゃうとこもなーんとなく曖昧に描かれて終わっちゃってたしさ。…ま、それはふっつーにやったら3時間超えて来るとこを1時間半(!)で詰め込んでるからいらないシーンじゃないんだろうけれども潔くばっさばっさと切り込まれててそれでいてダイジェスト版に観えないとこが何とも…っ!ってな感じでよく出来てたもん。(上から目線かっ?!←)あのぐらいのボリュームだったら飽きないよねvv退屈しないし。(爆)やろうと思えば出来るんだよっ!(何)新解釈と言えば「メタルマクベス」(観劇日記No.141参照)もそんな感じだったけどそれでも3時間の枠は外して来なかったもんね。…ま、くどちゃん(宮藤官九郎氏)の脚本の場合はいろいろやりたいことが多過ぎて原作通りの台詞量に忠実にっ!っつーよりかはそれ以外の面白要素を詰め込み過ぎて長くなっちゃったパターンっつーのがあるんだけどさ。(苦笑)あとはー…マルカム(我妻三輪子さんの役どころ)ってあーんなおバカキャラでしたっけか??(え)次期国王ってことはー…皇太子ですよねぇ??(おぶおぶ)もうかんっぜんにっ!ぶりっこキャラっつか舌っ足らずっつか…。(苦笑)マクベスに「あんなおポンチに負けてたまるかっ!」と思わせるやうにしてるのかもしれないですけどそれにしたって幼稚園児ぐらいか??(爆)なお脳みそしか持ち合わせていなさそうなぐらいのあったまわっりぃキャラ炸裂しまくりぢゃないですかっ!(おい)しかも魔女の予言で「何とかの森(…ごめん。忘れた←)が動くやうなことがなければマクベスは死ぬことがない」みたいに言われてるやうに森なんか滅多なことで動いたり攻めて来るなーんてなことがないっつーのに木の枝??を頭に括り付けてあたかも森が動いてるかのやうに見せかけて攻め入って来るとか…こじつけだって分かってるんだけどー…そーんな子供じみた戦略パターンとかすげぇよっ!!!幼稚園のお遊戯会かよっ??!!(爆)みんなして「鹿角ーwww」とかやっちゃうっ??!!(え)他は門番(渡邊安理さんの役どころ)がヤンキーだったりね。(苦笑)…え??マクベスんとこってそーんな柄の悪い門番雇っちゃってるの??ねぇねぇ??って感じで。(苦笑)主人が主人なら…の逆パターン??(は?)それにしてもあのマクベスのいめいじからしてそーんなヤンキーちっくな人を雇い入れるとかいめいじにないんですけどー??それか自分にないモノを人に求めちゃった…とか??(え?)でもそういうのって使用人には採用しないよね…。(苦笑)あぁでもヤンキーちっくな人って自分より上の立場の人の言うことは絶対っ!!!だったりするからそういういめいじでこの役だったりする??(は?)ここんとこはちょっと「メタルマクベス」っぽいっつかちょっと…似てる…かなぁ??(は?)…って恰好だけだろっ!!!って感じだけど。(苦笑)でもシェイクスピア作品って随分と簡単に人が死ぬよなー…っつかどっちかっつーと「マクベス」ってシリアスな物語だしこう…マクベスに殺された人たちの復讐劇みたいなとこもあったりなんかして重ための話だったりするじゃないですか??でも今回は結構軽めっつかあーんまり人がばったばったと死んじゃったー…!みたいな印象がないんですよねー…。(苦笑)気が付いたら死んでた、みたいな??(は?)それに復讐する方の人材が幼児キャラ(おい)ってのもあって「復讐だー!おぉーっ!」とか言われてもー…勢い出ないんだよねー…とかとか。(苦笑)それよりも自分の汚名っつか親殺しの疑いを晴らすために…っ!な自分がいっちばん可愛いvvvっつー動機に突き動かされてって言ってくれた方が何ぼかマシっつかそっちの方が納得出来そうな。(えー)バンクォー(葛木英さんの役どころ)の息子(藤沢玲花さんの役どころ)にしたってそうなんですよねー…。バンクォーはマクベスに暗殺されて殺されちゃうけれどもバンクォーの息子は魔女の予言通りに行けばいつかは王になれるっつかまぁ順当に行けばマルカムの次だかそれよりもっと後になるのかは分かんないですけどでもまぁバンクォーが殺される場面では一緒に殺されないことが分かってるわけでそ??しかもその場からいなくなっちゃったことで親殺しの疑いをかけられてこれまた打倒!マクベスっ!っつーのでマルカムの側に付くわけでそ??でもそれだって今は利害関係が一致してるから一緒にいるけれども最終的にやぱーり自分可愛いvvvっつかたーぶーんマルカムのことも裏切ると思うんですよねー…。(苦笑)それが近い将来なのか遠い未来なのかまだまだ先のことは分かんないけど。(え)なーんとなくそういうキャラ設定なのかなぁ??と思いながら観てますた。(え)あとすーっかり忘れてたけど(え?)「女の股から生まれた者にはマクベスは殺されない」んでしたっけか??それもマルカムのことだと思ってたんだけどマクダフ(佃井智美さんの役どころ)のことだったんだね…。(苦笑)マクベスってぜんっぜんっ!関係ない人に殺されて終わるんだったと思ってたんだけどー…アレは「リチャード3世」の最後だったな、と。(苦笑)蜷川(幸雄)演出でバイク音も高らかに攻め入って来るシーンの印象が強かったんだけどそれと違ったわ。(苦笑)「女の股から生まれない=帝王切開」っつー展開は覚えてたんだけどそれが誰のことだったかをちょうどいい具合に忘れててよかったvv(は?)…にしてもなんっかいもリピートにリピートで「女のアソコからすっぽぉー…んっ!と生まれた…っ!」の台詞を繰り返すのは何狙い??(え?)そういう下ネタ系台詞を何回も女優さんに言わせる嫌がらせっつかセクハラ攻撃っぽいとこを狙っての面白さですか??(え?)あーんまり何回もやられたらそれはそれで引くっつか笑えねぇー!!!ってなるんですけどもー。(苦笑)まぁでもそこまで卑猥っぽく聞こえないっつか深谷さんが繰り返してもエロくはなかった(爆)んだけどそれでも「もうそろそろいいんじゃね??(おぶおぶ)」ぐらいには何回も繰り返されてたもんだからちょっとめんどくさ…。(以下略。爆)今回は初めてだし時間的にもスタンダードなバージョンしか観れなかったんだけどせっかくだからガールズナイトだとか乱痴気公演とか観たかったんだよねー…。(え)でもその公演が夜公演しかやってなくて伊丹で夜公演だと帰りがべみょうでさ…。(黙)ま、1時間半の公演だったらまぁふっつーに帰れたかもしれないけど。(苦笑)ま、次回本公演もあるみたいだし女体シリーズも決まってるみたいなんでまたすけじうるが合えば観に行きたいな、と。…って新しい劇団開拓しちゃってこれまた大変なんだけどさ。(苦笑)カテコはそこまで何回もあったりするわけでもなく淡泊だったんだけどアフタートークショーがあるそうで。(え)そう言えばー…!チケット受付のところに売込隊ビームの時にいっつも見かけてたスタッフさん??の女の人がおられて。小劇場系のとこはスタッフさんも掛け持ちだったりするのかなぁ??なーんっつって思ってたんですけども。したらばアフタートークショーのゲストさんが横山拓也さんだとかで…!ぜんっぜんっ!アフタートークショーがあることも知らなかったしゲストで誰か出るとかもノーマークだったもんだからちょっとラッキーvv(え?)結構横山さんお気に入りだったりするもんでvvなーんかピンクパンサー??のぬいぐるみが無造作に椅子に乗っけてあったりしたからてっきり演出家さんと誰か出演してる女優さんの2人でトークになるのかなー??と思ってたのにそのピンクパンサーのいる側に座ったのが演出家の中屋敷(法仁)さんだったりしてびつくり…っ!(どーんっ!)…何か??そのぬいぐるみはライナスの毛布みたいなもんか??(え?)持ってないと不安になる…とか??(えー…)や、顔かっけぇのに意外ー…!(それ、関係ないからっ!←)っつか初めて観たけどちょっと掘り出しモノぢゃね??!!(は?)…っつーことでアフタートークショーは長くなるので別建てでどうぞー。