2007/4/28〜29

奈良県吉野郡上北山村移動

2007年ALLJAコンテスト参加

 昨年からいろいろな出来事がありコンテストにこのままでいいのか?と疑問を感じいわゆる燃え尽き症候群になっていたのですが、昨年10月の全市全郡コンテストでのここ大台ケ原のドライブウェイでの運用で、風に邪魔されまともにコンテストを楽しむことができませんでしたのでリベンジとばかりにまたまた大台ケ原に向うことにしましたが・・・。

 昨年同様今年のカレンダーはコンテスト終了後、丸々1日の休みが取れますので余裕があります。準備万端?今年はサボらず7エレを持っていくことにします。早めに出発。運用予定地には16時に到着、誰もココでコンテストを楽しむ人はいないようです。今日は昨年のような強風はありません。ひさびさ登板の7エレ八木アンテナを問題なく上げることが出来そうです。近くの道路工事は一応終わり資材置き場になっていたスペースも元に戻っていました。

 しかし現地は予想していたより寒く辺りは暗くなり刻々とコンテスト開始時間は迫ってきてが寒さが増してきました。(写真は深夜の外気温度ですが最低気温は2℃まで下がってくれました。)50MHzモノバンドでは深夜暇なこともあり寝てる間CO2排出削減のため発電機を止めて電気ストーブもOFFしていましたので寒さで何度も目が覚めました。

 コンテスト開始直後から1エリアと交信可能なのはこのポイントの最大の特徴、奈良県内のほかの場所では翌日に近づかなければ1エリアと交信できません。でもいつもなら混信が激しくて呼んでも応答無いことが多いのですが今回は少ない感じ、というか局数が物凄く少ないのでは(?_?)。午前1時を回りますと殆どQSOできず約140局で一旦寝ることにします。ALLJAに移動で参加の中では最低の出来高です。

 翌朝はこれ以上はない位の晴天。しかしそこは標高1200m近いポイントで気温は15℃前後までしか上がりません。下界では25℃を超えるところもあったそうです。
 ここは1エリアとは良くつながりますが西方向がさっぱりでJA6MBYさんが移動で出ているとの情報を入手していましたが結局交信できませんでした。それどころか島根と山口のマルチも取りそこないました。バズ音が発生していたのでEスポに期待しましたが沖縄とQSOする局がいてたので慌ててバンドサーチ、鹿児島1局が出来たもののそれ以外はオープンしませんでした。夕方からはCQだし続けるもパラパラ呼ばれる程度。途中暇と腹痛で何度も帰りたくなりましたが我慢して最後まで運用を続けました。結局272QSO×30マルチでたったの
8160点。移動運用フル参戦で過去最低の点数となってしまいました。コンテスト参加者の減少に歯止めがかかりません、なんとかなりませんかねぇ?

写真前の車は次に書きますギャラリーの人の車で関係者ではありません。

特集!移動運用に顔出すギャラリー達

いつもこの場所は道沿いながら同業者以外のギャラリーが少ないのですが今回は合計3組のギャラリーの訪問を受けました。暇をしていたのでウェルカムな場合が多かったのですが…

1.同業者:29日午前11時頃?暑さのため少し開けたドアの隙間から音も無く突然人間の顔が現われビビッた。よく聞けば同業者でコンテストで何度もQSOいただいたOMさん、コンテスト中ということを理解いただいているため少し話すると近くに移動してCWで呼んでくれた。ラッキーである。

2.Aコール:午後12時30分頃、食事中、突然デリかのすぐ横にオフロードバイクが急ブレーキで停車した。運転者はJR4NNPさん似で本人かと思ったが「そのアンテナで何処まで飛びますか」と素人にありがちな質問にNNP氏で無いことはすぐに判断できたので「どこまででも飛びますよ」回答した。なんでココで停車したか聞いて見ると発電機を見かけたので売店かと思い停車したとのことココで焼き鳥でも焼いていると思ったのだろうか??夫婦2人乗りでバイクはなんと大阪府下のとある市ナンバー125cc。良くぞココまで来たというか来ようという気になれるもんだと変な意味で感心したが「私,無線やってました、Aコールです。」訳のわからないことを発言した。素人同様の質問をしておきながらAコールだったら私がリスペクトすると思ったのだろうか?アマチュア局数の減少が続く今日、無線をやめた人に偉そうされる筋合いなんてありません。「ALLJAコンテスト中ですので」とことわり、わかったようなわからないような顔をするAコールには早々にここから離れていただいた。「帰りも寄ろうかな」と言い残していたが願い下げだ。再び現われる事はなかったのでヤレヤレである。

3.釣人?:29日早朝、上の写真のRV車が私の車のすぐ前に停車した。中からはオヤジ2人が降りて来て近くをウロウロしていたがすぐにどこかに消えてしまった。夕方2人が帰ってきた。なにか話をしながら近づいてきて車の中にいる私に話しかけてきた。それまで2回の訪問を受けたので慣れもあり違和感を感じることのない訪問者でした。聞けばここから降りられる沢に魚を探しに来たのだと言う。清流にしかいないという珍しい魚でも探しているのだろうか?そう考えると密漁者のように見えてくるから不思議だ。しかし雨が少なく魚は見つからなかったということだ事実手ぶらで帰ってきていた。自然が守られたのかもしれないが「本当は7月に探すのが一番」と言っていた、なら4月に来るなよ!? 「2・3年前にも来てたやろ?」と質問を受けたが私である可能性は少ないと思うので「違いますね。」と答えておいた。だんだん話が長くなりそうだったので「無線の競技中なもので」と話を終了してもらった。

Equipments  RIG:  TS-570MG
           ANT:  7ELE-YAGI
                   POWER SUPPLY:HONDA EB900