203 2013-8-1更新
日本国憲法
昭和21年11月3日に公布、翌22年5月5日施行された日本国憲法。 マスコミでは今回の参議院選挙で、この憲法改正についても報道されていた。「いまの平和憲法を変えてはならない」とか「アメリカが作って押し付けた憲法だから、自前の憲法にすべきだ」とか。 恥ずかしながら憲法に関してはマスコミ報道による知識しかない。 そこで小学館が1982年初版から31年かけて累計100万部と言う触れこみの「日本国憲法」の本を見つけたので読んでみた。 第1条 象徴天皇と国民主義、第9条 戦争の放棄、第11条 基本的人権、第12条 自由・権利、第14条 法の下の平等、第21条 表現の自由、第96条 憲法改正の一部抜粋で大きな活字と総ルビという、老眼にとっては有難い1冊。 |
本体価格が500円と言うのも気に入った。 ふだん耳にしない語句についても丁寧に解説されており、眉間に縦皺を寄せなくても難なく読み終えた。 それもそのはず、総頁数は110頁程だが半分は特に憲法とは関係のない「気休め」であろう29枚の写真である。 押し付けられたかどうかは別にして、このような憲法を地球上の全ての国々が持てば戦争は起こらないことは良くわかる。 ただ、1国だけがこれを順守していても、近隣諸国が「戦」の準備をしていたのではどうにもならない。 理想は理想、現実は現実と割り切らなければならないこともある。 |
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