アリス
コンサートツアー 2013〜 It's a Time〜
★開演前
アリスのコンサートがあると知って、初めて行って来ました。
文化パルク城陽
プラムホールは1〜3階席で合計1,305席。
1階席はほとんどがファンクラブ会員で埋まってたそうで、
私たちは2階の1番後ろでした。
でも、1番後ろといっても4列目だし、割とセンターに近かったので見やすい席でした。
★開演
谷村新司、堀内孝雄、矢沢透の3人のメンバーが登場。
アリスのコンサートは初めてだけど、衰えていない、すごい声量で迫力でした。
昔聞いていた、アリスのイメージそのものでした。
谷村さんたちのMCによると、アリスは1971年にデビューして、活動は10年間だったそうです。
今回は活動を再開してからは初めての、26年ぶりの新作アルバム
「ALICE XI」を引っ提げての全国47都道府県をめぐるツアー、ということらしいです。
本日、33公演目。
始まると、2階席は着席したままだったけど、1階の方は総立ちでした。
MCになると、観客はそろそろと座られて、それを見て谷村さんも堀内さんも
「ゆっくり座ってね。腰を痛めるといけないからね(笑)」などなど、いたわっていました。
アリスのメンバーは3人合せて191才(平均63才)、
観客も私よりちょっと上の世代の方中心でした。
でも、1971年デビューということは、
1972年デビューのひろみさんと、ほとんど同時期です。
MCの最初は「帰って来ました〜!」でした。
関西出身の谷村さんと堀内さんにとっては、京都は地元と同じ。
矢沢さんも京都に住んでいたことがあるそうです。
売れない時代に京都のデパートの屋上などで、
コツコツと営業を続けた思い出を語られました。
年間300ものステージをこなしたそうですが、すごく小さなところを回ったそうです。
華やかな活動のアリスしか知らなかったので、ちょっと意外でした。
曲の説明が丁寧で、1曲1曲、どのアルバムには入っているか、
作詞作曲、曲の意味してる内容などの説明がありました。
デビュー曲は「走っておいで恋人よ」
私は知らないだろうな…と思っていましたが、
「顔は見ないさ 恥ずかしいだろう〜♪」というサビを聞いたらわかりました。
このあと、「今はもうだれも」までヒット曲がなかったそうです。
ステージは、中央の奥にドラムの矢沢さん、前方の向かって右手に谷村さん、左手に堀内さん、
他にバンドのメンバーが3人おられましたが、
途中で、矢沢さんがドラムから降りて来て、樽のような形のコンガ(?)をたたき、
3人だけの演奏になりました。
「キンちゃん(矢沢さん)の声が聞きたいでしょ〜?」ということで、
矢沢さんが挨拶されましたが、ここでなごやかな笑いが起こりました。
ここから、矢沢さんのワンマンショー(笑)
矢沢さんってソロで歌われるんですね。でも、その前に長々とした説明(笑)
期待してはいけない(笑)、平原のような曲(盛り上がりがない)、時々はずれる、
聞き終わったあとで聞いた人はフラッとすることもある、などなど(笑)
また、アリスは最初、谷村さんと堀内さんの2人だけで1971年12月にデビューしたけど、
2人だと絵ズラが悪いので、矢沢さんが加入したそうです(笑)
そのあと、矢沢さんがピアノで弾き語り。「あなたがいるだけで」
静かなソロでした。
谷村さんのささやくような語りは、やはりいいですね。
昔、よくラジオで聞いていた声そのものでした。
「キンちゃんは癒し系、僕とベーヤン(堀内さん)はいやらし系」だそうです。
メンバー紹介のときは、「アリスの永遠のセンター、矢沢透」と紹介していました。
堀内さんはお孫さんがいらっしゃるそうで、
2人のお孫さんに「おじいちゃんのこと、好きか?」と聞いたら、
下のお孫さんに「ちょっと苦手」と言われたそうです(笑)
孫は「来てよし、帰ってよし」だそうです。
新しいアルバム曲から、昔のアルバムさんのあまり歌ってない曲から、
ヒット曲から、と選曲はさまざまでした。
やはりヒット曲が1番わかりやすかったし楽しめたけど、
説明が詳しいのでよくわかりました。
最後の曲は「チャンピオン」。盛り上がりました。
★握手会
終演後、アルバムを買ったら握手会があると聞いて、
夫が「行って来たら?」と言ってくれたので、
新しいアルバムも聞いてみたかったことだし、
ありがとう券(握手券)をもらって、並んで来ました。
長い階段の上から並ぶと、1番下のところが握手会だったので、
待っている時から、ずっと3人の姿を見ることができました。
結構、ゆっくりとしたペースで握手されていました。
スタッフも一緒にファンの方の話を聞いて笑っておられました。
近くで見られて握手できたら、くらいに思っていたので、
何を話したらいいのかわからなくて、どうしよう、と思っていたら順番になりました。
普通に「楽しかったです。ありがとうございます。」くらいしか言えなかったけど、
3人ともしっかりと握手して下さいました。
特に最後の谷村さんは、握手したあと、ゆっくりと見送って下さいました。
まだ何か言わなくちゃいけないかな?と焦ったくらいです(^_^;)
お疲れのところ、本当にありがとうございました。
コンサートを思い出しながら、新しいアルバムを聞いてみようと思います。
<セットリスト> |
1.It's
a Time 〜時は今〜
2.Western Dream
3.冬の稲妻
4.ジョニーの子守歌
5.涙の誓い
6.あの日のままで
7.READY LADY
8.Voyager
9.Boys be
10.生きているから
11.何処へ
12.冷たいレシピ
13.秋止符 |
14.誰もいない
15.走っておいで恋人よ
16.あなたがいるだけで
17.GOING HOME
18.ユズリハ
19.狂った果実
20.今はもうだれも
21.夢去りし街角
22.帰らざる日々
23.遠くで汽笛を聞きながら
24.チャンピオン
(アンコール)
25.Wonderful Day |
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