成人の日  '05.01.10 Eri

 
子供達が小さい頃の様子をビデオカメラで撮影し、
日付順にビデオテープに入れていたのですが、それを取り出し、
運動会別、発表会別、などとに分類してDVD化する作業が、今日、完成しました!

編集、ダビングを繰り返すので、映像を何度も見ましたが、
何年ぶりかで見るテープも多く、なつかしく楽しい作業でした。
特に息子の可愛さといったら…(完全に親ばかです)

上の2人の娘のあとに生まれた息子なので、生まれたときは
「末っ子だからと甘やかすことの無いように育てよう」と固く決心しました。
でも、現実は…
どう考えても、末っ子というのは、末っ子という立場をうまく利用して、
可愛がられるよう生きていく知恵を身に付けるようです(言い訳?)
しぐさや表情が、上の子たちにないものを持っていたような気がします。

また、幼い2人の姉たちも、弟を可愛がり、
特に長女は、滑り台に乗れば後ろから抱いてやり、
歩くときは自然と手を引いてやり、まだ小さいのに、
弟の面倒をよくみている姿がビデオに残されていて、
自分も甘えたい年頃だっただろうに、と不憫になってきます。
次女は天真爛漫で、マイペースで愛想を振りまいています。

小学校高学年になると、女の子は大人びてくるのに、
息子はふっくらほっぺの可愛い姿のままでした。
息子が小学校を卒業する頃に、それまで使っていたビデオカメラが壊れて、
撮影しない時期が2年くらい続きました。

そして2年後、新しいビデオカメラを買ったのですが、
中学2年生になった息子は、それまでとは一変していました…
声変わりをし、無邪気な笑顔は消え、少年へと変貌していました。
今、思えば、この2年間の成長を撮れなかったのは悔しいです。
朝、起きてくるたびに背が伸びているような気がした時期でしたから。
そして、あの笑顔はいつどこに消えたのでしょうか…

その代わり、長女の方は、思春期を通り越して、
穏やかな笑顔を浮かべる子になっていました。
次女の方は、なぜビデオに残っているのかわからないけど、
「レタスとキャベツを間違えた話」を語っていました(笑)

運動会や発表会のビデオもいいけど、
一番おもしろいのは、次女のレタスの話のように、
何でもない日常の「素」の姿を映した風景です。
そして、たまに写っている自分の姿も若くていい(笑)

最近は撮っていないので、今日は久しぶりに
ビデオカメラを取り出してみようかな、と思いました。

今日は、息子の成人式の日です。