1泊朝食付き宿泊券 '03.07.19 Eri

 京都ロイヤルホテル スタンダードツイン 1泊朝食付き宿泊券

夫が「京都ロイヤルホテル スタンダードツイン 1泊朝食付き宿泊券」というのを当てました。
最近では友人と旅行している私ですが、家で夫が留守番してくれるからです。
夫婦だけで旅行したことは一度もありません。
友人達は「もう大きいんだから大丈夫でしょ?」と言うけど、
子供だけを置いて行くのは、心配でダメなんです…
でも、今回は京都市内だから何かあればすぐに帰って来られるし、
せっかくだから泊まりに行くことにしました。

ちょうど翌日がBフレッツの工事の日だったので、
お昼には帰ってくるというスケジュールになってしまいましたが、
それでも出かける前は、夕食、戸締り、愛犬クゥの散歩などを念を押しました。
子供達に、「翌日は、用事があるからお昼には帰る」と言うと、
「そんなすぐ帰って来るの?」と言っていました(ーー;)

当日(金曜日)、会社から直行の夫とは、京都駅で待ち合わせしました。
以前、冬の寒い日に用事で夫と待ち合わせした時は、
人込みの中に立っている夫が、よれよれのコートを着ていたせいか、
ひどく疲れた中年男性に見えて、「もっといいものを着せないといけない」と痛感しました。

今回は服装はまだ良かったけど、珍しくいつもよりきちんとセットした髪の毛に白いものが目立ち、
苦労かけているな…とまた痛感しました。
家の中で見ているのと、人込みの中で見るのとは、また違うものだと思いました。

夫の方は、ワンピースを着た私に「腹が出てきたんとちがうか?」と、
今、一番気にしていることを言いました(`´)
このワンピースは去年、郷ひろみさんとのツーショットを撮るために買ったもので、
それ以来、一度も着ていない大切なワンピースなのに…
まぁ、たしかにこの1年で太ってしまったのは事実だけど。
それにしても、ムードも何もない人ですよね〜…
でも、夕食は夫がお寿司をご馳走してくれました。久しぶりに「回らないお寿司」でした。
「腹が出た」発言は、ひとまず許しておこうか(^_^;)

ホテルは、さほど豪華でもなかったけど、きれいでのんびりできました。
朝食もおいしくて、満足しました。

 青蓮院(しょうれんいん)

朝食後は、青蓮院に行ってみました。
隣の知恩院のような観光ルートに入っていないので、
観光客はまばらで、静かに思いにふけることができました。
たまにこういうところへ来ると、癒され、疲れがとれる気がします。

とても大きなクスノキです。
  
この縁側に座って庭園を眺めると、
心が落ち着きます。
庭園。
シオカラトンボがのんびりと飛んでいました。

家に帰ると、犬が、大喜びで出迎えてくれて、子供の方は何事もなかったかのような顔をしていました。
それから急いで片付けて掃除して、午後からのBフレッツの工事を待ちました。
7人もの人が来て、工事は階下だけだと思っていたら、2階にも入らせて下さいと言われて真っ青(笑)

工事が済むと、今度は接続の設定をして…と、いつもと変わらない日常に突入していました。
今回のホテル宿泊と青蓮院は夏の清涼剤でした。

 <おまけ>Bフレッツの工事について

専門的な知識もないし、言葉も知らないので、Bフレッツの工事の、
私が見たままの工事の様子をお伝えします。

ISDNやADSLの場合は「工事」と言っても、実際に家まで来て工事することはないようですが、
Bフレッツの場合は、光ファイバーを家に引き込むので、工事の必要があります。
でも、壁に穴を開けなくても、エアコンの穴から中に入れられると聞いていたので、
1階のエアコンの穴から入れてもらえたらいいな、と気軽に考えていました。

午後1時の約束の時間ぴったりにピンポ〜ンと鳴ったので出てみると、
ピンポンを押したのは1人の作業員(リーダー?)だけど、
道路の向こう側には、高所作業車が1台と、ワンボックスカーが1台、
それに6人の若い作業員がずらっと並んで挨拶してくれました。
思わず「たくさん来られたんですね(笑)」と言うと、
リーダーが「それぞれ役割がありますから」と言っていました。

光ファイバーの引き込みは、エアコンの穴ではなくて、
2階の電話線の引き込み口から入れられるということでした。
2階、それも引き込み口は娘の部屋のベランダのところにあるので、
娘の部屋を通ってもらわなければならない。
そんなつもりはなかったので、きっと散らかしたままだわ…
若い作業員のお兄さんたちに、そんな部屋を見せるわけにはいかなくて、
あわてて2階に行って、大急ぎで「見せられないもの」を隠しました。

2人の作業員のお兄さんを連れて2階のベランダに上がると、
向かいの電柱には、高所作業車に乗った作業員が、
電柱から引いた光ファイバーの束を手にして、それをこっち側にパスしたいらしい様子。
息子が幼い頃に高所作業車にあこがれていたので、
こういうシーンを見たら喜ぶだろうな…って、もう大きくなってたんだ(^_^;)

高所作業車をなるべく家の近くまで寄せたけど、届かない。
光ファイバーの束を、ベランダの作業員に投げてパスしました。成功!
でも、失敗したらどうなるの?
下の道路では、ちゃんと他の車の通行を考えて、交通整理やってる作業員もいました。
向かいの電柱から引かれた線は、今まで電話と電気だったのが、
今回の工事で光ファイバーの線が1本増えました。

2階のベランダに何やら新しい器具を取り付けて、
そこから今度は1階の電話のモジュラー口まで入れるらしいのですが、
まるで(経験ないけど)胃カメラを飲み込むように、光ファイバーをクイクイと入れていきました。
途中でうまくいかなかったりで、上と下で何やら大声で打ち合わせしながらでした。

無事にモジュラー口まで行って、工事は終了。
こう書くと簡単なようですが、私は、2階の作業員に付きっ切りで、
他の様子を見ていないので、もっといろいろあったのかもしれませんが、2時間くらいかかりました。

その場で、作業員の持ち込みのノートパソコンで、スピードを計ったら60Mbpsでした。
でも、実際はプロバイダーを通すと、もっと遅くなるそうです。
我が家は電話局から遠くて、ADSLではスピードが望めないので、
Bフレッツにすることにしましたが、結果は、16〜17Mbpsで、満足しています。