|
8月1日(水)…手術決意 |
手術を受けるどうか、今までさんざん悩んで、後ろ送りにしていましたが、
この日は、MRIで撮った画像を見て、その結果次第では、
手術を決意しようと思っていました。
画像を見て、説明を聞くと、すぐに決心して、
先生に「切って下さい」と言いました。
そうなると今までの迷いはどこへやら、
一刻も早く手術を受けたいと思いました。
先生に「手術はいつ頃がいいですか?」と聞かれて、
「9/10以降ならいつでもいいです」と答えました。
(ちなみに、9/8と9/9は郷ひろみさんの大阪コンサートに行くので)
すると「9/14(金)が空いています」とのことです。
金曜日で夫に休んでもらうのに都合が良いことと、
9月は祝日が多く、私が会社を休むのにも都合が良い、
また、その頃に次女が一時帰国すると言っていたので、
とても好都合であり、その日のうちに入院予約をしました。
偶然ですが、郷ひろみさんのデビュー記念日に手術を決心しました(*^_^*)
手術までに、何度か病院に通い、
心電図、肺機能、腎機能、血液などの手術前検査を受け、
すべて異常がないことを確認の上、手術の日を迎えることになりました。
入院中の日程表や、麻酔についての冊子をもらったので、
予習の好きな私としては、その冊子の範囲内のことは勉強しました。
|
9月12日(水)…入院1日目 |
午後1時半に受付をして、それから病棟へ案内してもらいました。
外来は何度も来ているけど、病棟に入るのは初めて。
思ってたよりずっと明るくてきれいで、よかった〜♪
4人部屋に入ると、その部屋専用のトイレと洗面所があり、
病院の夜の廊下(怖い)を歩いてトイレに行く必要がなさそうです(笑)
同室の3人の方にご挨拶を、と思いましたが、
皆さん、カーテンをしっかり閉めていらっしゃって、できませんでした。
あとで知ったのですが、隣の方は常に吐き気や頭痛を訴えて、
とても苦しそうでした。
夜になって、名医と誉れ高いけど、腰が低い主治医と、
手術にも立ち会って下さる、きれいだけど無愛想な若い女医さん(初対面)に、
夫と私で手術の説明を受け、同意書にサインしました。
|
9月13日(木)…入院2日目 |
麻酔の係りの先生から説明があり、
これには私1人で同意書にサインしました。
実際に麻酔して下さるのは、別の先生だそうです。
昼間はヒマなので、読書三昧でした。
基本的に携帯は決まったところでしか使ってはいけないのだけど、
実際のところは、病室の方が皆使ってるようなので、
私もベッドでこっそりメールやネットをしていました。
さすがに通話はしていません。
午後になると、処置室に行って「剃毛とおへその処理」でした。
無駄毛剃りのような機械(見てないからわからない)で、
ブ〜ンブ〜ンと刈られました。
でも、範囲は思ってたよりも少なかったです。
「おへその処理」は意識してお風呂で洗っておいたので、
「きれいだからしなくてもいいです」と言われました。
こちらの方はどれだけきれいにしてもらえるか興味があったので、
ちょっとがっかりしました。
夜9時以降は翌日の手術のために絶飲食です。
そして、寝る前に浣腸されました。
看護師さんとは大変なもので、浣腸した結果のブツを、
確認しなければならないそうです\(◎o◎)/!
私も仕方なくトイレに流す前にブザーを押して、
浣腸して下さった看護師さんを、呼びました。
ところが、その辺りから、激しいむかつきと吐き気に襲われて、
広いトイレの中で、座り込んでしまいました。
来てくれた看護師さんは、とっても心配して付き添ってくれました。
その後、お部屋に戻ってからも何度かトイレに行って、
気分はよくなりましたが、とても不安になりました。
こんな体力で大丈夫だろうか…
明日の朝、もう1度浣腸があると聞いて、
手術への不安より、浣腸への恐怖でいっぱいになりました。
|
9月14日(金)…手術 |
今朝は別の看護師さんでしたが、引継ぎされていたようで、
浣腸には気を使っていただき、少なめ・ぬるめの浣腸液のおかげで、
無事に成功しました。ホッ。
9時前、夫と子供たちが病室に来ました。
2日ぶりに見る息子が散髪していたので、「カットしたの?」と聞くと、
娘たちも「ホントだ〜、眉もカットしたの?」と、
私がこれから手術を受けるという緊張感もなく、短い時間を過ごしました。
手術着に着替えて、足のむくみをとるという手術用ハイソックスをはいて、
歩いて手術室まで行きました。
手術室の入り口で家族とは別れて、シャワーキャップのようなものをかぶって、
いざ、私の手術室の前に。
看護師さんの「OP-5、手術室5番です」の声に、思わず小さくガッツポーズ(笑)
手術が終わったら、絶対にひろみ友達に言わなくては、と思いました(*^_^*)
手術室は、ドラマや映画で見るのと、ほとんど同じでした。
中央にベッド、天井に大きなライトが光り、部屋の中には、
たくさんの機械、棚には備品が置いてありました。
手術用のベッドは小さく、人が横たわるのがやっと、というスペース。
片腕に血圧計、片手の指にゆるい洗濯ばさみのようなものをつけられ、
ベッドの横から、アームのようなものが出て、そこに腕を乗せられたので、
「これで手が落ちなくて済む」と思いました。
胸には心電図用の装置をペタペタと貼られ、
横の機械を見ましたが、全く何のことか解読できませんでした。
手の甲には、点滴の針も刺されました。おでこにも何かを貼られました。
…意外にも落ち着いている私でした。
ここで、麻酔の先生が登場。
キングコングの西野君を妻夫木君風にしたような、若くてとても素敵な先生でした。
全身麻酔をする前に、硬膜外麻酔という局部麻酔を背中からします。
この麻酔は、術後も背中から挿入し続けることができるので、
全身麻酔が切れても痛みを軽くしてくれる、すぐれものです。
横を向いて背中から針を刺され、「痛くないですか?」と聞かれて
「大丈夫です」と答えました。
そこまでは覚えているのですが、たかが(?)局所麻酔で、寝てしまいました!
この後、酸素マスクを付けて「10・9・8…」とカウントダウンしていくはずなのに、
全然聞いた覚えがありません。
「○○さ〜ん、終わりましたよ〜」の声に、目が覚めると、
お腹の上に何かフワッとしたものが掛けられたような感覚があり、
「そうだ、私は手術を受けたのだった!」ということに気が付きました。
麻酔で寝ている間は夢もみないので、私にとってはあっという間でした。
でも、家族にとっては、手術時間は3時間くらいと聞いていたのが、
実際には4時間半かかったので、ずいぶん心配をかけたみたいです。
手術後すぐに、摘出されたものを先生から見せてもらって、
子供たちも真剣に見ていたそうです。
次女がデジカメで撮ってくれました(^_^;)
手術の終わった私は、手術台から自分のベッドに移してもらって、
ベッドに寝たままで、お部屋まで移動しました。
廊下で一瞬、夫の顔が見えたような気がしたのですが、
あとはエレベーターに乗ったなどの記憶はないので、眠ったようです。
でも、お部屋に戻ると、術後の痛みもなく、意識もしっかり戻っていて、
「今、何時?何時間くらいかかった?(家族は)お昼食べた?」などと聞きました。
それからまた、うとうとしていました。
起きてはいけないけど、仰向けだけでなくて、横を向いて寝てもいいそうで、
おっかなびっくりしながらも、何度か向きを変えてみました。
夜まで酸素マスクを付けたままでしたが、はずれた頃に、
主治医の先生、女医さん、麻酔の先生が次々と様子を見に来られて、
そのたびに「ありがとうございました。大丈夫です!」と、
テンション高めの私(^_^;)
「しっかりされてますね」と褒めていただきました(笑)
熱が37度〜38度まで上がったので、氷枕をもらいましたが、
術後の発熱は心配ないそうです。
看護師さんは、体温・脈拍・血圧・お腹の様子を、
深夜も数時間おきに見に来て下さいました。
寝たままで歯磨きをさせてもらったのも、貴重な経験です。
自分で磨いて、ストローですすぎの水を吸い、受け皿に吐き出すのでした。
|
9月15日(土)…手術翌日 |
痛みは全くありませんが、37度の微熱が続いていました。
お昼にはベッドに座って、術後初めての流動食です。
牛乳とスープでしたが、スープの方だけ飲みました。
午後からは歩いても良いという指示があったので、
看護師さんに付き添ってもらって、
ゆっくりと起き上がって、まずベッドサイドに腰掛け、
それから立ち上がってみました。なんとか歩けそうです。
廊下に出て、5mくらい歩いて、またベッドの横の椅子まで戻りました。
そこで椅子に座ったとたんに、貧血を起こして目の前がクラクラ…
少し吐きました。
そこで、その日はもう歩くのは断念しました。
点滴に貧血の薬が追加されて、3本になりました(^^ゞ
寝ていると、楽になりました。
|
9月16日(日)…手術2日目 |
熱も下がり、食事も五分粥になりました。
とても上手にお粥が炊いてあって、おいしい、と思いました。
今日も歩いてみることにしました。
昨日と同じように起き上がり、廊下に出て、
腰を曲げて、ゆっくりゆっくり、手すりに沿って歩きました。
昨日よりは距離を伸ばして歩いて、戻って椅子に座っても大丈夫でした。
昼頃、背中に刺したままの麻酔を取ることになりました。
この麻酔のおかげで、今まで痛くなかったかもしれないけど、
ちょっと体が痒くなるのと、血圧が低くなるのが難点でした。
これからは、もう食事がとれているので、
痛くなれば「痛み止め」の錠剤を飲むことになるそうです。
「痛かったらガマンしないで飲んで下さい」と言われました。
その後、歩けるようになったということで、
尿導管もはずされて、自分でトイレに行くことになりました。
夜には、きれいだけど無愛想な若い女医さんが来て、
お腹の傷に貼ってあった、ラップのような薄いテープを剥がしました。
ちなみに、傷の消毒などは一切なく、全て点滴から薬を注入しているようでした。
トイレに大きな鏡があったので、初めてハッキリと傷を見ました。
12センチくらい傷に、ホッチキスの針のようなものが、24個も並んでいました!
むき出しの傷が何とも痛々しくて、そのせいか、
ベッドに座ってチクンと痛んだとたんに、これから痛みがくるかも!と思い、
ナースコールを押して、痛み止めを1錠もらいました。
トイレの鏡でもう1つ気が付いたことがあるのですが、
手術前に剃毛されたところより、あきらかに範囲が広がっていたこと。
どうも麻酔をかけられたあとで、追加されたようです…(^_^;)
|
9月17日(月)…手術3日目 |
全粥になって、おかずも普通に付いてきました。
やっぱり病院のお粥は上手でおいしい!
ガスは出ていたのですが、今日、便通がなければ浣腸する、と、
看護師さんに言われました。恐怖の浣腸…
でも、無事に昼過ぎにありました(^^)v
昨日の背中の麻酔管、尿導管に続いて、今日は
手の甲の点滴の針(手術の時から刺したまま)がとれたので、
全身がすっかり管から開放されて自由になりました。
お昼に「笑っていいとも!」を見て、クスッと笑ったら、お腹が痛い!
術後は笑うと痛いとは聞いていたけど、ホント、かなり痛い…
午後から姉が来ました。
ちょうど傷のところにゴムが当たる下着しか持ってなかったので、
新しい下着を買って来てもらいました。
ばっちりいい感じでした。ありがとう!
昨日から歩きだしたばかりなのに、今日はもうかなり歩けるようになっていました。
腰は曲がっているけど、手すりがないところでも平気でした。
ただ、手には携帯とお財布が入った小さいバッグを持つのがせいぜいで、
ちょっとしたものでも、誰かに持ってもらいました。
|
9月18日(火)…手術4日目 |
治療といえば、貧血の点滴のみとなって、
そういえば、看護師さんもあまり来てくれなくなりました(^^ゞ
女医さんが来て、お腹のホッチキスの針のようなものをはずしてくれました。
チクッとする程度で、それほどの痛みではありませんでした。
でも、まだ手術して4日目、大丈夫でしょうか?
傷が開いたりしないのでしょうか?
見ると、血がにじむことも全くなく、傷がふさがっているので不思議でした。
これが現代の医学の力なんでしょうね。
その後、術後初めてのシャワーを浴びました。
もちろん、シャンプーもOKです。気持ちよかった\(^o^)/
病院専用のプリペイドカードがあって、
テレビも冷蔵庫も洗濯も全てそのカードで使えるのですが、
初めて、洗濯をしてみました。
そこまではよかったけど、上にある乾燥機に入れようと思ったときに、
蓋が高いところにあるし、どの程度の力を入れたら開くのか不安で、
ちょうど次女が来たので、開けてもらいました。
できないことが、まだたくさんあることに気付きます。
歩く時も、腰は曲がったままで、ゆっくりです。
笑うとお腹が痛いのですが、咳でもかなり痛そうです。
でも、咳が出そうになった時は、すぐにノド飴を口に入れると止まったので、
苦しい思いをしないで済みました。
あ、今日は便通がなかったなぁ(-_-;)
|
9月19日(水)…手術5日目 |
朝から採血がありました。貧血が治っていますように。
歩くのは、少し腰が伸びたようで、速度もやや速くなりました。
4人部屋で、お互いの会話はなくても、
カーテン越しなので、お医者様や看護師さんとの会話で、
他の人の病状もわかってしまいます。
「胸がむかむかする」「頭が痛い」「お腹が痛い」「腰が痛い」…
聞いているだけでつらかったです。
私と看護師さんのやり取りは、
「食事、全部食べました」とか「痛くないです(^^)v」
問題があるとすれば便通のことだけで「出そうで出ないです」…
こういった会話が全部筒抜けで恥ずかしいけど、仕方ないです。
午後から、オーストラリアに出発する次女が、
見送りの長女と共に、最後のお見舞いに来てくれて、
お土産の「わらびもち」を食べながら、
変な組み合わせだけど、手術後初コーヒーを飲みました。
ここでガマンできないくらいに笑ってしまったことがあって、お腹が痛かったです。
初めて病棟を出て、病院の玄関まで、見送りに行きました。
ニュースで「残暑が厳しい」とは聞いていたけど、
本当に暑くてびっくりしました。
3月に出て行くときの次女は「こんな大きなスーツケースを持って…」と思ったけど、
今回は、スーツケースがちょっぴり小さくなったように見えました。
|
9月20日(木)…手術6日目 |
今、1番の課題は歩くことと、便通…
汚い話で恐縮ですが、便がすぐそこまで出かかっていて、
普通の状態なら、あと1息で出る、というところで、ピタリと止まるのです。
「絶対に出したい私」の裏側に、
「お腹に力を入れるのが怖い私」が存在するのか、
それとも単に術後で力が出ないのか…
今日はやっと少しだけ出ましたが、下剤をもらいました。
|
昨日まではお見舞いといえば家族だけでしたが、
今日は午後から、次々とお友達が来て下さいました。
入院前には「苦しいところを見られたくないから」と、
お見舞いはお断りしていたのですが、
これほど元気になれるとは思わず、
誰かに会いたくて話したくてたまらなかったので、
とても嬉しかったです\(^o^)/
ありがとうございました。 |
でも、来ていただくだけで十分なのに、
お見舞いまでいただいて、申し訳ないです。
その中で、いただいたポテトチップチョコレートの賞味期限が、
なんと10月18日(郷ひろみさんの誕生日)だということがあとでわかり、
思わぬラッキーに1人で大喜びしました(笑)
|
9月21日(金)…手術7日目 |
退院前の検診があり、無事に退院OKが出ました。
主治医の先生からは
「術後の経過がとても良いです。よく歩いていましたね」と褒めていただきましたが、
お腹の中を縫ったところの糸が、完全に溶けてなくなるまでには、
術後2ヶ月くらいはかかるそうなので、
重いものを持ったり、無理しては絶対にいけないそうです。
看護師さんからも、「退院後の生活について」の説明と注意がありました。
午後からはのんびりと過ごしていましたが、
病棟には温かいコーヒーがないので、1階まで1人で買いに行くことにしました。
エレベーターが混んできて、人が近くに来ると、
お腹の傷を押されそうで怖かったです。
そんな時、主治医の先生を見かけました。
診察のときは、腰が低くて、地味な風貌なのですが、
その時は初めて見る手術着姿で、いつもと違って、パリッとしていて素敵でした。
病室に戻って、課長に「予定通り明日退院します」とメールした後で、
友人から、会社の組織変更が発表されたとの連絡があり、
一気に現実の世界に引き戻されたような気がしました。
私の課長は今年の4月に変わったばかりなのに、また変わるらしいです。
会社に復帰したら、新しい課長に挨拶に行かねば…
現課長から「お大事に」と、メールの返信がありました。
|
9月22日(土)…手術8日目(退院) |
夫が10時に迎えに来てくれるので、それまでに荷物をまとめることにしました。
バッグを開いて荷物を詰める、そんな作業だけなのに、ちょっと疲れました。
女医さんが様子を見に来て下さり、最後に
「Eriさんは手術直後から、術後の患者さんでないくらいの表情でしたよ」と、
初めて明るい笑顔で話されました。
この女医さんにいつもこの笑顔が浮かぶ頃には、
きっとベテランになっていらっしゃるだろうな、と思いました。
とても素敵な笑顔でした。
夫が来た頃に、ちょうど先生も来て下さり、
「無理をさせないで下さいね」と言われました。
お世話になった看護師さんたちにも挨拶をしました。
病室の患者さんとは、ちっともお友達になれなかったけど、
優しい看護師さんたちのおかげで、快適な生活が送れたことを感謝しています。
手術の夜、何度も見に来てくれた看護師さんにはご挨拶できましたが、
手術前日に浣腸をして下さった若い看護師さんには、
術後の快調ぶりを、ことのほか喜んでいただいて、
親しみを感じていましたが、最後に会えなくて残念でした。
病棟でパジャマ姿だと、ぎこちない歩き方でも平気だったけど、
普通の服に着替えて外を歩くと、流れについていけてない自分を感じました。
車のドアを開けてもらい、乗ってからも閉めてもらいました。
家に帰ると、病院の匂いをクゥがしつこく匂うだろうな〜と思っていましたが、
クゥは匂いなんて、気にしな〜い!(笑)
とにかくはしゃぎ回って、大歓迎してくれました。
|
9月28日(金)…手術後2週間(初外出) |
退院してからは、全く外出をしない毎日でした。
買い物は、日曜日にまとめて買って来てもらい、
家事をしては休憩、パソコンも疲れるので、1日2時間以内、と自分で決めて、
本当にのんびりとやっていました(^_^;)
でも、郵便局が民営化させる前に行っておきたい用事があって、
今日は朝から歩いて、近所の郵便局と銀行に行きました。
退院して6日目「初めておつかい」の気分です。
近所の人には手術のことは言ってなかったのですが、
出かけたとたんに、1人の友人とバッタリ会いました。
「珍しいね、歩いて行くの?」と、普通に言われたので、、
私が思っているほど、歩き方が不自然ではなかったようです。
帰り道でも近所の人に会い、「休み?」と聞かれましたが、
「ず〜っと休み」とは答えず、立ち話はつらいので、早々に退散(笑)
手術も無事に終わり、経過も順調で安心しています。
体力にも自信ないし、丈夫でもない私が、これほど楽だったのは、
現代の医学と先生の力、そして、手術を受ける時に緊張がなかったのと、
忘れてはならないのは、ひろみさんからもらったパワーのおかげなのだろう、
と真剣に思っています。
経験談を含めた、たくさんの応援メッセージをどうもありがとうございました。
とても励みになりました。
皆さんの力にも感謝しています\(^o^)/
|
10月10日(水)…1ヶ月検診 |
退院後、初めて電車に乗りました。
駅までの短い道のりは意外と普通に歩けて「大丈夫♪」と思いましたが、
乗り換え駅で改札へ殺到する人の波には勝てず、後からゆっくりと行きました。
診察の結果、経過は良いけれど、まだ完璧ではないので、
重いものを持ったり、急に力を入れたりしないこと、と言われました。
|
10月22日(月)…手術後1ヶ月8日(職場復帰) |
休んでいる間に部署が移動していたので、まず机の周りの整理から始めました。
そのあと、溜まっていたメールのチェックをして、それだけで1日目は終了。
まだ自転車に乗れないので、朝はバスに乗り、帰りは歩いて帰りました。
家に帰ると、洗濯物を入れて、それからちょっとソファに座ったつもりが、
そこでついに、疲れて寝てしまいました(~_~;)
1日座っての勤務だから楽だと思っていましたが、
翌日から腰痛になってしまい、回復に1週間くらいかかりました。
でも、日々紅葉していく街路樹を眺めながら歩いて帰るのは、
思ってたよりも楽しかったです。
|
11月7日(水)…2ヶ月検診 |
1ヶ月検診に行ったときより回復しているのが、自分でもはっきりとわかりました。
診察のあと「もう大丈夫です」と言われました(^^)v
何度も通った病院だけど、もう行くことはないと思ったら
「1年後に来て下さい」って。なぜか少しだけ嬉しかった(笑)
|
9月14日(日)…手術後1年 |
なんと、この日を、大阪フェスティバルホールで迎えることができました。
郷ひろみさんのコンサートです。
席が花道のすぐ近くだったので、ラストでは握手してもらえました\(~o~)/
私にとっては、手術後1年の記念になる最高のプレゼントでした。
ギュッと握ってもらったひろみさんの手はコンサートの熱気で
少し汗ばんでいて、忘れられません。
|
10月1日(水)…手術後1年検診 |
診察の結果はどこも異常がなく、これですべての検診が終わりました。
お腹の傷はきれいなピンクで真一文字。
ここを切ってもらったのだと思うと、今でもすごいと思う。
こんなに元気になれて、とても嬉しいです。
|