初めての手術の記録  '07.09.28 Eri

私にとって、初めての全身麻酔による開腹手術の記録ですが、
病名は内緒にさせて下さい。

8月1日(水)…手術決意

手術を受けるどうか、今までさんざん悩んで、後ろ送りにしていましたが、
この日は、MRIで撮った画像を見て、その結果次第では、
手術を決意しようと思っていました。

画像を見て、説明を聞くと、すぐに決心して、
先生に「切って下さい」と言いました。
そうなると今までの迷いはどこへやら、
一刻も早く手術を受けたいと思いました。

先生に「手術はいつ頃がいいですか?」と聞かれて、
「9/10以降ならいつでもいいです」と答えました。
(ちなみに、9/8と9/9は郷ひろみさんの大阪コンサートに行くので)

すると「9/14(金)が空いています」とのことです。
金曜日で夫に休んでもらうのに都合が良いことと、
9月は祝日が多く、私が会社を休むのにも都合が良い、
また、その頃に次女が一時帰国すると言っていたので、
とても好都合であり、その日のうちに入院予約をしました。

偶然ですが、郷ひろみさんのデビュー記念日に手術を決心しました(*^_^*)

手術までに、何度か病院に通い、
心電図、肺機能、腎機能、血液などの手術前検査を受け、
すべて異常がないことを確認の上、手術の日を迎えることになりました。

入院中の日程表や、麻酔についての冊子をもらったので、
予習の好きな私としては、その冊子の範囲内のことは勉強しました。

9月12日(水)…入院1日目

午後1時半に受付をして、それから病棟へ案内してもらいました。
外来は何度も来ているけど、病棟に入るのは初めて。
思ってたよりずっと明るくてきれいで、よかった〜♪

4人部屋に入ると、その部屋専用のトイレと洗面所があり、
病院の夜の廊下(怖い)を歩いてトイレに行く必要がなさそうです(笑)

同室の3人の方にご挨拶を、と思いましたが、
皆さん、カーテンをしっかり閉めていらっしゃって、できませんでした。
あとで知ったのですが、隣の方は常に吐き気や頭痛を訴えて、
とても苦しそうでした。

夜になって、名医と誉れ高いけど、腰が低い主治医と、
手術にも立ち会って下さる、きれいだけど無愛想な若い女医さん(初対面)に、
夫と私で手術の説明を受け、同意書にサインしました。

9月13日(木)…入院2日目

麻酔の係りの先生から説明があり、
これには私1人で同意書にサインしました。
実際に麻酔して下さるのは、別の先生だそうです。

昼間はヒマなので、読書三昧でした。
基本的に携帯は決まったところでしか使ってはいけないのだけど、
実際のところは、病室の方が皆使ってるようなので、
私もベッドでこっそりメールやネットをしていました。
さすがに通話はしていません。

午後になると、処置室に行って「剃毛とおへその処理」でした。
無駄毛剃りのような機械(見てないからわからない)で、
ブ〜ンブ〜ンと刈られました。
でも、範囲は思ってたよりも少なかったです。

「おへその処理」は意識してお風呂で洗っておいたので、
「きれいだからしなくてもいいです」と言われました。
こちらの方はどれだけきれいにしてもらえるか興味があったので、
ちょっとがっかりしました。

夜9時以降は翌日の手術のために絶飲食です。
そして、寝る前に浣腸されました。
看護師さんとは大変なもので、浣腸した結果のブツを、
確認しなければならないそうです\(◎o◎)/!

私も仕方なくトイレに流す前にブザーを押して、
浣腸して下さった看護師さんを、呼びました。
ところが、その辺りから、激しいむかつきと吐き気に襲われて、
広いトイレの中で、座り込んでしまいました。
来てくれた看護師さんは、とっても心配して付き添ってくれました。

その後、お部屋に戻ってからも何度かトイレに行って、
気分はよくなりましたが、とても不安になりました。
こんな体力で大丈夫だろうか…

明日の朝、もう1度浣腸があると聞いて、
手術への不安より、浣腸への恐怖でいっぱいになりました。

9月14日(金)…手術

今朝は別の看護師さんでしたが、引継ぎされていたようで、
浣腸には気を使っていただき、少なめ・ぬるめの浣腸液のおかげで、
無事に成功しました。ホッ。

9時前、夫と子供たちが病室に来ました。
2日ぶりに見る息子が散髪していたので、「カットしたの?」と聞くと、
娘たちも「ホントだ〜、眉もカットしたの?」と、
私がこれから手術を受けるという緊張感もなく、短い時間を過ごしました。

手術着に着替えて、足のむくみをとるという手術用ハイソックスをはいて、
歩いて手術室まで行きました。
手術室の入り口で家族とは別れて、シャワーキャップのようなものをかぶって、
いざ、私の手術室の前に。
看護師さんの「OP-5、手術室5番です」の声に、思わず小さくガッツポーズ(笑)
手術が終わったら、絶対にひろみ友達に言わなくては、と思いました(*^_^*)

手術室は、ドラマや映画で見るのと、ほとんど同じでした。
中央にベッド、天井に大きなライトが光り、部屋の中には、
たくさんの機械、棚には備品が置いてありました。

手術用のベッドは小さく、人が横たわるのがやっと、というスペース。
片腕に血圧計、片手の指にゆるい洗濯ばさみのようなものをつけられ、
ベッドの横から、アームのようなものが出て、そこに腕を乗せられたので、
「これで手が落ちなくて済む」と思いました。
胸には心電図用の装置をペタペタと貼られ、
横の機械を見ましたが、全く何のことか解読できませんでした。
手の甲には、点滴の針も刺されました。おでこにも何かを貼られました。
…意外にも落ち着いている私でした。

ここで、麻酔の先生が登場。
キングコングの西野君を妻夫木君風にしたような、若くてとても素敵な先生でした。

全身麻酔をする前に、硬膜外麻酔という局部麻酔を背中からします。
この麻酔は、術後も背中から挿入し続けることができるので、
全身麻酔が切れても痛みを軽くしてくれる、すぐれものです。

横を向いて背中から針を刺され、「痛くないですか?」と聞かれて
「大丈夫です」と答えました。
そこまでは覚えているのですが、たかが(?)局所麻酔で、寝てしまいました!
この後、酸素マスクを付けて「10・9・8…」とカウントダウンしていくはずなのに、
全然聞いた覚えがありません。

「○○さ〜ん、終わりましたよ〜」の声に、目が覚めると、
お腹の上に何かフワッとしたものが掛けられたような感覚があり、
「そうだ、私は手術を受けたのだった!」ということに気が付きました。
麻酔で寝ている間は夢もみないので、私にとってはあっという間でした。

でも、家族にとっては、手術時間は3時間くらいと聞いていたのが、
実際には4時間半かかったので、ずいぶん心配をかけたみたいです。
手術後すぐに、摘出されたものを先生から見せてもらって、
子供たちも真剣に見ていたそうです。
次女がデジカメで撮ってくれました(^_^;)

手術の終わった私は、手術台から自分のベッドに移してもらって、
ベッドに寝たままで、お部屋まで移動しました。
廊下で一瞬、夫の顔が見えたような気がしたのですが、
あとはエレベーターに乗ったなどの記憶はないので、眠ったようです。

でも、お部屋に戻ると、術後の痛みもなく、意識もしっかり戻っていて、
「今、何時?何時間くらいかかった?(家族は)お昼食べた?」などと聞きました。

それからまた、うとうとしていました。
起きてはいけないけど、仰向けだけでなくて、横を向いて寝てもいいそうで、
おっかなびっくりしながらも、何度か向きを変えてみました。

夜まで酸素マスクを付けたままでしたが、はずれた頃に、
主治医の先生、女医さん、麻酔の先生が次々と様子を見に来られて、
そのたびに「ありがとうございました。大丈夫です!」と、
テンション高めの私(^_^;)
「しっかりされてますね」と褒めていただきました(笑)

熱が37度〜38度まで上がったので、氷枕をもらいましたが、
術後の発熱は心配ないそうです。
看護師さんは、体温・脈拍・血圧・お腹の様子を、
深夜も数時間おきに見に来て下さいました。

寝たままで歯磨きをさせてもらったのも、貴重な経験です。
自分で磨いて、ストローですすぎの水を吸い、受け皿に吐き出すのでした。

9月15日(土)…手術翌日

痛みは全くありませんが、37度の微熱が続いていました。

お昼にはベッドに座って、術後初めての流動食です。
牛乳とスープでしたが、スープの方だけ飲みました。

午後からは歩いても良いという指示があったので、
看護師さんに付き添ってもらって、
ゆっくりと起き上がって、まずベッドサイドに腰掛け、
それから立ち上がってみました。なんとか歩けそうです。

廊下に出て、5mくらい歩いて、またベッドの横の椅子まで戻りました。
そこで椅子に座ったとたんに、貧血を起こして目の前がクラクラ…
少し吐きました。
そこで、その日はもう歩くのは断念しました。
点滴に貧血の薬が追加されて、3本になりました(^^ゞ

寝ていると、楽になりました。

9月16日(日)…手術2日目

熱も下がり、食事も五分粥になりました。
とても上手にお粥が炊いてあって、おいしい、と思いました。

今日も歩いてみることにしました。
昨日と同じように起き上がり、廊下に出て、
腰を曲げて、ゆっくりゆっくり、手すりに沿って歩きました。
昨日よりは距離を伸ばして歩いて、戻って椅子に座っても大丈夫でした。

昼頃、背中に刺したままの麻酔を取ることになりました。
この麻酔のおかげで、今まで痛くなかったかもしれないけど、
ちょっと体が痒くなるのと、血圧が低くなるのが難点でした。
これからは、もう食事がとれているので、
痛くなれば「痛み止め」の錠剤を飲むことになるそうです。
「痛かったらガマンしないで飲んで下さい」と言われました。

その後、歩けるようになったということで、
尿導管もはずされて、自分でトイレに行くことになりました。

夜には、きれいだけど無愛想な若い女医さんが来て、
お腹の傷に貼ってあった、ラップのような薄いテープを剥がしました。
ちなみに、傷の消毒などは一切なく、全て点滴から薬を注入しているようでした。

トイレに大きな鏡があったので、初めてハッキリと傷を見ました。
12センチくらい傷に、ホッチキスの針のようなものが、24個も並んでいました!
むき出しの傷が何とも痛々しくて、そのせいか、
ベッドに座ってチクンと痛んだとたんに、これから痛みがくるかも!と思い、
ナースコールを押して、痛み止めを1錠もらいました。

トイレの鏡でもう1つ気が付いたことがあるのですが、
手術前に剃毛されたところより、あきらかに範囲が広がっていたこと。
どうも麻酔をかけられたあとで、追加されたようです…(^_^;)

9月17日(月)…手術3日目

全粥になって、おかずも普通に付いてきました。
やっぱり病院のお粥は上手でおいしい!

ガスは出ていたのですが、今日、便通がなければ浣腸する、と、
看護師さんに言われました。恐怖の浣腸…
でも、無事に昼過ぎにありました(^^)v

昨日の背中の麻酔管、尿導管に続いて、今日は
手の甲の点滴の針(手術の時から刺したまま)がとれたので、
全身がすっかり管から開放されて自由になりました。

お昼に「笑っていいとも!」を見て、クスッと笑ったら、お腹が痛い!
術後は笑うと痛いとは聞いていたけど、ホント、かなり痛い…

午後から姉が来ました。
ちょうど傷のところにゴムが当たる下着しか持ってなかったので、
新しい下着を買って来てもらいました。
ばっちりいい感じでした。ありがとう!

昨日から歩きだしたばかりなのに、今日はもうかなり歩けるようになっていました。
腰は曲がっているけど、手すりがないところでも平気でした。
ただ、手には携帯とお財布が入った小さいバッグを持つのがせいぜいで、
ちょっとしたものでも、誰かに持ってもらいました。

9月18日(火)…手術4日目

治療といえば、貧血の点滴のみとなって、
そういえば、看護師さんもあまり来てくれなくなりました(^^ゞ

女医さんが来て、お腹のホッチキスの針のようなものをはずしてくれました。
チクッとする程度で、それほどの痛みではありませんでした。
でも、まだ手術して4日目、大丈夫でしょうか?
傷が開いたりしないのでしょうか?
見ると、血がにじむことも全くなく、傷がふさがっているので不思議でした。
これが現代の医学の力なんでしょうね。

その後、術後初めてのシャワーを浴びました。
もちろん、シャンプーもOKです。気持ちよかった\(^o^)/

病院専用のプリペイドカードがあって、
テレビも冷蔵庫も洗濯も全てそのカードで使えるのですが、
初めて、洗濯をしてみました。
そこまではよかったけど、上にある乾燥機に入れようと思ったときに、
蓋が高いところにあるし、どの程度の力を入れたら開くのか不安で、
ちょうど次女が来たので、開けてもらいました。
できないことが、まだたくさんあることに気付きます。
歩く時も、腰は曲がったままで、ゆっくりです。

笑うとお腹が痛いのですが、咳でもかなり痛そうです。
でも、咳が出そうになった時は、すぐにノド飴を口に入れると止まったので、
苦しい思いをしないで済みました。

あ、今日は便通がなかったなぁ(-_-;)

9月19日(水)…手術5日目

朝から採血がありました。貧血が治っていますように。
歩くのは、少し腰が伸びたようで、速度もやや速くなりました。

4人部屋で、お互いの会話はなくても、
カーテン越しなので、お医者様や看護師さんとの会話で、
他の人の病状もわかってしまいます。
「胸がむかむかする」「頭が痛い」「お腹が痛い」「腰が痛い」…
聞いているだけでつらかったです。

私と看護師さんのやり取りは、
「食事、全部食べました」とか「痛くないです(^^)v」
問題があるとすれば便通のことだけで「出そうで出ないです」…
こういった会話が全部筒抜けで恥ずかしいけど、仕方ないです。

午後から、オーストラリアに出発する次女が、
見送りの長女と共に、最後のお見舞いに来てくれて、
お土産の「わらびもち」を食べながら、
変な組み合わせだけど、手術後初コーヒーを飲みました。
ここでガマンできないくらいに笑ってしまったことがあって、お腹が痛かったです。

初めて病棟を出て、病院の玄関まで、見送りに行きました。
ニュースで「残暑が厳しい」とは聞いていたけど、
本当に暑くてびっくりしました。

3月に出て行くときの次女は「こんな大きなスーツケースを持って…」と思ったけど、
今回は、スーツケースがちょっぴり小さくなったように見えました。

9月20日(木)…手術6日目

今、1番の課題は歩くことと、便通…
汚い話で恐縮ですが、便がすぐそこまで出かかっていて、
普通の状態なら、あと1息で出る、というところで、ピタリと止まるのです。
「絶対に出したい私」の裏側に、
「お腹に力を入れるのが怖い私」が存在するのか、
それとも単に術後で力が出ないのか…
今日はやっと少しだけ出ましたが、下剤をもらいました。

昨日まではお見舞いといえば家族だけでしたが、
今日は午後から、次々とお友達が来て下さいました。
入院前には「苦しいところを見られたくないから」と、
お見舞いはお断りしていたのですが、
これほど元気になれるとは思わず、
誰かに会いたくて話したくてたまらなかったので、
とても嬉しかったです\(^o^)/
ありがとうございました。

でも、来ていただくだけで十分なのに、
お見舞いまでいただいて、申し訳ないです。
その中で、いただいたポテトチップチョコレートの賞味期限が、
なんと10月18日(郷ひろみさんの誕生日)だということがあとでわかり、
思わぬラッキーに1人で大喜びしました(笑)

9月21日(金)…手術7日目

退院前の検診があり、無事に退院OKが出ました。
主治医の先生からは
「術後の経過がとても良いです。よく歩いていましたね」と褒めていただきましたが、
お腹の中を縫ったところの糸が、完全に溶けてなくなるまでには、
術後2ヶ月くらいはかかるそうなので、
重いものを持ったり、無理しては絶対にいけないそうです。
看護師さんからも、「退院後の生活について」の説明と注意がありました。

午後からはのんびりと過ごしていましたが、
病棟には温かいコーヒーがないので、1階まで1人で買いに行くことにしました。
エレベーターが混んできて、人が近くに来ると、
お腹の傷を押されそうで怖かったです。

そんな時、主治医の先生を見かけました。
診察のときは、腰が低くて、地味な風貌なのですが、
その時は初めて見る手術着姿で、いつもと違って、パリッとしていて素敵でした。

病室に戻って、課長に「予定通り明日退院します」とメールした後で、
友人から、会社の組織変更が発表されたとの連絡があり、
一気に現実の世界に引き戻されたような気がしました。
私の課長は今年の4月に変わったばかりなのに、また変わるらしいです。
会社に復帰したら、新しい課長に挨拶に行かねば…
現課長から「お大事に」と、メールの返信がありました。

9月22日(土)…手術8日目(退院)

夫が10時に迎えに来てくれるので、それまでに荷物をまとめることにしました。
バッグを開いて荷物を詰める、そんな作業だけなのに、ちょっと疲れました。

女医さんが様子を見に来て下さり、最後に
「Eriさんは手術直後から、術後の患者さんでないくらいの表情でしたよ」と、
初めて明るい笑顔で話されました。
この女医さんにいつもこの笑顔が浮かぶ頃には、
きっとベテランになっていらっしゃるだろうな、と思いました。
とても素敵な笑顔でした。

夫が来た頃に、ちょうど先生も来て下さり、
「無理をさせないで下さいね」と言われました。

お世話になった看護師さんたちにも挨拶をしました。
病室の患者さんとは、ちっともお友達になれなかったけど、
優しい看護師さんたちのおかげで、快適な生活が送れたことを感謝しています。

手術の夜、何度も見に来てくれた看護師さんにはご挨拶できましたが、
手術前日に浣腸をして下さった若い看護師さんには、
術後の快調ぶりを、ことのほか喜んでいただいて、
親しみを感じていましたが、最後に会えなくて残念でした。

病棟でパジャマ姿だと、ぎこちない歩き方でも平気だったけど、
普通の服に着替えて外を歩くと、流れについていけてない自分を感じました。
車のドアを開けてもらい、乗ってからも閉めてもらいました。

家に帰ると、病院の匂いをクゥがしつこく匂うだろうな〜と思っていましたが、
クゥは匂いなんて、気にしな〜い!(笑)
とにかくはしゃぎ回って、大歓迎してくれました。

9月28日(金)…手術後2週間(初外出)

退院してからは、全く外出をしない毎日でした。
買い物は、日曜日にまとめて買って来てもらい、
家事をしては休憩、パソコンも疲れるので、1日2時間以内、と自分で決めて、
本当にのんびりとやっていました(^_^;)

でも、郵便局が民営化させる前に行っておきたい用事があって、
今日は朝から歩いて、近所の郵便局と銀行に行きました。
退院して6日目「初めておつかい」の気分です。

近所の人には手術のことは言ってなかったのですが、
出かけたとたんに、1人の友人とバッタリ会いました。
「珍しいね、歩いて行くの?」と、普通に言われたので、、
私が思っているほど、歩き方が不自然ではなかったようです。

帰り道でも近所の人に会い、「休み?」と聞かれましたが、
「ず〜っと休み」とは答えず、立ち話はつらいので、早々に退散(笑)

手術も無事に終わり、経過も順調で安心しています。
体力にも自信ないし、丈夫でもない私が、これほど楽だったのは、
現代の医学と先生の力、そして、手術を受ける時に緊張がなかったのと、
忘れてはならないのは、ひろみさんからもらったパワーのおかげなのだろう、
と真剣に思っています。

経験談を含めた、たくさんの応援メッセージをどうもありがとうございました。
とても励みになりました。
皆さんの力にも感謝しています\(^o^)/

<追記>
10月10日(水)…1ヶ月検診

退院後、初めて電車に乗りました。
駅までの短い道のりは意外と普通に歩けて「大丈夫♪」と思いましたが、
乗り換え駅で改札へ殺到する人の波には勝てず、後からゆっくりと行きました。
診察の結果、経過は良いけれど、まだ完璧ではないので、
重いものを持ったり、急に力を入れたりしないこと、と言われました。

10月22日(月)…手術後1ヶ月8日(職場復帰)

休んでいる間に部署が移動していたので、まず机の周りの整理から始めました。
そのあと、溜まっていたメールのチェックをして、それだけで1日目は終了。
まだ自転車に乗れないので、朝はバスに乗り、帰りは歩いて帰りました。
家に帰ると、洗濯物を入れて、それからちょっとソファに座ったつもりが、
そこでついに、疲れて寝てしまいました(~_~;)
1日座っての勤務だから楽だと思っていましたが、
翌日から腰痛になってしまい、回復に1週間くらいかかりました。
でも、日々紅葉していく街路樹を眺めながら歩いて帰るのは、
思ってたよりも楽しかったです。

11月7日(水)…2ヶ月検診

1ヶ月検診に行ったときより回復しているのが、自分でもはっきりとわかりました。
診察のあと「もう大丈夫です」と言われました(^^)v
何度も通った病院だけど、もう行くことはないと思ったら
「1年後に来て下さい」って。なぜか少しだけ嬉しかった(笑)

9月14日(日)…手術後1年

なんと、この日を、大阪フェスティバルホールで迎えることができました。
郷ひろみさんのコンサートです。
席が花道のすぐ近くだったので、ラストでは握手してもらえました\(~o~)/
私にとっては、手術後1年の記念になる最高のプレゼントでした。
ギュッと握ってもらったひろみさんの手はコンサートの熱気で
少し汗ばんでいて、忘れられません。

10月1日(水)…手術後1年検診

診察の結果はどこも異常がなく、これですべての検診が終わりました。
お腹の傷はきれいなピンクで真一文字。
ここを切ってもらったのだと思うと、今でもすごいと思う。
こんなに元気になれて、とても嬉しいです。