子どものことば相談室
相談綴り
2003年4月
2回目の相談です 投稿者:玉ママ 投稿日:2003/04/29(Tue) 20:06 No.203
1ヶ月前にアドバイス受け、自分も周りの家族も、2歳10ヶ月の
長女にはやさしい言葉で話し掛け、出来るだけ会話を楽しくと接し、
随分良くなり、これで直っていくかなと思っておりました。
3月末に長男が生まれ、1ヶ月検診の頃からまた吃音がひどくなり
良くなったり、悪くなったりで約1年になろうとしてます、でも
話することは大人がおどろくようなことまで言います。
3ヶ月たっても直らないのは、本当の吃音になってしまったのではと
不安になります。この先私達家族はどのように接していけば、よろしいでしょうか。是非ご指導宜しくお願いいたします。 玉ママ
Re: 2回目の相談です 漂泊鳥 - 2003/04/29(Tue) 21:13 No.204
3歳代のお子さんですね。
この時期の子どもの特徴の一つに不安定な時期にいることをお話ししました。
話しにくさはその不安の表現かもしれません。
お子さんも、弟さんができてきっと喜んでいると思います。
今までお母さんとの時間をひとり占めできていたんです。
今は、弟さんの世話でお母さんが忙しくしている。
そんなお母さんを見ていると、今までのように甘えていられない。
周りからも「お姉ちゃんだもんね」と見られがちです。
本人もお姉ちゃんとしてがんばろうとしているんでしょうね。
「がんばっているんだよ」という表現なのかもしれません。
お姉ちゃんにも一日に1回、1対1の時間を作って、お話を聞かれてはどうでしょうか?
いっぱい話をしてくれると思います。
話し方も気になるときもあるでしょうが、話しているなかみに答えてあげてください。
時にはお姉ちゃんにがまんさせていたことを「ごめんね」と言って、だっこしてあげるのもいいと思います。
まだまだお母さんもエネルギーが必要な時期ですから。
そうすることでお子さんに話すことへの安心感が育ちます。
生活するエネルギーが蓄えられるように思います。
2歳5ヶ月の息子の言葉の発達につ... 投稿者:はる 投稿日:2003/04/22(Tue) 12:06 No.195
はじめまして。2歳5ヶ月の双子の男の子が居ます。
二卵性と言うこともあり、色んな面で似ていません。
身近に比べる相手が居るので、比べてはいけないと思いながらも発達の遅い方を気にしてしまいます。
1人の方は、2語文3語文が出て、楽しかったことを思い出してしゃべったりもするようになりました。
もう1人の方は、あまりしゃべらず遊び、単語しかしゃべりません。ボールを何度教えても、ボーシと言い、もう1人に教えられても同じです。
この子は、生後4ヶ月まで難聴の疑いがあると言われ検査を続けた結果、正常と言われたのです。
4ヶ月までは、ほとんど聞こえていなかったようです。
聞こえに関しては、大丈夫と思うのですが、こうも言葉の出が双子で違うと、生後4ヶ月間の聞こえが何らか影響しているのではと心配になってしまうのです。
ママとか言うときは、高い声なのですが、難聴の人がしゃべる時のような低い声で単語を言うこともよくあり、とても気になっています。
再度、耳鼻科に行ってみようかなと思っているのですが、発達面を診てもらうのだったら小児科になりますか?
何かアドバイスいただけると嬉しいです。
宜しくお願いします。
Re: 2歳5ヶ月の息子の言葉の発達... 漂泊鳥 - 2003/04/22(Tue) 21:38 No.196
4ヶ月まで聞こえに問題があったということですか?
たとえば、音への反射や音のする方を向く反応が弱かったと言うことですか?
今は単語を話し、模倣もしているようですから、ゆっくり発達しているのかもしれません。
ラ行を発音するには、体全体の発達をまたないといけません。
体を使い大きな運動ができるようになると、細かい運動も少しずつできるようになります。
ラ行は舌を弾いて出す音ですから、もう少し待つ必要があるかもしれませんね。
気になるようでしたら、大きな病院の耳鼻咽喉科か小児科にいかれるといいと思います。
そこにはきっとことばの関係の先生STと呼ばれる先生がおられると思います。
そこで、発達相談や発達診断、聴力検査もしていただけると思います。
以前、双子のお子さんを指導したことがあります。
同じ音に誤りがあったり、話しにくさがあったりする場合もありました。
しかし、まるっきりちがうケースもありました。
ことばを話し始めた時期が違い、ふえていくペースも違い文字に対する興味がちがい、覚えるペースも違う子どもさんもいました。
一人ひとり違っていていいのではないでしょうか。
一人ひとりの子どもとじっくり向き合って、できることを「すごいね」とほめてあげ、できないことの中でももうすぐできそうなことを「がんばって」と励ましてあげる。
そうすることで子どもは自立に向かうのではないでしょうか。
今は、お話が好きな子で活発なのでしょう。
もうひとりは静かでおとなしい子なのでしょう。
「今は」とつけたのは、子どもにとってこれからまだまだまなんでいくことが多いからです。
そのなかで逆転することもあると思います。
保健所、耳鼻科、小児科に行って... はる - 2003/04/28(Mon) 21:07 No.201
お返事のお礼、遅くなり申し訳ございませんでした。
早々といただき、とても嬉しかったです。
次の日、保健所での発達相談の日でした。
1歳半検診で異常なしだったのですが、色々と相談したら、3歳検診まで半年毎に診てもらうことになったのです。
やはり、心配な子の方は遅いけど、大丈夫、専門医に診せなくて良いと言われました。低い声で単語を言うのは、中耳炎かもしれないので、耳鼻科には行くように言われました。
次の日、耳鼻科と小児科に行きました。
中耳炎は大丈夫でしたが、やはり、4ヶ月までほとんど聞こえていなかったので、そのときと同じ脳波の検査を再度受けることをすすめられ、1ヵ月後に予約入れました。神経が心配だそうです。
小児科では、問診でした。次から次へと言われ、出来るのに出来ないと言ってしまったことも幾つかありました。
積み木を横並びしますか?との質問等、家に帰ってさせたら出来てました。
問診の結果、最悪1歳半と言われました。
単語しか出ないのは問題なく、大人の言ったことを理解しているかどうかが問題と言われました。2ヵ月後に経過を診てもらいに行きます。
本日、保健所の心理相談の方に結果報告をしました。
やはり半年ほど遅れてるいるけどもまだ2歳半なので何とも言えない、将来、学習障害の心配が無くはないと言われました。
心配しても何も解決しないのですが、今はこの事で頭がいっぱいです。
もう1人が、毎日言葉が増えて、成長が著しく、嬉しい反面、切ないです。
語りかけを多くして、毎日大事に過ごしたいと思います。
ありがとうございました。
Re: 2歳5ヶ月の息子の言葉の発達... 漂泊鳥 - 2003/04/29(Tue) 07:21 No.202
3歳代に近づいてくると、できることがふえてきます。
なんでも自分でやってみたくなります。
しかし、まだまだお母さんの手助けが必要です。
このころから子どもも「いや」といい始めます。
今までなら、何でも言うことを聞いてくれたのに、「いや」と答えることが増えてきます。
二人のお子さんですから、大変でしょうが、これからです。
表現することに答えていくことで、子どもは学んでいきます。
子どもに気づかれないように手助けしながら、「できたね」とほめてあげられるような関わり方を工夫してください。
遊びにも、変化が出てきます。
模倣遊びが見られます。
その遊びの中に入ってあげてください。
子どもとの時間をお母さんも楽しんでみてください。
お子さんは、それぞれにちがった様子を見せてくれると思います。
心配になることもあるでしょうが、お子さんのちがった様子をお母さんは見ることができると思います。
2回目の相談です 投稿者:ふうせんうさぎ 投稿日:2003/04/26(Sat) 19:13 No.199
前回、相談させていただいて1週間ほどでびっくりするほどどもりは良くなり、安心しました。でも、また最近またどもりがでてきました。良くなったときは、普通に話していたので気になっています。
よくなったり、悪くなったりすることはよくあることなんでしょうか?ちなみに単語で言うときはまったくどもらず、長い文を言うときに特にどもっています。普段、おしゃべりなのですが、それも関係しているのでしょうか?また、いつ頃までこのような状態がつづくと本当の吃音者になってしまうのでしょうか?前回も書いたように、私自身軽い吃音者なので気になってしようがありません。
Re: 2回目の相談です 漂泊鳥 - 2003/04/27(Sun) 06:44 No.200
おはようございます。
前回は「楽しい時間を過ごすようにしてください。子どもに安心感がうまれます。すると、話しにくさも消えていきます。」と返事しましたね。
お子さんは、話し方を勉強中なんです。
覚えたことばを使って、経験や思いを話そうとしているんです。
ことばを選んでいるときについ話しにくくなります。
話す器官も、話そうとするスピードで話せるほど発達はしていません。
お子さんがいっぱい話そうとしているんだと受けとめ、話そうとしていることに耳を傾けてあげてはどうでしょうか。
また、この時期は、できることもふえていきます。
しかし急に不安に思い、お母さんのひざの上に戻ってきます。
甘えてもきます。
そのときに、受け入れてあげることで、子どもは不安に思うことに向かっていくことができます。
甘えてくるのも子どもの表現ですから、できる限り受け入れてあげてください。
もう一つの質問に答えるのはむずかしいのですが・・・。
大半の子どもは、何回か話しにくくなり、いつの間にか気にならなくなります。
しかし、いつまでも話しにくくなり気にならないをくりかえす場合があります。
いつまで続けばという基準はありません。
一応の目安として、話しにくい状態が3ヶ月間、消えることなく続いたときは、吃音かと考えています。
お子さんの場合は、ことばを勉強している時期だと思います。
またこの時期は、不安を感じやすいんです。
表現していることに、耳を傾け、答えていくことが大切に思います。
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