・ 逃げた方向がわかりますか?
・連絡しましょう
・ポスターを貼りましょう
・貼る場所・配る場所
・その他の捜索方法
・連絡を待つ

愛犬がいなくなる?
自分のうちの子に限ってそんなこと

         と思っていませんか?



愛犬がいなくなる。庭から走り出す、家から飛び出す、散歩中に逃走する。自分のうちの子に限ってそんなことはないと思われるでしょう。
でも、夏は迷子が多くなります。雷、花火、台風、嵐など、音や風にビックリしたり、発情中のメスを追いかけてしまったりが原因で、首輪をすり抜け、飛び出していってしまうことがあります。 そんな時は様子をみずに、急いで捜索を開始しましょう。

いなくなった後、どれだけ迅速に動けるかが、発見の確率を大きく左右します。次の日会社であっても、お休みするくらいの覚悟で探してください。
人の迷惑を考えず、なるべく大勢の友達、近所の方に協力を求めてください。あなたの愛犬の命がかかっているのですから。


 逃げた方向がわかりますか?

走り出す瞬間を見ていましたか?
走り始めた方向がわかりますか?
しばらく追いかけましたか?
探し始めの方向は、とても重要です。


 連絡をしましょう

まず、管轄の保健所、動物管理センター、警察署、動物病院へそれぞれ連絡しましょう。各機関は連携はされておりません。
中型犬以上は、1日5km以上移動する場合もあるので、隣の市区町村などへも連絡をしておきます。

【保健所、動物管理センター】
 保健所やセンターは、保護したり見かけた人が通報したり、捕獲されている場合があります。事故でも持ち込まれる場合があります。犬の特徴(大きさ、体重、体型、毛色、毛の長さ、首輪の色、年齢や性格)を伝えてください。もし、その時に該当がなくても、後で連絡をいれてもらうために担当者の名前を聞いておくと良いです。担当者からの連絡が行き届いていなかったために、保護されていても出会えない、間に合わないというケースもありえます。電話は2,3日ごとにかけてみてください。


【警察署】
 ペットは法律上は物(遺失物)であり拾得物となっています。迷子になったということは、紛失したということですから、遺失物として交番に届け出を出します。
また、保護した人は警察に届け出をする必要があり、勝手に自分のペットとするのは、法律違反となります。
 警察署への届け出の方法は、名前・住所・電話番号などの連絡先や、ペットの種類や特徴を申告します。写真があるならば持っていくとよいでしょう。

【動物病院】
 主治医はもちろん、電話帳で動物病院を調べて、連絡を入れます。後日ポスターを貼らせてもらえるようにもお願いしておきます。


 
ポスターを作りましょう

連絡が済んだらポスターを作りましょう。

【タイトル】
「探してます」「迷い犬」「○○ちゃんを探して!」などわかりやすく大きい文字で。

【写真】
できるだけ大きいものを。紙の2/3を閉めてもかまいません。

【文字】
パソコンがない方は、手書きにして、写真を貼る位置をあけておく。写真はコンビニのカラーコピーで引き伸ばします。貼るポスターは、下がちぎれるようになってい
ると便利。

【連絡先】
イタズラ電話も多いので仮名にします。その名前宛てにかかってきた方は、犬の情報だとすぐわかります。電話番号は携帯かPHSが無難。

【特徴】
名前、年齢、体重、毛色、不妊の有無、首輪の有無、いなくなった日時や場所、性格などを記入します。

【枚数】
多ければ多いほどいいです。目安はまずは500枚〜1000枚。

【紙の大きさ】
B5またはA4。一人で貼ったり配ったりするなら、B5の方が扱いやすいです。強風の日は、A4だとかなり大変です。


 貼る場所・配る場所

次はポスター貼り、配りです。もし、仲間がたくさんいるならば、ありったけの知り合いを動員してください。ポスターを貼る場所や配る枚数は、多ければ多いほど良いのです。

【公園】
お散歩で犬が入れる公園、川沿いの通りなどもポスターを貼ります。また、その地域のお散歩チームを探してください。広場、公園などには、犬種などで集まる人たちが必ずいます。普段見慣れない犬がいた場合、連絡してもらえるようにお願いします。小型犬は早い時間、中型〜大型犬は夜遅い時間にお散歩の場合が多いようです。

【公共の場所】
銀行、スーパーマーケット、郵便局、交番、お風呂屋さんなど、お願いするとポスターを貼らせてもらえる場所がたくさんあります。

【動物病院】
主治医はもちろん、広い範囲の動物病院へお願いしてください。
50km先の動物病院でも、中型犬なら7日〜10日で移動してしまいます。


 その他の捜索方法

【地方紙掲載】
○○リビング、情報誌などの情報誌に迷子の掲載をします。早いものは翌週発行に間に合うものもあります。発行地域も選べるので、手早くたくさんの方からの情報を期待できます。ただし、文字情報のみ。

【新聞折込】
住んでいる地域の新聞屋さんにポスターを持ち込み、折込を依頼します。

【インターネット】
迷子情報を掲載してくれるHPへ依頼します。

【ペット探偵】
ペット専門の会社を始め、便利屋さんでも引き受けるところがあります。

 連絡を待つ

できる限りのことをしたら、連絡を待ちます。走っていった方向がわからなければ、逃走場所を中心に360度の方向を探さなくてはなりません。連絡があったら、相手の名前と電話番号、見かけた日、時間、場所、犬の特徴(毛色、様子、首輪の有無)を聞きます。連絡があった地域からの連絡がおおければ、方向を絞って、再度、ポスターを貼ります。



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