ザ・キャッスルとは1986年にアスキーが発売したアクションパズルゲームです。 このゲームの特徴は固定画面のアクションパズルゲームに探索要素を付与している点です。 当時(オリジナル版が発売された1984年)のアクションパズルゲームは面クリア型であり、 前の面・次の面といった一次元的なつながりは存在していたものの、上下左右といった二次元的なつながりを持った ゲームはザ・キャッスルが初めてでした。 さらに、ゲームの目的がお姫様の救出であり、その探索要素がドラマ性で彩られていました。 メインとなるアクション要素、パズル要素も歯ごたえのある難易度となっており、8ビットパソコン黎明期の名作と呼べる一本です。
城のどこかにいるお姫様を救出する。
1:自機 |
2:鍵 |
3:扉 |
4:敵 |
5:オブジェクト |
6:得点アイテム |
7:地図 |
テンキーの4と6で自機を左右に移動。スペースでジャンプ。
F1:自滅 F2:ゲーム終了 F3:ロード(タイトル画面のみ) F4:セーブ F5:ポーズ
扉を開くには同じ色の鍵が必要になる。それゆえ、画面上部の地図を取るには、水色の鍵を見つけなければならない。
敵はジャンプで飛び越える事ができる。
地図を取ると画面にマップが表示され、未探索ルームと現在地がわかるようになる。
03-02へ。
レンガなどのオブジェクトを押せば、横や上から、敵を押し潰す事が可能である。 一度敵を倒すと、画面を移動しても復活しない。動かしたオブジェクトは、画面を移動すれば元の場所へ戻る。
最上段へ登る時は、中断の出っ張りからジャンプする。
右下の黄色の扉に入り03-03へ。
水色の鍵を取る。03-02の中段の黄色の扉に入って03-01へ戻り、地図を取る。 03-02の最上段から03-03へ戻ってくる。
ボトルを取ると1upする。
リフトに乗って04-03へ行き、黄色の鍵を2個取って03-03へ戻ってくる。
金庫を押して足場にし、黄色の鍵を取る。金庫をリフトに挟んで破壊してしまうとハマリである。 その場合、F1キーで自滅すると、このルームの初期状態からやり直す事ができる。
水色の鍵を取り、黄色の鍵を使ってリフトに戻る。鍵の重要度は、赤>青>紫>緑>水>黄である。鍵と扉の総数は次の通り。
鍵 | 扉 | |
赤 | 3 | 4 |
青 | 5 | 5 |
紫 | 18 | 23 |
緑 | 25 | 19 |
水 | 42 | 42 |
黄 | 61 | 68 |
03-04へ。
ベルトコンベアを逆方向に進む時は、ジャンプを併用して進む。
右上の黄色の扉に入り、03-05へ。
バリアには2種類の状態がある。通過できない状態と通過できる状態である。 通過できない状態のバリアは動いており、足場となる。 通過できる状態のバリアは止まっており、すり抜ける事が可能になる。
1upと水色の鍵の両方を取るには、一度穴に落ちて、02-05から戻ってくる必要がある。
03-06へ。
03-07へ。
炎を左下の黄色の扉の右にハメ、その上の水色の扉を通過して炎の後ろに回り込む。
炎は斜めの動きに弱い。というのも、炎は上下左右にしか動く事ができないからである。
炎はX座標が4キャラ以内に自機が入ると追跡を開始する(Y座標は関係ない)。 逆にX座標が5キャラ以上離れると追跡をやめる。 この時、自機がY座標から離れたら炎は上下に徘徊する。また、自機がX座標から離れたら炎は左右に徘徊する。 炎の後ろに回り込むと、炎は左右に徘徊する。
03-08へ。
02-08へ。
02-09へ。
黄の鍵を取る。
01-09、01-10、02-10を経由して、残り全ての鍵を取る。
01-09へ。
緑の鍵を取る。
01-10へ。
紫の鍵を取る。リフトから足場へジャンプする時は、足場の先端をすり抜けるようにジャンプする。
02-10へ。
黄の鍵を取る。
左下の鍵は、金庫の上からジャンプするのではなく、下から2段目の足場から横へジャンプする。 上の2個の鍵は、02-06を経由して取る。
02-06へ。
02-05へ。
02-04へ。
02-03へ。
ドンキーコングっぽい鉄骨は、「落ちる足場」のように、一瞬だけ飛び乗って渡る事。 鉄骨にはなぜか摩擦が存在しておらず、上に踏みとどまる事ができない。しかも挟まれると死ぬ。
02-02へ。
レンガで猫を倒しておくと楽。
02-01へ。
01-01へ。
01-02へ。
01-03へ。
01-04へ。
酸素ボンベを取ると水中で行動する事ができる。
水の中を通って01-05へ。
01-06へ。
01-07へ。
01-08へ。
01-09を経由して01-10へ行き、赤の鍵を取る。妖精を助けると、妖精の1枚絵を見る事ができる。 その後、 01-09、01-08、01-07、01-06、 01-05、01-04、01-03、01-02、 02-02、02-01、03-01、03-02、 03-03、03-04、03-05、03-06、 03-07、03-08を経由して、03-09へ。
03-10へ。
04-10へ。
04-09へ。
左上の扉に入り、04-08へ。
虹色の光線を浴びると無敵になる。
04-07へ。
横向きの針は、針の先端に刺さりながら飛び越える。 針の先数ドットには当たり判定がない。ちょっと刺さった状態でジャンプを始めると、上部の逆三角形に引っかかり、 降下のタイミングで針を飛び越える事ができる。
04-06へ。
04-05へ。
04-04へ。
04-03へ。
次の手順でパズルを解く。
初期状態 |
レンガを左へ半キャラだけ押す |
04-02へ。
04-01へ。
スタート地点にあるローソクのすぐ右で待機する事。しばらくすると炎が勝手にハマって動けなくなる。その隙に通り抜けると簡単。
05-01へ。
05-02へ。
05-03へ。
右下の黄の扉に入り、05-04へ。
05-03へ。
05-06へ。
次の手順でパズルを解く。
初期状態 |
壺を右へ押す |
壺を右へ押す |
壺を右へ押す |
05-07へ。
紫の鍵と青の鍵を取る。
05-06、05-05、05-04を経由して 05-03へ行く。 紫の扉へ入り、05-04へ行く。 水の扉へ入り、05-03へ戻る。 05-02を経由して、06-02へ。
次の手順でパズルを解く。
初期状態 |
レンガで埋める。順番は問わない。 |
06-03へ。
06-04へ。
右上の黄の扉へ入り、06-05へ。
右下の魔法使いは、壺で潰す事ができる。 06-04へ行くには、左下の黄の扉へ入る必要がある。
06-06へ。
ここから先の06-07、06-08、06-09は行かない。 行くと黄の鍵が足りなくなってハマリになる。
06-06、06-05、06-04、 06-03、06-02を経由して、 06-01へ。
05-01へ。
赤の鍵を取る。
05-02、05-03、05-04、 05-05、05-06を経由して、 05-07へ行く。
左上の黄の扉へ入り、05-06、05-05、05-04、を経由して、 05-03へ行く。
紫の鍵を取り、05-04、05-05、05-06、 05-07を経由して、05-08へ。
次の手順でパズルを解く。
初期状態 |
壺を右へ押す |
レンガを右へ押す |
05-09へ。
下から2番目の水の扉に入り、05-10の水の鍵を取って、また戻ってくる。
右上の水の扉へ入り、05-10へ。
06-10へ。
07-10へ。
08-10へ。
08-09へ。
次の手順でパズルを解く。
初期状態 |
壺を動かす |
壺を左へ押す |
壺を動かす |
壺を左へ押す |
壺を動かす |
壺を左へ押す |
壺を動かす |
壺を右へ押す |
08-08へ。
08-07へ。
08-06へ。
次の手順でパズルを解く。
初期状態 |
金庫を右へ押す |
金庫を動かす |
金庫を動かす |
バランスを動かす |
08-05へ。
次の手順でパズルを解く。
初期状態 |
レンガを左へ押す。面開始と同時に一気に押すと良い。 |
レンガを動かす |
ローソクを右へ押し、下りのリフトに乗せる |
待機場所で待機する |
ローソクを左へ押す |
壺を動かす |
金庫を右へ押す |
ローソクを左へ押す |
金庫を左へ押す |
壺を右へ押し、下りのリフトに乗せる |
ローソクを左へ押す |
金庫を左へ押す |
壺を左へ押す |
金庫を左へ押す |
壺を動かす |
金庫を左へ押す |
08-04へ。
1個目の壺に一旦着地した後、再度ジャンプし、2個目の壺を足場にして左側へ行く。のんびりしていると、壺が積み上がってハマリとなる。
08-03へ。
次の手順でパズルを解く。
初期状態 |
最初の壺を右へ押す |
壺の上にジャンプしていく |
08-02へ。
08-01へ。
09-01へ。
10-01へ。
水の鍵と緑の鍵を取る。左の穴から、09-01、08-01を経由して、07-01へ。
07-02へ。
07-03へ。
07-04へ。
07-05へ。
07-06へ。
07-07へ。
07-08へ。
07-09へ。
09-09へ。
09-08へ。
次の手順でパズルを解く。
初期状態 |
レンガを運ぶ |
バランスを右へ押す |
レンガを左へ押す |
バランスを右へ押す |
09-07へ。
09-06へ。
次の手順でパズルを解く。
初期状態 |
壺を左へ半キャラだけ押す |
壺を左へ押す |
壺を運ぶ |
壺を運ぶ |
壺を運ぶ |
レンガを左へ押す |
09-05へ。
09-04へ。
09-03へ。
09-02へ。
次の手順でパズルを解く。
初期状態 |
レンガを左へ押す |
レンガを右へ押す |
レンガを左へ押す |
レンガを右へ押して、リフトに乗せる |
待機場所で待機する |
レンガを左へ押す |
レンガを右へ押して、リフトに乗せる |
待機場所で待機する |
レンガを左へ押す |
バランスを動かす |
10-03へ。
10-04へ。
10-05へ。
10-06へ。
10-07へ。
10-08へ。
次の手順でパズルを解く。
初期状態 |
ローソクを左へ押す |
壺を左へ押す |
金庫を左へ押す |
壺を左へ押す |
10-09へ。
10-10へ。
お姫様を助ける。
QUASI88の便利な設定を紹介する。
F12→キー→ファンクションキー設定→F9キー→NOWAIT:ウエイトなし
F12→マウス→ジョイスティック入力→任意のキーを割り当て→上を8(10)、右を6(10)、下を2(10)、左を4(10)、AをSPACE
F12→マウス→マウスカーソルを→自動的に隠す
ザ・キャッスルは、パズル、アクション、探索の3つが揃った名作です。 パズル、アクション、探索は、それぞれ単体でも面白いのですが、組み合わさる事によって面白さが数倍になっています。 パズルは半キャラ単位のずらしがいやらしくて良いです。後のエルギーザの封印でも見る事ができます。 アクションも純粋なアクション面(例えば09-01)は、かなり難しいと思います。 探索も鍵が足りなくなって歯ぎしり必至です。 ザ・キャッスルはパズル、アクション、探索がうまく組み合わされた、名作アクションパズルゲームとなっています。
ジャンプのピロピロ音も忘れられません。 電気屋の店頭でPC-8801版?のデモが実施されていたのですが、ジャンプ時のピロピロ音が周囲に鳴り響いていました。 ジャンプできる距離が長い上、頻繁にジャンプするので、このピロピロ音が鳴り止む事はなかったように記憶しています。 このピロピロ音を聞きながら、隣のPCがゆーっくりした速度で、アニメの絵を描いているのを見たりしていました。 ザ・キャッスルと言えば、パズルでもアクションでも探索でもなく、このピロピロ音なのかもしれません。