鮮鉄(京城)乗り入れ

京元線・咸鏡線

↓ 抜粋時刻表 昭和19年末

下の行先板は中国東北部の牡丹江から図們を
通り、京城(現在の韓国ソウル)までの列車でした。
この列車は終戦近くまで残っていたそうです。

この区間も中国・北朝鮮・韓国を通るルートになり
現在では夢のような列車です。
牡丹江発ソウル行などという列車は今後、二度と
生まれる事は無いのではないでしょうか。

ある意味、現在より平和だったような気もします。

 301レ・302レと思われます

↑ 京城駅(現 韓国ソウル)

ここでは牡丹江〜京城の2枚の
行き先板を展示致しています。

1枚目の方が満鉄マークが若干
大きい様です。

字体はほぼ同じですが良く見ると
”城”の字のはらい方に少し違いが
見られます。

製作時期に少しズレがあるのでは
ないかと想像されます。