満鉄で使用されていた品々(その12)

列車の灰皿(角型)

客車についていた灰皿です。
一般的な角型のタイプです。

中央のフックとなるべきビスが
ありませんがほぼ完全な状態です。

中身もきれいですので未使用で
残っていた保管品ではないかと
思います。

大きさは日本のものよりもやや小柄な
感じがします。

写真の様に上方に本体を引き上げて
手前に倒すと中身の灰を出せるように
なっています。

蓋の中央部に満鉄マークが刻印されて
います。

当時の客車の座席に設置されていた
ものと思われます。

美しい丸型のタイプです。
丸型は珍しい様に感じます。

こちらは中央のフックとなるビスが
付いており完全な状態です。

これもきれいですので未使用で残って
いた保管品ではないかと思います。

材質は角型と同様、アルミ合金の様です。

動作は同じで写真の様に上方に本体を
引き上げて手前に倒すと中身の灰を
出せるようになっています。

角型同様、蓋の中央部に満鉄マークが
刻印されています。

当時の客車の座席に設置されていた
ものと思われます。

列車の灰皿(丸型)