入場鑑札

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@ ”奉天駅揚” スタンプ

当時、このスタンプを押された荷物が奉天駅ホームにも積まれていた事でしょう。

錠前

裏側

 さすがに古いもののためか奉天駅のスタンプのゴム部分にはひび割れが見られます。
写真は紙に試印してみたものですがスタンプに付着しているインクを見るとオリジナルのインクは
紫色だったようです。いずれのスタンプもどこの駅に配備されていたものかは不明です。

”大邱駅揚”のスタンプの方が若干印面の状態が良い様です。

A ”大邱駅揚” スタンプ

 満鉄の倉庫などで使用されていた錠前です。大きく頑丈そうでずっしりしています。
大きさはご覧のとおりで高さ約95mm、重量は572gもあります。
表に満鉄マーク、裏にメーカーでしょうか?OGKの文字があります。

荷札用スタンプ

 駅で扱う荷物に付けられていた荷札に押すスタンプです。
1つは奉天駅で荷揚げするための目印として押されていたものです。もう1つは満鉄ではありませんが
鮮鉄の大邱駅(現在の韓国)で荷揚げするための目印として押されていたのものです。
(印面のサイズ:約25mmx95mm)

表側

 大連埠頭の入場鑑札です。アルミ製で縦55mm、横40mmの大きさです。
埠頭構内出入の文字と中央に満鉄マークがあります。 No0221,No0218

満鉄で使用されていた品々(その9)