桜井西小学校長 井上正一
桜井西小学校のウェブサイトへのアクセスありがとうございます。
本校は、昭和59年(1984年)4月1日の発足から34年目を迎えます。桜井西小学校は、当時の桜井小学校区であった川合、戒重、城島小学校区の粟殿、三輪小学校区の上之庄を合わせた地域を校区として生まれました。歴史ある桜井市内の小学校の中でも新しい学校です。三つの校区から集まった桜井西小学校は、創立当初から「一つ輪」の精神を掲げ、学校、地域、保護者との連携を大切にしながら教育に取り組んできました。
平成29年度の入学式で元気で明るいあいさつをしていた1年生87名の新しい仲間とともに、桜井西小学校は、445名の児童と29名の教職員で「一人ひとりがかがやく子」を教育目標にスタートしました。
本校の子どもたちは、地域の温かい眼差しのもと、のびのびと育っています。しかし、社会の急激な変化は少なからず影響し、様々な課題も生じつつあります。かつては日常の生活の中で育まれてきた社会性や規範意識が育ちにくくなってきています。また、成長期の子どもにとって当たり前の「よく体を動かし、よく食べ、よく眠る」等の基本的生活習慣が乱れてしまっている子たちも増えつつあります。
そこで、本校におきましては、子どもたちに確かな学力を育み、「つどう喜び」「まなぶ喜び」がある学校創りに取り組んでいます。個々で生活することが増えてしまっている中で、学級、学年、全学年と様々な集団で学習したり、活動したりできる学校の役割は、単に学力をつける場としての役割だけでなく、子どもたちに「生きる力」を育んでいく場としての役割も重視されています。本校は、「つどう喜び」「まなぶ喜び」のある学校づくりを通して、これらの課題に取り組んでいます。子どもたちが、学習してよかった、わかってよかった、できるようになってよかったと感じさせる充実した授業づくり。子どもたちが、みんなで過ごすって楽しい、みんなで取り組んだからこんなことができたんだと感じさせるような活動づくりを目指して、授業研究や研修、部会研修に取り組んでいます。
しかし、これらは学校だけでなしえるものではありません。学校教育において車の両輪である家庭と学校が連携し、地域からの確かな後押しをいただきな がら、学校、地域、保護者の連携を更に進めていきたいと考えています。このホームページをはじめ、 たよりや通信また授業参観・懇談会等で、学校の様子や取り組みをお知らせしますので、忌憚のないご意見や感想を寄せていただき、よりよい学校づくりを進めていきたいと考えています。ご協力よろしくお願いいたします。