桜井西小学校長 半田 孝
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本校は、昭和59年(1984年)4月1日の発足から41年目を迎えます。桜井西小学校は、当時の桜井小学校区であった川合、戒重、城島小学校区の粟殿、三輪小学校区の上之庄を合わせた地域を校区として生まれました。歴史ある桜井市内の小学校の中でも新しい学校です。三つの校区から集まった桜井西小学校は、創立当初から「一つ輪」の精神を掲げ、学校、地域、保護者との連携を大切にしながら教育に取り組んできました。
令和6年度は1年生80名の新1年生を迎え、全校児童413名でスタートしました。「一人一人ががかやく子」の教育目標のもと、「自分の個性を発揮して、いろいろな場所で自分らしいやり方で輝こう」と全校児童に呼びかけています。
本校の子どもたちは、地域の温かい眼差しのもと、のびのびと育ち、輝いています。しかし、社会の急激な変化は少なからず影響し、様々な課題も少なくありません。かつては日常の生活の中で育まれてきた社会性や規範意識が育ちにくくなってきています。コミュニケーションを取ることが難しかったコロナ禍の影響も感じます。長時間、ゲームをしたり、ユーチューブを見たりする児童も増えました。成長期の子どもにとって大切な「早寝、早起き、朝ごはん、挨拶」等の基本的生活習慣が乱れてしまっている子たちも増えつつあります。
そこで、本校におきましては、子どもたちに確かな学力を育み、「つどう喜び」「まなぶ喜び」がある学校創りに取り組んでいます。昨年度から、特別活動を研究領域とし、児童の主体的・対話的に活動する力を高めていきたいと考え、研究主題を『個性を認め合い、共に生きる児童の育成〜望ましい集団活動を通して、一人一人が輝く学級活動の指導の工夫〜』として取り組んできました。学級会等、望ましい集団活動を通して、互いに協力して向上し合えるような人間関係を築き、一人一人が輝ける学級集団を充実させることで、児童の学習等に対する主体的・対話的な姿勢も見られるようになると考え、実践しています。
しかし、これらは学校だけでなしえるものではありません。学校教育において車の両輪である家庭と学校が連携し、地域からの確かな後押しをいただきな がら、学校、地域、保護者の連携を更に進めていきたいと考えています。このホームページをはじめ、 たよりや通信また授業参観・懇談会等で、学校の様子や取り組みをお知らせしますので、忌憚のないご意見や感想を寄せていただき、よりよい学校づくりを進めていきたいと考えています。ご協力よろしくお願いいたします。