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蛇(じゃ)
Zya
般若の嫉妬がさらに進んで動物としての蛇体に化した面。
怨霊の女の面であった般若の嫉妬の表現をもう一つ極端にして、とうとう動物としての蛇体に化してしまったのが、この蛇の面です。
制作年代から考えますと、どの怨霊の女面よりもまず最初、この面が竜の面あるいは蛇の面として、鬼神系の面とともに出来上がっていました。
蛇より後につくられた橋姫との中間に、蛇の面を女性化して新しく位置付けさせたのが、般若の面でありました。したがって、蛇の面の工作からは、女性としての
要素や性格を見出すことができません。
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