ギャラリーに戻る| 次の面を見る

狐(きつね)
Kitune


池田家旧蔵面「狐」の写し、あまり写実的に細技をこらすことなく、狐の貌を大づかみに、しかもその神がかった獣性も巧みに表現されている。池田家文庫「御能面作者名寄」明治28年では赤鶴作に擬している。その真偽はともかくすくなくとも室町期にさかのぼる作品と思われる。