アブラゼミの羽化と気温(平成16年7月)
1.観察場所      自宅の庭
2.広さ          5m×8m
3.樹木         もち、紅梅、さつき、凪、紅葉、サルスベリ、その他5種類の木がが密集
  樹齢         もち、紅梅は100年以上、さつきも70年以上その他は15年から30年前後
4.観測時間      午後6時から11時頃と午前6時から6時30分
              (蚊と戦いながら懐中電池で探索)1時間間隔で蝉の羽化を確認する
5.発見数        約96匹(羽化の発見した数)
6.観測期間      7月5日〜7月31日(8月は観測したが発見は1匹だった為グラフ無し)
1.今年は気温が昨年より早く高くなったので蝉の羽化は早くなった?。
  下旬には羽化を見る回数が減った、昨年と比べると一週間羽化の終わりが早かった。
  羽化はすべて7月中に終わってしまった。いつもの年と今年は羽化の状態が違う。
2.狸、ヤモリ、カエル等の外敵に襲われる回数が多かった。
  狸は蝉の幼虫を前足で土を掘り起こし襲う。ヤモリは羽化が始まった頃を襲う。
  カエルは幼虫より大きいが何時襲うのか不明、成虫になるとカマキリにも襲われる。
3.上旬の蝉は羽化に失敗して死亡する蝉が例年より多い(数匹いた)。又別の場所では
   羽化に失敗して死亡している蝉も見かけた、この付近は除草剤を毎年散布している
   せいかもしれない。
4.抜け殻数の比較はこちら

5.実験・・・・・羽化する前の状態の蝉を捕らえて木の枝に乗せると逆方向に方向転換して
         前進する、5匹ほど試してみたがすべて同じであった。なぜか判らない 
アブラゼミの羽化の高さ (調査数 207匹)  
 1.観測期間 7月1日〜8月15日
 2.観測場所 自宅屋敷内(畑を含む)
2メートル以下では昨年と同じような傾向を示すが、3メートル以上で1匹しかは見あたらない。
過去との比較はここをクリックしてください。
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