玉本澤太宮台真司「制服少女たちの洗濯」


 今をときめく宮台真司の第三弾である。この書の主題、つまり「ブルセラ」で大ブレイク!

 内容としては、女子高校生のブルセラ売り、援助交際などの問題が俎上に乗せられている。その中で彼女たちが下着を売る話が出てくる。「動機は?」「案外、バカになんないのよね」

 結局、小遣い稼ぎなんだ。洗濯していない下着の方が高く売れるらしい。これって「生」感覚なのかな?

 「洗濯」がキイワードなのだ。すなわち、汚れたままで売るか、洗濯してから売るかだ。これを彼女たちはサイフと相談しながらしっかりと選択する。

 一方、それを買わされる側の話。これって、いわゆる汚れ物を買わされているんじゃないのかな。彼女たちの汗がふわっと付いている程度なら、まだイイかも。でもそれが、おしっこならどうする? さらにうんこなら? しかも、たっぷり、こってりとね。きたねー!


Copyright(c)1996.09.20,TK Institute of Anthropology,All rights reserved