12AU7/ECC82 の実測データ

 
 




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 12AU7は1948年ごろ、オーディオ用として開発された低μ、低rp、低雑音の傍熱双3極電圧増幅管。同時期に発売された12AX7とともに、今なお、真空管アンプの定番球として高い人気を保っています。

 手元にある球の中から、メーカー別に1本ずつ無作為抽出して下記の動作例に従ってデータを取ってみると、μは16.16~19.36、rpは7.04~9.28kΩ、gmは1.75~2.75の範囲に分布。その平均値はμ=17.63、rp=7.86kΩ、gm=2.26で、メーカーのデータシート値とほぼ一致し、両ユニットのEp-Ip特性カーブもよく揃っているものが多い印象を受けました。



 【データシート値】

  12AU7/ECC82    
バルブ 形状  MT9pin
 ユニット  傍熱双3極
 ヒーター 12.6V/0.15A
 6.3V/0.3A
最大プレート電圧  300V 
最大プレート損失 
(片ユニット)
2.75W
 動作例  Ep  250V
 Eg1  -8.5V
 Ib0  10.5mA
 rp  7.7kΩ
 μ  17
 gm  2.2
 備考(データ元) MAZDA BELVU


 【実測値】   ※3定数(μ、rp、gm)は、上記動作例付近の数値
            ※Unit 2のバイアスは手抜きして4V間隔で拾ってます。
            ※あくまで無作為抽出した1本のデータであって、メーカー毎の傾向を示すものではありません。

  松下 12AU7/ECC82
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.29A
μ U1=16.16
U2=16.35
rp U1=7.91kΩ
U2=7.57kΩ
gm U1=2.04
U2=2.16
<コメント>  μがやや小さいものの、極めて優秀。


  Amperex ECC82
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.30A
μ U1=16.23
U2=17.36
rp U1=9.28kΩ
U2=8.07kΩ
gm U1=1.75
U2=2.15
<コメント>  rpはやや高いが両Unitのカーブ
はよく揃っている。


  SYLVANIA 12AU7A/ECC82
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.29A
μ U1=17.74
U2=17.96
rp U1=7.79kΩ
U2=7.96kΩ
gm U1=2.28
U2=2.26
<コメント>  Unit間の3定数がよく揃っている。


  NEC 12AU7
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.31A
μ U1=19.36
U2=18.21
rp U1=7.04kΩ
U2=7.39kΩ
gm U1=2.75
U2=2.47
<コメント>  まあまあ、かな?


  東芝 12AU7
 <実測値>  ヒーター 6.3V/0.29A
μ U1=17.95
U2=18.95
rp U1=7.77kΩ
U2=7.80kΩ
gm U1=2.31
U2=2.43
<コメント>  東芝の双3極管って両Unitの特性が
揃ったものが多いんですが、今回は
どうやらハズレを選んだのかも…


 
 <実測値> ヒーター
μ
rp
gm
<コメント>  


 
 <実測値>  ヒーター
μ
rp
gm
<コメント>  


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